突然ですが、「その人らしさ」とは一体なんでしょうか。
ブログを読み進む前に、画像を見ながらちょっと考えてみて下さい。
考えましたか?
…「その人らしさ」というよりはむしろ「ひとの勝手」というセリフが思い浮かんできた方がいるはずですが、ま、それはそれとして。
では本題へ。
皆さんは使ったことがありますか、訪問入浴。
どんなものだかよく知らないという方は、↑ここをクリックして訪問入浴実施中の映像をご覧下さい。
鼻くそヘルステの監査で、とある利用者に対する介護サービスの派遣に監査指導員のチェック(物言い)が入りました。
トメさん(仮名)73歳女性、要介護3 慢性関節リウマチ。
進行型のリウマチで、手指や足指は拘縮または強直しており、第一、第二頚椎間が脱臼しやすく、神経症状や痛みがあります。肘も動揺性(ぐらつき)や疼痛が著しく、生活動作の全般に介助を要します。
担当ケアマネージャーはカニちゃん。
鼻くそヘルステは、週に2回このトメさんの入浴の介助に入っています。
今回の監査で、このトメさんに対する派遣の何がひっかかったか。
それは、トメさんに対する入浴介助がヘルパーふたり派遣だし単位も高い、と指導員は言ったそうです。
しかしトメさんは、注意してトランスファーしないと肩や脇が痛むし、身体も小さくはないので(45キロ強)とてもヘルパーひとりでは介助出来ません。
当初は通所系での入浴も検討したそうですが、トメさんは変形して醜くなってしまった自分の身体を人目に晒すのがイヤです。送迎車に揺られての通所も関節への負担が大きい。
そこでヘルパーを身体2でふたり派遣していたのですが、監査指導員は「2人のヘルパーが同時に身体に触れている時間はほんのいっときのはずなので、身体2ではなく身体1生活1程度でのサービス提供が望ましいと思われる」と、次回からの請求を修正するように指示しました。
いえ、それはいいんです。
確かに指導員の言うことはもっともです。
トメさんの身体にふたりのヘルパーが同時に触れているのはだいたい30分程度ですし、あとは入浴の準備や後片付けをしているでしょうから、この場合内容の変更は適正でしょう。
問題はそのあと。
鼻くそがふんふんと納得し、指導員に対してすみませんとかなんとか言ったらしいのですが、指導員は
「いえいえ、これまでのことは仕方ないでしょう。
こんな事例に対して、訪問入浴を組まなかったケアマネが悪いと思いますよ。」
と言ったというのです。
私はこれを聞いたとき、他人のケースながら心中に激しい怒りが湧き上がってくるのを感じました。
指導員に対してひとこと言いたい。
1度自分で訪問入浴サービスを使ってみろと。
たとえば寝たきりになって、身体じゅうが拘縮してしまって、自分で浴槽に出入りするチカラがなくなってしまって、それでもお風呂に浸かりたいと思わない限り、誰があんなサービスの世話になりたいと思うでしょうか。
訪問入浴はとてもいいサービスに違いありませんが、目の前でスタッフが大きな機材をパタパタ組み立てたり、汗水たらして3人かがりで抱えてくれたりするのは申し訳ないし、昔はゆっくり考え事をしながら入っていたフロなのに、耳元でやれ湯加減はどうだの気持ちはいいかだのののの返事を求められながら、2,3人に浴槽のフチからニコニコ覗き込まれて、そんなフロに誰が進んで入りたいと思うでしょうか。
介護報酬の単価が高いからなのか。
それとも介護者の手間がかかるという理由からなのか。
どんな理由があっても、身体の不自由な高齢者が好きにフロにも入れないような生活を選択せざるを得ないような、しかもそれが適切な介護サービス利用であるかのような、そんなセリフを平気で吐くような監査指導員には
介護サービスを監督検査などする資格はない。
その人らしい生き方の支援とか、
高齢者の尊厳を尊重するだとか、
受障まえの生活により近づける介護だとか、
権利とか受容とかアドボカシーとか、
それらをどこに置き忘れてきたのだと言いたい。
おまえはその手指が動かなくなって、フロの蛇口も閉められなくなったことがあるか。濡れたタオルを絞るどころか持っていることも出来なくなって、アタマも充分に洗うことが出来ず、悔し涙を流しながら湯気の中で病気を呪ったことがあるか。
下着をはこうにもパンツのゴムすら広げられず、片足で立って足を下着に通すこともままならない、そんな不自由を経験したことがあるのか。
そういう姿を人目に晒したくない、できることなら自宅で入浴したいと思うことは、どう考えてもフツーのことだろ?
