業務日誌

許せないヤツがいる 許せないことがある
だから倒れても倒れても立ち上がる立ち上がる
あいつの名はケアマネージャー

監査のトバッチリ その1

2006年10月16日 | 業務日誌
のっけからすみません。激しくイタい医療関係のホームページを発見しました。
かなり昔から有名なとこらしいですね…個人的にはツボです(笑)。
職員の募集もしているらしいので、勇気ある有資格者の方お願いします、是非行ってみてきて下さい!どうかお願いします!

面白ければなんでもいいハリケンです。


さて、とうとうひがし訪問看護ステーションとひがしヘルパーステーションの監査(実地指導)当日。
かたや普段からなんでもキッチリ正しくやっている訪看管理者のナース河合。
こなたデタラメだらけな悪徳管理者の鼻くそ。
両者共に、事業所設立以来初めての監査です。
ほとんど何の心配も要らないナース河合はともかく、ひがし居介にとっての爆弾は鼻くそでした。

例えば監査15日前。

事務長から、監査準備の進行状況をたずねられた鼻くそ。
監査では、サービス時の記録や利用者の基本情報、ケアプランなど必要な書類が揃っているかどうかをチェックされます。
事務長「どうですか?必要な記録や書類は揃いましたか?」
鼻くそ「はい、だいたい作りました
と、適当な利用者を5人ほど抽出し、カンペキなファイルを作り上げてエツに入っていた鼻くそ。
…それをどうするんですか?と聞かれて
「えっ、監査って、こっちが利用者を選んで、記録や書類を提示するんじゃないのう?」

…そんなラッキーな監査があるものか。
事業所サイドで『これ見て下さい』でよければ監査など必要なかろう。
事務長ア然。

例えば監査10日前。

事務長から、ヘルステの片付けの進行状況を聞かれた鼻くそ。
監査では、事業所に重要事項などが提示してあるかどうかをチェックされます。
事務長「どうですか?ヘルステの片付けは進んでますか?」
鼻くそ「はい、見られて困るファイルは隠しました。」
と、ハチャメチャな身体介護をやっていたケース十数人ぶんを、それまで利用者の個別ファイルを収めていたガラス扉のキャビネットから、ガラスではない棚に移して隠蔽工作したつもりでいた鼻くそ。
…それ何のつもりですかと聞かれて、
「えっ、監査って、指導員がその場で棚からファイルを選んで『これとこれ見せて』と言われるもんじゃないのう?」

…そんなバクチな監査があるものか。
確かに無作為に選ぶ場合もあるかもしれんが、監査指導員は事前に給付状況ぐらい調べてくるので、不自然なケースや給付額の高い利用者は抽出してくる。つまり隠しても無駄ってもんです。
事務長呆然。つか、見られて困るケースファイルってなんなんだ。

と、指導員が聞いたら貴様なめとんのかと殴られかねない、おバカ丸出しの鼻くそとその仲間たちでしたが、事務長や青田主任の必死のフォローのおかげでなんとかカタチだけはつけたようです。
特に青田主任…数日後にケアマネ試験を控えているというのにホントにご苦労様でした。あとは心置きなく落ちてくれるのを待つだけですbyケアマネ一同。

で結局、監査は6時間以上にも及びました。
ナース河合は真っ白な灰になって事務所に戻ってきましたが、初めてにしては上出来の部類のほぼ完璧な仕上がりだったようです。
朝礼のときにナース河合が「監査の準備はほぼ整いました」と言うのを聞いて、横でヒソヒソと
…なによう、威張っちゃってさあ、訪問看護なんてたいして内容も一辺倒なんだから簡単に決まってるじゃないのよう、こっちは登録さん合わせて20人ぶんの派遣を整理しなきゃならないのよう、訪看と一緒にされちゃかなわないってのよう
と悪態をついていた鼻くそ。
普段、主治医の指示書や家族の同意書や、薬剤処方箋や緊急時連絡網などを取りつけるために必死で奔走している訪看ナースたち。確かにヘルパーのように身体と家事の別や大勢のスタッフの勤務管理は必要ありませんが、利用者が違えば疾病も違うし主治医だって星の数ほどいて連絡調整は大変なんです。
それを「単一な業務」「簡単な仕事」と言い切られたナース河合はワナワナと震えていました。このふたりは昔から仲が悪かったのですが、このひとことは今後の訪看とヘルパーの間に埋めようのない深い亀裂を作ってしまいました。

話を戻します。
ヘルステの監査では、身体介護の多くからんだケースのほぼ全体をつぶさに調べられたそうです。その数なんと数十名ぶん。そのどれもに何かしらコメントし、突っ込んでいったとか。予防はまったくノータッチでした。
今年度の監査は厳しいようです。特に通院受診の介護には厳しいチェックが入りますので、待ち時間から薬の受け取りまですべて身体で請求することの多い強欲鼻くそヘルステは突っ込みドコロ満載でした。
ちなみにあの石井さんのケースも突っ込まれたそうです。※メアリーに関する公益通報のブログ参照。
でもそれは単に「どうしてこんなに早朝の派遣を組んであるんですか」「朝・夕と派遣されているのに、昼間に何のサービスもないのはどうしてですか?」という二点だけだったそうで、もちろん鼻くそはうまく言い逃れました。
せめて監査指導員がハナを利かせて
こんな大変な派遣を、まったく休まず時間変更もなしでよく何年も続けられますね!
そうひとこと聞いてくれれば…と思いましたがムダな期待でした。
大騒ぎにならなくてよかった(なってたらおおごと)ですが、内心残念。しょせん初回監査だからか、指導員の目が節穴かです。
でも、これでよくわかりました。
派遣の内容はともかく、誰がサービスに入っているかどうかなんて、申告・告発でもしない限りはバレないものなんですね。ましてや利用者とヘルパーの縁故関係なんて、そう簡単にバレようはずもなしか。

その他私の担当ケースでは、あのトシオさんのある派遣にチェックが入りました。
それがねえ、その派遣を担当した目くそが、身体介護3で「受診介助」と帰路の「買物付き添い」をしたあと、間髪入れずに生活援助2に入っており、その際に記録の「買物」にもチェックをしていたせいなんです。
ほら、同じ内容の支援に入るときには、時間を最低2時間以上空けてないとダメじゃないですか。援助内容の重複ってヤツ、そこを突っ込まれたとか。
鼻くそはしゃあしゃあと「あ、それは記録の書き間違いですう」とごまかしたそうですが、たぶんウソでしょう。受診の待ち時間を中抜きしたくないもんでまるまる身体で埋めようと帰路に買物付き添いをくっつけた(たぶんデッチ上げ)ものの、もとの記録の生活援助カテゴリーの買物チェックを消すのを忘れていたんでしょう。
そういうヤツなんです。
ずるいくせに無知。
ずるくいくのなら狡猾に。無知なら無欲でいろ。
そう言いたいよ。

それにしても今回の監査、終わってやれやれと鼻くそはホッとしているでしょうが、たぶん追跡監査がやってくると思います。
とにかく細かくチェックが入っていますし、そこらに対する鼻くそヘルステの対応が見事にアナだらけなんですもん。
今日私はどうしても外せない訪問があったもので、訪問中も仕事携帯のマナーを切って構えていましたが、なんとか現場に呼ばれずに済みました。でも次回はどうだかわかりません。もうこんなヘルステと仕事をするのはコリゴリなので、とっとと残りの派遣も引き上げてしまいたいところです。

ともあれ、監査は終わりましたが、カニちゃん担当のとあるケースで、どうしても許せない指導員の突っ込みがありましたので次回ブログではそのことを書きたいと思います。