
出羽三山巡りの最後は湯殿山。大鳥居は平成5年に建てられたらしい。

湯殿山神社本宮までは参篭所から少し歩いて行く。

湯殿山神社は1400年ほど前の丑歳丑日に開山されたそうで、牛は神様の化身と崇められている。
実は湯殿山神社本宮周辺は撮影禁止になっている。
本宮に着くと裸足になり、お祓いを受けてから参拝に向かう。
赤茶色の大きな岩にお湯が流れているのを登って、谷の方向に向かって拝礼をした。
後で知ったが、どうも大きな岩そのものが御神体ということらしい。

参拝後、参篭所に向かって下りていく。

途中の御沢橋から下の梵字川を見る。昔は橋がなくて本宮に向かうのは容易でなかったことだろう。

道路の両側に咲くシシウドなどの花を見ながら下る。

オタカラコウを見たのは何年ぶりだろうか。高峰高原だったか宮ケ瀬だったか箱根だったか?

シラネセンキュウが間もなく開花しようというところだろう。

赤とんぼがフイと止まった。

アジサイのように低いところで咲いていたのはノリウツギだ。

ヨツバヒヨドリにモンキチョウが止まった。

ヨツバヒヨドリはあちこちに咲いていてチョウたちに人気のようだ。
ウラギンヒョウモンとは久しぶりの出会いだ。

コチャバネセセリもやってきた。
じっくり観察していると、もっといろいろなチョウが見られるに違いない。

この後、参篭所でおいしい昼食を頂いた。
長らく引き延ばした出羽三山参り報告の締めとする