監査指導員よ。
恥ずかしいとはどういうことか、それすらも忘れてしまっているのなら、この私がおまえのケツの穴に突っ込んだ鉛筆の匂いを他人に嗅がせて回ってやるからいつでもかかってこい。
それがイヤなら、安易にサービスを組むななどと安易にケアマネに言うな。
今日は久々に怒ってしまいました。
ちなみに将来私が入浴介助を頼むときは、週に2回湯船に赤いバラの花びらを浮かべ、脱衣所ではヘルパーが三つ指で私を迎えるように仕込みます。
それが「私らしさ」なので譲れません。
ブログを読み進む前に、画像を見ながらちょっと考えてみて下さい。
考えましたか?
…「その人らしさ」というよりはむしろ「ひとの勝手」というセリフが思い浮かんできた方がいるはずですが、ま、それはそれとして。
では本題へ。
皆さんは使ったことがありますか、訪問入浴。
どんなものだかよく知らないという方は、↑ここをクリックして訪問入浴実施中の映像をご覧下さい。
鼻くそヘルステの監査で、とある利用者に対する介護サービスの派遣に監査指導員のチェック(物言い)が入りました。
トメさん(仮名)73歳女性、要介護3 慢性関節リウマチ。
進行型のリウマチで、手指や足指は拘縮または強直しており、第一、第二頚椎間が脱臼しやすく、神経症状や痛みがあります。肘も動揺性(ぐらつき)や疼痛が著しく、生活動作の全般に介助を要します。
担当ケアマネージャーはカニちゃん。
鼻くそヘルステは、週に2回このトメさんの入浴の介助に入っています。
今回の監査で、このトメさんに対する派遣の何がひっかかったか。
それは、トメさんに対する入浴介助がヘルパーふたり派遣だし単位も高い、と指導員は言ったそうです。
しかしトメさんは、注意してトランスファーしないと肩や脇が痛むし、身体も小さくはないので(45キロ強)とてもヘルパーひとりでは介助出来ません。
当初は通所系での入浴も検討したそうですが、トメさんは変形して醜くなってしまった自分の身体を人目に晒すのがイヤです。送迎車に揺られての通所も関節への負担が大きい。
そこでヘルパーを身体2でふたり派遣していたのですが、監査指導員は「2人のヘルパーが同時に身体に触れている時間はほんのいっときのはずなので、身体2ではなく身体1生活1程度でのサービス提供が望ましいと思われる」と、次回からの請求を修正するように指示しました。
いえ、それはいいんです。
確かに指導員の言うことはもっともです。
トメさんの身体にふたりのヘルパーが同時に触れているのはだいたい30分程度ですし、あとは入浴の準備や後片付けをしているでしょうから、この場合内容の変更は適正でしょう。
問題はそのあと。
鼻くそがふんふんと納得し、指導員に対してすみませんとかなんとか言ったらしいのですが、指導員は
「いえいえ、これまでのことは仕方ないでしょう。
こんな事例に対して、訪問入浴を組まなかったケアマネが悪いと思いますよ。」
と言ったというのです。
私はこれを聞いたとき、他人のケースながら心中に激しい怒りが湧き上がってくるのを感じました。
指導員に対してひとこと言いたい。
1度自分で訪問入浴サービスを使ってみろと。
