※ 画像は『魔太郎が来る!』藤子不二夫著。…知っている人はもう少ないかもしれないなあ。
ちょっと言っときたいのですが、前ログ末に書いた私のポリシーみたいなもの
いくら併設事業所にでも、自己判断でタダ働き同然のことを依頼しない
とは、ゴリ押しというか無理ムリな仕事を頼んでしまう⇒借りを作る⇒あとあと自分の首が絞まる。なのでやらないと決めているというイミです。
自分の仕事に便宜を図ってもらったりする(ラクをさせてもらう)と、絶対にどこかでそれ相当のものを返さなくてはならなくなる。その覚悟やそうならない自信がないので頼まない。信念があるようで、実は逃げているポリシー。
少しでも自分に非があるときは口答えや言い訳をしない
とは、まあ社会人として当然のことですが、悪いことをしたら「すみません」でカタをつけられても、問題はそのあとだとよくM主任(元職場)が言ってました…大切なのは「もうしません」の約束だと。自分が間違っているところがあればそこは認めていかないと進歩がないんですよね。認めてしまえばあとは繰り返さなければいい。そう考えると、1番大事なことは「自分の何がいけなかったか」を理解できるようになることなんですね。それが出来れば口答えや言い訳はなくなるはず。
だとしたら逆に、口答えや言い訳しなければ、「あ、この人は自分が悪かったところがどの点なのかちゃんとわかってるんだな」ととりあえずは信用してもらえたりする…つまり自戒ではなく処世術(笑)
とにかく、偉そうなことを書いてしまったことがムズ痒いので“言い訳”してみました。
さて、肩を落として透析ルームへ上がってゆき、まずはケリーさんに謝罪。
ケリーさんに「ヘルパーに断られた」という心細い思いをさせたくないので「すみません、私がきちんと連絡をしなかったものだから、ヘルパーさんに予定が入ってしまって明日のA大hpにはヘルパーさんをつけられなくなりました」と。
ケリーさんはがっかりしてしまい、それまで忘れていられた受診の道行きに対する不安を思い出したかのような表情に。だったらやっぱり押し車を出しとかなきゃ。ひとりで行くのなら、鍵や保険証をまた失くしたりしないように注意しなきゃ。オロオロ。
ケリーさん、下肢はかなり弱っていますが意志の強い方なので、近医だと頑張って自分で歩いて通われます。しかし、このA大hpというのは、まるでひとつの町のように大きな病院で、私学というせいもあり患者が気後れしてしまうほど豪華絢爛な造りで、バカ広いため初診患者が行けばまず迷う(高齢者だしなあ)でしょう。
ケリーさんが普段行く病院のように床にダサいテープで方向指示がしてあるワケじゃなし。受付は全部自動化で、どこにどのカードを入れればいいのやらとまどってしまうだろうなあ。いまだに受付の機械に向かって「もしもし、整形の○○先生お願いします!」と叫ぶ高齢者いるし…。
もともとケリーさん、このA大でシャントを作った方なのですが、行ったのはそのとき1度、1週間のopeの間だけ。以後引っ越したため自宅から遠くなったし、シャントopeした数年後にA大が大改築しているので中の様子もわからない、なのでひがしドクターも近医に紹介状書こうかどうしようか迷ったらしい。
でも鼻くそが依頼を受けたので、だったらやはりシャントのデータのあるA大hpに行ってもらおうとなったんです。
すべては鼻くそが依頼を引き受けたことに繋がっていく。
しかもこのケリーさん、鼻くそヘルステのヘルパー利用者でもあるのです。
むーん、どう考えても鼻くそ頭に来るぞ。やっぱり1番悪いのはおまえだろ。
しかしそんなことを言ってる場合じゃないな。
結局ケリーさんは健気にも「ヘルパーさんに迷惑かけられないから、自分で行ってみる」ということになりました。そして透析ルームの主任やユミちゃんと相談し(森師長はお休みだったのです)、一応家族に報告して了解を得て、その上でもし明日朝の出発前ひとりで受診させるのが不安な状態であればそのときは私が連れて行く、ということになりました。
それから今回のことを森師長にご報告申し上げなくてはならないのですぐさま連絡票を作成し明日イチにお目を通していただけるよう透析主任経由で提出。
事務長に事情を話して、A大hpの医事課に頼んで本来なら予約のとれない初診の予約をとってもらいました。(事務長も大変に鼻くそに憤慨してました)A大ナースや受付宛に私の携帯番号を書いた手紙も持たせた。
治まらない腹の虫と、ケリーさんへの申し訳なさでいっぱいになり、もうこの法人ではやっていけないのではないかと悩んだり(とはいえ、その想いはほぼ毎日私のココロを襲うのですが)しましたが、とにかく現時点で出来ることはすべてやって、明日森師長のお叱りを受けるしかない。
人事を尽くして天命を待つ。
そして次の日、ケリーさんのご家族から「今無事にタクシーに乗って行きました、大丈夫だと思います」との電話をいただき、ホッとひと安心。帰りに気分が悪いときは必ず連絡して下さい、と念を押して、その報告をもって森師長のところへ。
...................森師長との会話を記載する前に...................
