おわりに（スイスpart1）

夢のようなグリンデルワルトやマッターホルン、サンモリッツ湖…日本に戻ってきてしばらくの間はスイスに行きたい病との戦いの日々でした。ただ、やっぱりスイスはお天気に影響を受けるところが大きく山は勿論、車窓からの印象も全然違ってしまうリスクの高い旅となってしまいます。
が敢えて？2009年夏、再びスイスに行くことにしました！
まずは、今回行けなかったレマン湖、モンブランを訪れます。鉄道は、ゴールデンパスライン、モンブラン鉄道、チョコレート・トレイン、フォアアルペン・エクスプレスに乗車予定。チューリッヒ近郊のシュタイン・アム・ラインやルツェルンも寄るまたまた欲張りな旅をプランニング中です。今回は旅の準備も含めてブログに載せようかと思っておりますので、是非また遊びに来てください！

2007年8月9日午前 チューリッヒ

とうとうスイスを発つ日。天気は相変わらず雨。とうとうチューリッヒでは青空を見ることができませんでした。


それでも深い緑色を湛えたリマト川沿いの街並みは素敵です。尖がった教会の屋根が印象的です。


街によって建物の感じは随分違います。


残念ながら乗る機会がなかった市電。


またいつかゆっくり来たい、そんな思いいっぱいにチューリッヒを後にしました。


チューリッヒからアムステルダムを経由して成田へ向かうのでした。

2007年8月8日午後 チューリッヒ

なつかしい？チューリッヒに戻ってきました。初日と同じアレキサンダーホテルにチェックインし、街へ出かけます。雨がだいぶ強いので観光はあきらめ、バーンホフ通りをお買い物することに。まずは、トイシャーでシャンパンチョコを購入。日本より断然安いです。その後ぶらぶらしたものの雨はどんどん強くなり、とりあえずスタバで一休み。なかなかおしゃれなスタバです。


夕飯はホテルの前のカフェレストランへ。特に期待していなかったのにめちゃくちゃ美味しかった！


近くのマックでコーヒーを買って帰ります。マックカプレーゼ美味しそう。結構メニュー違うものなのですね。


初日は遅かったせいか気づかなかったのですが、ホテルの近くにはレストランやマック、スーパーのミグロも近く便利なところでした。部屋はこんな感じです。広くはないけど、シンプルで落ち着くいい感じの部屋でした。

2007年8月8日午前 マイエンフェルト

早朝、小雨の降るサンモリッツを後にし、ハイジの里、マイエンフェルトに向かいます。
クールまでは氷河急行のルート。但し今回は、パノラマ列車でない普通列車です。空いているし窓も開くので普通列車の旅もなかなか快適です。


ランドバッサー橋も窓を開けて誰にも邪魔されず撮ることができます。でも天気が悪いとやっぱり盛り上がりがいまひとつ、、


クールで乗り換えて15分ほどでマイエンフェルトに到着します。駅員もいない小さな駅です。ここで困ったことが。コインローカーが小さすぎてYちゃんのスーツケースが入らない！しかも2人とも小銭がなく私の荷物も入れることができません。近くに売店はおろかお店もなし。これといったトラブルの少なかった旅で最後の最後に問題発生。目的のハイジの家まではだいぶ歩きそうなのでこの荷物は大変。とりあえずインフォメーションに行くことにします。駅から5分ぐらいのところにお土産屋を兼ねたインフォーメーションがあり、だめもとで荷物を預かってくれないかと頼んだところ快く預かってくれました。ほっ。

まずは、ハイジの泉を目指します。あたりは一面葡萄畑。


ちょうど葡萄がたわわに実ってます。


ところが、、どこまで行ってもハイジの泉がない！どこまで行っても葡萄畑が広がるのみ、あきらめて一旦スタート地点に戻ります。
途中、行きに気になっていたワイナリーのワインショップ。本当はハイジの家の帰りに寄りたいところだけど、旅行中は行きたい時に行かないとなんらかの原因によって？二度と行けなくなるパターンがよくあることを思い出し、思い切ってこのタイミングでワインをゲットすることにします。


お店はワインはもちろんいろいろな果実酒が可愛らしくディスプレイされています。


お奨めの白ワインください、、とお願いしたかっただけなのに通じない。ドイツ語圏ではWは発音しないんですね。。居合わせたアメリカ人旅行者に通訳してもらいました；；そしてお奨めされたのがこのシャルドネ。スイスに行く前にスイスワインはいまひとつだよって云われてたのですが、どうしてどうして。すっきり爽やかな美味しいシャルドネでした！


ハイジの泉にはたどり着けなかった代わりに素敵な街の泉に遭遇。


いい感じに崩れた石壁。本当は背景に美しい山が広がっているんでしょう、ちょっと残念な天気です。


そして今度はハイジの家が見つらない。。もちろん地図はみてるのだけど。さすがにここはあきらめるわけにもいかずに途方にくれたとき見かけたわんこ。実はこのワンコがいるお家から細い坂道を上がって行くのが正解でした。。教えてくれよぉ。。


ようこそハイジの家への看板です。日本語なのでわかりやすい！


高台にあるので町がきれいにみえます。


まずはゆきちゃん達のお出迎え。


こちらがハイジの家。


そしてハイジの家の入り口。なかなかハイテク？です。


ハイジとペーターと。意外と大人顔のハイジです。。


窓からは美しい田園風景が広がります。


帰りはあのワンコがちゃんと見送ってくれました。


マイエンフェルトはハイジだけでなく町並自体も素敵です。こんな屋根の雰囲気のある家。カーヴ？


こちらは教会でしょうか。落ち着いた佇まいが魅力的です。


エンガディンとも違う可愛らしい家々。


荷物を預けていたお店でお土産を購入したあとお礼を言って駅へ向かいます。
駅周辺にはランチをとるような店もなく、ベーカリーで買ったパンをホームで食べながらチューリッヒに向かう列車を待ちます。

2007年8月7日午後 サンモリッツ

晴天率88%のシャンパン気候にもかかわらず、お天気が悪いので（；；）ピッツ・ネイル展望台をあきらめ、エンガディンの村のひとつ、シルス・マリアに行くことにします。
バス停からすぐに、緑に囲まれたニーチェ記念館があります。


パステルカラーの家々が続く素敵な町（村？）並みです。


エンガディン博物物館のようなお家。このベージュに白い模様の組み合わせが一番映えるような気がします。


レストランもセンスの良い装飾。


ここも氷河からなのか乳白色の川が流れます。


花壇も可愛らしくアレンジされています。


シルス湖に続く道。雲と山が連なってちょっと幻想的。


反対の森に向かう道沿いには、お気に入りのピンクの花が風にそよぎます。


この道沿いにあるベンチに座ってしばらく静寂な時間を堪能します。。


遠くの木々や家々がなんか物語の世界のようです。


バスでサンモリッツに戻ります。エンガティンの村はガイドブックでは扱いが小さいですが、かなり良いところでした。時間があれば是非ソーリオにも行きたかった。。
こちらはバス停で会ったおりこうわんこ達。


エンガディン・バスは2台連結された赤い手すりがオシャレなバスでした。（湘南台で走っているバスに似てる気が、、）


学校広場のバス停に到着。