たとえば寝たきりになって、身体じゅうが拘縮してしまって、自分で浴槽に出入りするチカラがなくなってしまって、それでもお風呂に浸かりたいと思わない限り、誰があんなサービスの世話になりたいと思うでしょうか。
訪問入浴はとてもいいサービスに違いありませんが、目の前でスタッフが大きな機材をパタパタ組み立てたり、汗水たらして3人かがりで抱えてくれたりするのは申し訳ないし、昔はゆっくり考え事をしながら入っていたフロなのに、耳元でやれ湯加減はどうだの気持ちはいいかだのののの返事を求められながら、2,3人に浴槽のフチからニコニコ覗き込まれて、そんなフロに誰が進んで入りたいと思うでしょうか。
介護報酬の単価が高いからなのか。
それとも介護者の手間がかかるという理由からなのか。
どんな理由があっても、身体の不自由な高齢者が好きにフロにも入れないような生活を選択せざるを得ないような、しかもそれが適切な介護サービス利用であるかのような、そんなセリフを平気で吐くような監査指導員には
介護サービスを監督検査などする資格はない。
その人らしい生き方の支援とか、
高齢者の尊厳を尊重するだとか、
受障まえの生活により近づける介護だとか、
権利とか受容とかアドボカシーとか、
それらをどこに置き忘れてきたのだと言いたい。
おまえはその手指が動かなくなって、フロの蛇口も閉められなくなったことがあるか。濡れたタオルを絞るどころか持っていることも出来なくなって、アタマも充分に洗うことが出来ず、悔し涙を流しながら湯気の中で病気を呪ったことがあるか。
下着をはこうにもパンツのゴムすら広げられず、片足で立って足を下着に通すこともままならない、そんな不自由を経験したことがあるのか。
そういう姿を人目に晒したくない、できることなら自宅で入浴したいと思うことは、どう考えてもフツーのことだろ?
監査指導員よ。
恥ずかしいとはどういうことか、それすらも忘れてしまっているのなら、この私がおまえのケツの穴に突っ込んだ鉛筆の匂いを他人に嗅がせて回ってやるからいつでもかかってこい。
それがイヤなら、安易にサービスを組むななどと安易にケアマネに言うな。
今日は久々に怒ってしまいました。
ちなみに将来私が入浴介助を頼むときは、週に2回湯船に赤いバラの花びらを浮かべ、脱衣所ではヘルパーが三つ指で私を迎えるように仕込みます。
それが「私らしさ」なので譲れません。
別件ですが銭湯での訪問介護って今でもだめなのかしら?
自宅にお風呂のない人が銭湯に一人で行けなくなったけど
「風呂のためだけにデイはいや」と言われたケース。
数年前、知人が某自治体に問い合わせたら「そういう場合は訪問入浴を使ってください」と言われたとか。
ちなみに私が将来訪問入浴を頼むときは
風呂桶は檜の風呂で、お湯は登別温泉か草津温泉の湯(入浴剤ではない)で、
介助は木村拓哉似のいい男を一人は入れていただきたい。
間違ってもキム兄似はごめんです。
ハリケンさんの地域には良い訪問入浴の事業所がないのかもしれませんね。
決して反論ではないので気を悪くなさらないで下さい。ただ私は訪問入浴の仕事が好きで誇りを持ってやっていたという事だけです。
すこし想像して、うっとり。。。
監査だけやってりゃいいのよ!!!!
ケアプランに口を挟むなんて100年はやいのよう!!!
鼻くその不正をあばけないへなちょこがなにゆってんだよう!!!!