この直後に判明したことですが…
やっぱり私、ケリーさんのこの受診に関する依頼、受けていませんでした。
森師長が『ケアマネに確認済』と記録されていたのは、私が不在のときに森師長が居介に内線で「ケリーさんの限度額はどうなっているのかしら?」とお尋ねになり、カニちゃんやアイリンさんが私の代わりにワイズマンを開けて「まだまだ余裕があります」と応えてくれた、つまり私ではないけどひがし居介のケアマネに、限度額の確認をなされたという意味だったのです。
受診や通院がいま訪問介護でどう扱われているのかなどご存知ない森師長は、限度の枠さえあれば鼻くそに依頼できるものとお思いになり、ケアマネを介さずにこの受診を組んで下さったのです。
..........絶句...........
悔しさや怒りよりも、とりあえず森師長に叱られる材料半減でハリケン泣くほど安心。
出来るだけ短くまとめようと思ったのですが、このようなミスを2度と犯さないための備忘録なので長文すみません…。
ちょっと言っときたいのですが、前ログ末に書いた私のポリシーみたいなもの
いくら併設事業所にでも、自己判断でタダ働き同然のことを依頼しない
とは、ゴリ押しというか無理ムリな仕事を頼んでしまう⇒借りを作る⇒あとあと自分の首が絞まる。なのでやらないと決めているというイミです。
自分の仕事に便宜を図ってもらったりする(ラクをさせてもらう)と、絶対にどこかでそれ相当のものを返さなくてはならなくなる。その覚悟やそうならない自信がないので頼まない。信念があるようで、実は逃げているポリシー。
少しでも自分に非があるときは口答えや言い訳をしない
とは、まあ社会人として当然のことですが、悪いことをしたら「すみません」でカタをつけられても、問題はそのあとだとよくM主任(元職場)が言ってました…大切なのは「もうしません」の約束だと。自分が間違っているところがあればそこは認めていかないと進歩がないんですよね。認めてしまえばあとは繰り返さなければいい。そう考えると、1番大事なことは「自分の何がいけなかったか」を理解できるようになることなんですね。それが出来れば口答えや言い訳はなくなるはず。
だとしたら逆に、口答えや言い訳しなければ、「あ、この人は自分が悪かったところがどの点なのかちゃんとわかってるんだな」ととりあえずは信用してもらえたりする…つまり自戒ではなく処世術(笑)
とにかく、偉そうなことを書いてしまったことがムズ痒いので“言い訳”してみました。
さて、肩を落として透析ルームへ上がってゆき、まずはケリーさんに謝罪。
ケリーさんに「ヘルパーに断られた」という心細い思いをさせたくないので「すみません、私がきちんと連絡をしなかったものだから、ヘルパーさんに予定が入ってしまって明日のA大hpにはヘルパーさんをつけられなくなりました」と。
ケリーさんはがっかりしてしまい、それまで忘れていられた受診の道行きに対する不安を思い出したかのような表情に。だったらやっぱり押し車を出しとかなきゃ。ひとりで行くのなら、鍵や保険証をまた失くしたりしないように注意しなきゃ。オロオロ。
ケリーさん、下肢はかなり弱っていますが意志の強い方なので、近医だと頑張って自分で歩いて通われます。しかし、このA大hpというのは、まるでひとつの町のように大きな病院で、私学というせいもあり患者が気後れしてしまうほど豪華絢爛な造りで、バカ広いため初診患者が行けばまず迷う(高齢者だしなあ)でしょう。
