業務日誌

許せないヤツがいる 許せないことがある
だから倒れても倒れても立ち上がる立ち上がる
あいつの名はケアマネージャー

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アンタッチャブル!part4

2006年10月31日 | 業務日誌
※ 画像は、たぶん『D・M・C/デトロイト・メタル・シティ』の一場面だと思われ。

鼻くそからHBs抗体についての正しい説明や、リンダさんのB型肝炎は通常の業務では感染しないことを指導してもらったはずのマリリンさん。
「よくわかりました」と納得して、またリンダさんの担当に戻ったはずのマリリンさん。
その彼女が再び私のもとにやってきたのは、それからちょうど1週間ほどたった日のことでした。


「ケアマネさん、今ちょっといいかしら」
今度はなんなんだ、と私は身構えました。
マリリンさんはいつもの作り笑顔で、まず私にお礼を言われました。こないだはお手数かけました、おかげで鼻くそ ヘルステ主任と話ができたと。
だったらもうケアマネに用はなかろう。早々に立ち去るがよい。
しかし次の瞬間、その場を立ち去れなくなったのは私のほうでした。

鼻くそから説明を受けて、仕事(リンダさん)に対する不安こそなくなったものの、派遣前に利用者の情報を与えてもらえなかったことに対する恨みをどうしても払拭できなかったマリリンさん。
なんと区役所の介護福祉課に訴えたというのです。

「い、今なんと?」
私、文字通り腰がくだけました。
マリリンさんの話はこうです。

確かに鼻くそヘルステ主任からは、リンダさんのB型肝炎は感染力のないもので、通常の仕事では怖れることはないと教えてもらった。
しかし、そうとはいえ、利用者の現疾患や既往症の情報をもらえずに仕事にあたることがどんなに自分たちヘルパーに不安を与えることか、それについてはヘルステ主任は『聞けば教えた』と言うだけで謝罪もなかった。納得できない。
(※「ではもし感染していたとしたら補償はあるのか」というマリリンさんの質問に、鼻くそは「あるわけがない」と答えたと言うのですが…)
そこで私は、ヘルパーというものはどの事業所でもこうなのか、利用者の情報はもらえないものと規約か何かで決まりでもしているのか(※鼻くそヘルステではこの“決まり”を『個人情報保護法』と説明したというのですが…)、もしヘルパーが業務上で何かの感染症に冒されても本当に補償はないのか、どうしても知りたくて区役所の介護保険課まで行ったと。

ひえええええ。
「そそそそれで、介護保険課はなんと言いましたか?」
と私が聞くと

介護保険課の職員はとても驚いて事業所名を教えて下さいと聞いたと。

どえええええ。
「そそそそれで、マリリンさんはなんと答えたのですか?」
まままさか…

するとマリリンさんは、私のうろたえた顔を見て
「いいえ私は事業所名も自分の名前も、もちろん利用者さんの名前も明かしてませんよ」
と、さもおかしそうに言うのです。
「でもね、介護保険課の人は私に『その事業所はおかしい。もしあなたのおっしゃることが本当なら大変な問題です。必要なら血液検査をして、それからあらためてお話を伺いますのでまたいつでもいらっしゃい』と言ったわよ。それからもし私がHBsだかHCVだかHIVだか、とにかく何かに感染してしまったら労災になるかもしれないとも言われたわ。」

ちょっと待て。

「マリリンさん、その問題の抗体はHBs抗体だと、介護保険課にちゃんと言いました?」
「ええちゃんとHCVだと話したわよ。あれ?HBcだったかしら?やだもう(笑)」

だめだこりゃ。


もうあかん。私の手には負えん。
ウチは医療法人だぞ。
その併設のヘルパーが、あろうことか介護保険課で自分の職場の感染症教育がアナだらけだということを暴露したばかりか、コト次第によっては立ち入り検査になるかもしれなかったようなバカをしでかしておいて、何も知らずに職員が同情してくれたと威張っている。
ましてや「うちの法人はヘルパーに事前情報を与えず派遣に出す」だの「ヘルパーには何の補償もされないと言われた」だのと、自分はナニゲに相談しに行ったつもりだろうが、それがどんなに大変な結果になるかまったく理解してない。
ヘタすりゃ営業停止一歩手前か厳重注意だぞ。
そんなことにでもなったら、事実はどうあれマリリンさんがひとりで騒ぎ立てたことにされてしまって、トカゲの尻尾きりよろしくババを引かされるに違いないというのに。


私はもう反論する気力もなくなってしまって、申し訳ないけどまたしばらく時間をくれと言い残してその場から逃げるように去りました。
その足で一件、どうしても外せない訪問に出て、帰所後すぐさま事務長に助けを求めました。

…私から話を聞いたときの事務長のひとこと
「ア・・・・アホか!」(ためてためて吐いた)
は、未だに忘れられません(笑)。


…この始末は一体?まだまだつづく!
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