ちなみに、リュウマチの方、デイでは、個浴浴槽つかってます。
銭湯の入浴介助、今もダメだと思いますよ。
ちなみに私、銭湯に行きたい=温泉に行きたい、のように解釈されて区の職員とケンカしそうになったこともあります。
はなさん。
誤解を与えるようなログで申し訳ないです。
私自身2人の方に訪問入浴をプランに組んでいますし、ナースもスタッフも皆さんとても信頼できる事業者さんで助かっています。
ただ、私にとって訪問入浴は「最後の選択」なんです。どんな素晴らしい方にやってもらったとしても、私は使いたくないなあと思う。
でも、そんな自分の気持ちをきちんとわかってくれる方たちになら、やっぱりお願いするかもしれません。
訪問入浴スタッフの、仕事に対する誇りや情熱とは別次元のものとして、どうかご理解下さい。
sakuraさん。
もっとたくさんのデイに個別浴槽があればいいのになあ。浴槽や湯温、入浴時間もその人なりの、そんな入浴サービスのあるところが欲しいですね。
こんな事例に対して訪問入浴を組まなかったケアマネが悪いと思いますよって指導員が言ったというのは、鼻クソの作話ではないのでしょうか?
「私達は危険だと思うんですが、ケアマネが2人ならやれるでしょ!って言うものですから」くらいのことは言ったんじゃないですかね。
そうでなかったとしたら、ぜひ大暴れしてください
さて、銭湯介助ってダメなんですか!?
全盲で独居のバーちゃんの銭湯介助、措置の頃から継続してズ~~っと入ってますけど…
こちらの保険者は、
「自宅の風呂を利用できない、という明らかな理由があれば、
銭湯でのヘルパーによる身体介護はOK」
(→明らかな理由
トイレと風呂場が一緒のユニットバスだったので、
そこのお宅は、トイレとしかそこを使っておらず、
ずーっと風呂は何十年も銭湯通いだった)
という事例、一件あって、プラン組みました。
銭湯のご主人も理解ある人で、
ヘルパーさんも服着たまま、入浴介助できました。
という、事例報告でした。
川柳まで…(笑)ありがとうございます。
鼻くそ…そうかも…うう、考えもしなかったわ…
確かにやりかねないなあ。
もみじさん
お忙しいのに情報ありがとうございます。
私も、以前ヘルパーだったとき、家庭奉仕員の頃から
銭湯での入浴介助をしていた利用者さんがおられました。
視覚障害があって、自宅にフロがなくて、ナマホの方でしたが、その銭湯がなくなったらデイに代わって(代えられて?)しまったようです。
他の方にも同じように銭湯での入浴介助を組もうとしたケアマネさんが「デイを使え」と保険者に言われたんですよね。
解釈の違いなのでしょうか、ギモンです。
こっちに来てから、自宅にフロのない利用者が近所の銭湯にヘルパーと行きたいと言われたとき、そのフロというのが天然温泉でちょっと高級だったというだけで「ヘルパーさんと?娯楽に介護保険使わないでほしいんですけど」と区に言われてキレた私です。
近所なんじゃボケ!
結局、新設でフロのとてもいいデイを組みましたが今でもその区役所員の顔と名前を覚えています。
この違いはなんなのでしょうね。
確かにうちの区にはデイがたくさんあるので、他所と比べてどうというものではないのかもしれませんが。
でもなあ、今銭湯での介助を組んだら、絶対利用者と一緒に入浴してしまうヘルパーいると思う、鼻くそヘルステ。
知人が突き詰めていったら東京都だか厚労省だかで
「いやぁ、想定していませんでした」といわれてぶちきれたらしいです。
そりゃぁあんたたちは立派な官舎があるから、思いもよらんだろうけどさ。
・・・って久々に顔出したらこれです。すみません。
私、4日後ですが自分の記録の補完と、前任者の書類不備に泣かされております・・・
後付で、前任者の担当者会議の記録なんか作れるわけがないのに、壊れかけている親方がとんだ妄想ぶち上げて。
「無理ですゎ~」って逃げましたけど、次に無茶ゆうたら、労基にチクッてからやめたる!
そうなんすよ、フロのない家や和式トイレや汲み取り式トイレ、どれもこれもお役人には想定外らしいです。
公務員ってこれだからキライよ。
自分らがスタンダードだと思ってやがってさ。
ふくさん
これから監査っスか!お疲れです!
ちなみに私は、前任者の、自分が開いてもいないサ担会議記録作りましたよ…
過去の記録を読んで、うまくデッチあげました…
あ…良心が…(ウソ)