業務日誌

許せないヤツがいる 許せないことがある
だから倒れても倒れても立ち上がる立ち上がる
あいつの名はケアマネージャー

アンタッチャブル!part3

2006年10月30日 | 担当者会議
※ 画像は森由岐子/ひばり書房。

ヘルステにて鼻くそと。

私は、マリリンさんから相談を受けたことやその内容を、すべて鼻くそに話しました。
マリリンさんがリンダさんの病気?について不安を感じていること。
自分は騙されて派遣されているのではないかと思っているらしいこと。
自分がB型肝炎に感染したら絶対に訴えるとイキまいていることも。
私はこうも言いました。
「でもそれは、ヘルステで何の情報も与えられていないことが原因ではないかと思います。」
ちなみにHBs抗体については、鼻くそはちゃんと正しく知っていました。
鼻くそはそんじょそこらのヘルパーよりもはるかに医療の知識があります(ついでに言うとここにいるおちゃらけケアマネよりも)。さすが、どんなに腐っていても医療法人のヘルステ主任です。
けれど、だったらどうしてそのことをマリリンさんに教えなかったのでしょうか。
私がそう言うと鼻くそは怒って言いました。
「どんでもない、マリリンさんはこれまで1度だって、私にリンダさんの病気について質問したことなんてないのよう」
聞かれなかったから教えなかった。
必死で弁解する鼻くそです。
それが言い訳になると思っているのですから呆れたものです。
ヘルパーは毎月勉強会をやっている。もちろん感染症についても何度も指導した。ヘルステでは持ち出し自由の使い捨てグローブや、手指消毒用のウェルパスを全員に分け与えている。自分たちが登録ヘルパーに情報を与えなかったなんて言われる筋合いはない、聞けばちゃんと教えると言うのです。
しかし、リンダさんの派遣を開始するにあたり、あらかじめ訪問介護計画や事前の情報をあげたりはしていないようです。要するに突撃!お宅訪問!方式で派遣しているということらしい(このヘルステはヨネスケ揃いか)。

これはなにもリンダさん宅に限ったことではないようです。

私には、このヘルステの職員教育をどうこう言う権限はありませんし、そのつもりもありません。それは鼻くその仕事です。
鼻くそがこれまでどんな指導をして、結果どんなことになっているのかは鼻くそ自身が1番わかっているはずです。10年間もの間、したい放題のことをして、何か問題が起こるとヘルパーをかばうだけ。結果、周りは「鼻くそヘルステ主任はヘルパーに甘すぎる」とあきらめて片付けざるを得ない。よく出来た人情劇です。
でも、私はもう知っています。メアリーの一件でよーくわかっています。
鼻くそがヘルパーをかばうのは、そうすることで自分が責任から逃げられるからです。かばうという行為は、かばっている相手に非があるということをアピールしているのと同じですから、責任者のとる行動とはいえないと思います。
本当の責任者なら、それは自分の責任ですとちゃんと言えるはずです。そして本当にヘルパーのためを思うなら、もう2度とそのヘルパーさんが同じことで叱られないように指導してあげるべきです。
まったく、こんな責任者のもとで仕事をしなくてはならないヘルパーは哀れです。何年経験を積んでも、決してまともにはなれないでしょうよ。

鼻くそや鼻くそヘルパーがどうなろうと知ったこっちゃないのですが、リンダさんは私の担当する利用者です。
「とにかくマリリンさんの誤解をなんとかして下さい。HBs抗体についてももう一度きちんと説明してあげて、マリリンさんがリンダさん宅でイヤイヤ逃げながら仕事をするなんてことのないようにして下さい。リンダさんが気の毒なので、ちゃんと仕事をしてもらえるようにご指導をお願いします。」
鼻くそは、近いうちにマリリンさんと個別で面談して、ちゃんと話をすると約束しました。
実際その翌日には、鼻くそがマリリンさんとヘルステでずっと長いこと話し合いをしているのを見ました。
その後もマリリンさんはリンダさんの担当を続けていましたので、私は問題が解決したものと思いひと安心しました(このままほっとくには心配なので、近いうちにリンダさん宅に行ってみようとは思っていましたが)。


.............そのほんの数日後、再びマリリンさんが私に相談にやってくるまでは、まさかこのことがあんなおおごとに発展するとは思ってもみませんでした。


ウンザリしながらつづく


※文中の『HBs抗体』のリンクは、読者のなーちゃさんに教えていただいたサイトを貼っています。ありがとうございました。