業務日誌

許せないヤツがいる 許せないことがある
だから倒れても倒れても立ち上がる立ち上がる
あいつの名はケアマネージャー

アンタッチャブル!part1

2006年10月28日 | 担当者会議
※ 画像は巨匠楳図かずお。なんて漫画なのかは不明。

決して正義漢ぶちカッコつけてるワケではありません。
私、病気で人を差別する人キライです


10月のはじめの頃だったかな、私が担当している利用者リンダさん(仮名・要介護2・72歳)宅の担当ヘルパーマリリンさんが、事務所に相談にやってきました。
マリリンさんはひがしヘルステ最強のヘルパーさん。
利用者宅で魚を焼いた煙にむせ、肋骨を骨折して労災を請求したツワモノ。
そんなヘルパーさんから相談…イヤな予感。ヒシヒシ。

マリリンさん:
「今までどうしても言えなかったけど、ここ最近リンダさんの体調がすごく悪いのよ。」

いきなり

おいおい、何を考えてるかは知らないが、利用者の体調不良を見つけたらすぐに報告してほしいし、わたしゃそれを咎めたり拒否したことはない。どうしても言えなかったとはどういうことだろう。
マリリンさん:
「こないだもね、朝リンダさんを透析のお迎えに行ったら、血の混じった下痢をしたまま布団の中でうなってらしてね。」

リンダさんは家族と同居していますが日中独居のご家庭…手っ取り早く言えば介護放棄に近い状態です。
糖尿性腎症で透析を受けてて、自力でタクシーに乗れないのでヘルパーさんによる送迎車への送り出しと迎え入れサービスを組んでいます。しかし、それすら前任ケアマネが家族に必死で頼み込んで入れたサービス。介護サービスに理解のないご家族をなんとかしようと、ここ数ヶ月いろいろと頑張ってきましたがまだ壁を壊せません。私のアプローチが弱いか、間違っているかです。うう。
でも最近ホントにリンダさんの体調が悪いんだよね。
マリリンさん、色々と心配してくれているんだろうなあ。

マリリンさん:
「それにこの前だってねえ、なんでだか知らないけど身体中に湿疹が出来ていて、それがものすごく痒いらしくて自分で掻いてしまうらしいの。で、両下腿なんか掻きむしってて血まみれだったのよ。」
私:
「血まみれになるまで…そうなんですか、クリニックから痒み止め軟膏が出ているのは知ってましたが、そんなに痒いんですねえ」
マリリン:
「それでね、リンダさんが私に、それを掻いてほしいと言うの。私も困ってしまって、タオルでもって背中や足を掻いてあげるんだけど、リンダさんが嫌がってね、素手で掻けと言うのよ。」
私:
「それは困りましたね。掻くと余計悪くなるし、不衛生なのでヘルパーに掻かせてはダメですよと私からもお願いしておきますね」

するとマリリンさん、苦笑いで私に言うのです。

マリリン:
「お願いしますよ、もう。素手なんかで掻いたりして私に病気が伝染ったらケアマネさんにも責任とってもらうから。」



私:
「…マリリンさん、なんのことを言っておられるのか私にはサッパリなんですけど?」

マリリンさんの表情が一変。
それまでどうにか顔にはりついていた作り笑いが、みるみるうちに憤怒の形相に。

マリリン:
「ケアマネさんが知らないなんて、そんなはずないじゃない!ここのヘルステ主任もクリニックの看護師さんたちも、みんなで私を騙しているんでしょう!」

なんだなんだこの『いいがかり』は。つか話の脈絡ないし、ワケわからん。

マリリン:
「リンダさんはHBsという病気でしょう!それは感染するんでしょう!!ケアマネさんもヘルステ主任もクリニックの人たちもみんな知っていて、隠して私をリンダさんのサービスに行かせていることぐらいわかってるのよ!」


!!

つか

おい。



ひがしヘルステのいいところ。
この悪徳ヘルステにそんなものがあるとしたら、それは、医療法人だけに、医学的知識が他のヘルステよりも格段にレベル高だということ。そのためこのヘルステはひがし訪看と仲が悪いのです。
と、今の今まで私は信じていた。
なのに、このマリリンさんの怒りの発言はナニ?

まてまてまてまて、HBs、そのあとなんと言った?
私がクリニックにもらったアナムネには確か、HBs抗体(+)と書いてあったはず。しかしそれならもう免疫が出来て感染しないということではないのか?
それとも私がHB“s”とHB“e”を勘違いしてるのかな、アレ、でもその違いってなんだっけ。

こんなときは自分が看護師でないことがうらめしい。
ただ漠然とリンダさんのB型肝炎はもう過去のもので、現在は感染の可能性はないに等しいということをなんとなく知っているだけで、でもマリリンさんを納得させられるような説明が私には出来ない。
うーん、どう対処しよう。医療法人のケアマネだというのに、情けない。

どんどん感情がエスカレートし、
ヘルパーだって人間だ!
ヘルパーにも人権を!
といきり立っているマリリンさんを目の前にして

トホーにくれつつPart2につづく









立つ鳥 あとを濁さず

2006年10月28日 | 重要事項説明書
※ 画像は鍛えるゴルゴ。世界的スナイパーと言えども日々鍛錬。


笑顔があなたを待っています!
ひがしヘルパーステーションでは、常勤ヘルパー及びサービス提供責任者を探しています。
医療法人ひがし会併設ひがしヘルパーステーションでは、常勤ヘルパーを募集しています。経験不問。ヘルパー2級・1級または介護福祉士資格保持者。要普免。
パート(登録ヘルパー)も随時募集中!
時間給①生活援助 1040円 ②身体介護 1450円/通勤手当実費。
明るくやる気のあるあなた、私たちと一緒に働いてみませんか?
※医療法人ひがし会は、東○経○誌『日本“○ぐ病院”ランキング』○○位にランキングされています※



そうなんです。
とうとうこの日がやってきました。
監査前に提出された辞表、その時点では狂言だったのですが、監査の状況を見た鼻くそは突然その辞表の受理を迫り、辞める辞めたい辞めさせろとゴネまくったそうです。

鼻くそ退職決定。

え?懲戒免職じゃないの?と思った方。同志ですw。
しかしそこはそれ、ヌルいヌルいひがし会ですもの。

オモテ向きは休養のための長期休職?らしいのですが、鼻くそのことですからわかりません。どうせ追跡監査から逃げるために決まっています。
それと管理者責任。
鼻くそヘルステ、メアリー@石井家の一件のせいもあり、事業所の売り上げがサッパリ落ちています。
また、今日初めて知ったのですが、先日の監査でやはり報酬返還命令が出ていたらしく(すごい身体・意味不明の身体・長い身体・時間の近い1日2回派遣など5,6事例)この返還の作業を済ませたあと、鼻くそは退職することとなりました。


しかし、経営や管理がスムーズにいっている状態ならともかく、今のひがしヘルステをまっとうな事業所に戻す(というかそもそもまっとうではなかったが)のは至難のワザです!

ひがしヘルステの危機です。

空中分解寸前です。

事務長は、サ責の求人に大わらわ。
ヘルステ内には不穏な空気が流れています。
目くそと耳くそは後任争い。
登録ヘルパーもガタガタです。

鼻くそ、やってくれました。
でっかい置き土産です。




あとが大変なことになっています。






この私、この退職に関係アリ?みたいです。


思考回路が回復し次第、ブログを再開させていただきます。
しばらくお待ち下さい。