ケリーさんが普段行く病院のように床にダサいテープで方向指示がしてあるワケじゃなし。受付は全部自動化で、どこにどのカードを入れればいいのやらとまどってしまうだろうなあ。いまだに受付の機械に向かって「もしもし、整形の○○先生お願いします!」と叫ぶ高齢者いるし…。
もともとケリーさん、このA大でシャントを作った方なのですが、行ったのはそのとき1度、1週間のopeの間だけ。以後引っ越したため自宅から遠くなったし、シャントopeした数年後にA大が大改築しているので中の様子もわからない、なのでひがしドクターも近医に紹介状書こうかどうしようか迷ったらしい。
でも鼻くそが依頼を受けたので、だったらやはりシャントのデータのあるA大hpに行ってもらおうとなったんです。
すべては鼻くそが依頼を引き受けたことに繋がっていく。
しかもこのケリーさん、鼻くそヘルステのヘルパー利用者でもあるのです。
むーん、どう考えても鼻くそ頭に来るぞ。やっぱり1番悪いのはおまえだろ。
しかしそんなことを言ってる場合じゃないな。
結局ケリーさんは健気にも「ヘルパーさんに迷惑かけられないから、自分で行ってみる」ということになりました。そして透析ルームの主任やユミちゃんと相談し(森師長はお休みだったのです)、一応家族に報告して了解を得て、その上でもし明日朝の出発前ひとりで受診させるのが不安な状態であればそのときは私が連れて行く、ということになりました。
それから今回のことを森師長にご報告申し上げなくてはならないのですぐさま連絡票を作成し明日イチにお目を通していただけるよう透析主任経由で提出。
事務長に事情を話して、A大hpの医事課に頼んで本来なら予約のとれない初診の予約をとってもらいました。(事務長も大変に鼻くそに憤慨してました)A大ナースや受付宛に私の携帯番号を書いた手紙も持たせた。
治まらない腹の虫と、ケリーさんへの申し訳なさでいっぱいになり、もうこの法人ではやっていけないのではないかと悩んだり(とはいえ、その想いはほぼ毎日私のココロを襲うのですが)しましたが、とにかく現時点で出来ることはすべてやって、明日森師長のお叱りを受けるしかない。
人事を尽くして天命を待つ。
そして次の日、ケリーさんのご家族から「今無事にタクシーに乗って行きました、大丈夫だと思います」との電話をいただき、ホッとひと安心。帰りに気分が悪いときは必ず連絡して下さい、と念を押して、その報告をもって森師長のところへ。
...................森師長との会話を記載する前に...................
この直後に判明したことですが…
やっぱり私、ケリーさんのこの受診に関する依頼、受けていませんでした。
森師長が『ケアマネに確認済』と記録されていたのは、私が不在のときに森師長が居介に内線で「ケリーさんの限度額はどうなっているのかしら?」とお尋ねになり、カニちゃんやアイリンさんが私の代わりにワイズマンを開けて「まだまだ余裕があります」と応えてくれた、つまり私ではないけどひがし居介のケアマネに、限度額の確認をなされたという意味だったのです。
受診や通院がいま訪問介護でどう扱われているのかなどご存知ない森師長は、限度の枠さえあれば鼻くそに依頼できるものとお思いになり、ケアマネを介さずにこの受診を組んで下さったのです。
..........絶句...........
悔しさや怒りよりも、とりあえず森師長に叱られる材料半減でハリケン泣くほど安心。
出来るだけ短くまとめようと思ったのですが、このようなミスを2度と犯さないための備忘録なので長文すみません…。
つづく