業務日誌

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あいつの名はケアマネージャー

強力ヘルパー列伝 

2006年07月16日 | 担当者会議
併設のひがし訪問介護ステーションには、超強力なヘルパーがいます。

これまで数々のすごいヘルパーさんを見てきた私ですが、この方はダントツです。
バツグンです。
仮にお名前をマリリンさんとしましょう。
このマリリンさん、どのようにすごいかと言うと…

マリリンさんが少し前、とある利用者宅でお料理の家事支援に入っていたとき。
彼女は利用者の好きなお魚を焼いていました。
古いお宅でのお料理なので、換気が不充分だったのか、マリリンさんは魚焼きグリルからもうもうと排出されるケムリにまかれてしまいました。
ケムリが肺に入ってしまい、マリリンさんは激しくむせ、咳が止まらなくなってしまい、とうとうそのせいでなんと肋骨骨折してしまったのです。
マリリンさん62歳、初老のヘルパーさんです。

しかし、マリリンさんのすごいのはここから先。


なんと、マリリンさん法人に労災を請求しました!


法人は大モメにモメましたが、結局この事故を労災扱いで処理しました。
マリリンさんの勢いに負けたといったほうが正解です。

他にもこのマリリンさんの逸話は数々あります。
私の担当利用者宅では、利用者の足が弱ってしまって歩行状態が危うく、透析への送り出し介助が大変だからと、勝手に利用者家族に直接交渉して車椅子レンタルを“決めて”きてくれたり、家事で入っているお宅の利用者がデイサービスから帰ってくる間の時間がもったいないからとマンションの花壇の草むしりをしてくれていたり、苦情の嵐です。
ヘルステの主任も頭を抱えていますが、ここまで性格障害が固まってしまっているともう修復は不可能のようですね。
そんなマリリンさんですから、せめて自分の利用者の担当がこのマリリンさんに当たらないようにと願っていますが、どうもこのひがしヘルステでマリリンさんが担当になるのは事業所にとっての捨てケースらしく、なぜか私の利用者に多いんです…。
これって、私というケアマネが、面倒なうえにたいして収益のない仕事ばかりをふっているということなのか。
それとももしかして、私がひがしのヘルパーさんたちから嫌われているってことなのだろうか、と苦笑するしかない事態なのでした。


ヘルパーの皆さん(特に御年を召した方)。
咳き込みによる骨折には注意しましょうね。

 ゴホンゴホン

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1 コメント

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Unknown (見てみたい気が…)
2006-07-16 09:40:57
寿限無さんとこの鬼のケアマネvs強力ヘルパー。

自分とはまったく関係のないところでなら

是非見てみたいですね。





おとろしや…
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