業務日誌

許せないヤツがいる 許せないことがある
だから倒れても倒れても立ち上がる立ち上がる
あいつの名はケアマネージャー

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

切れてないッスよ 後編

2006年10月04日 | 担当者会議
※ 画像、あんまりオモシロイので今回アドリブ貼り付けナシの素画像です。片仮名ってホントにタノシイですね。ヤカマシイ(笑)

突然ですが、前回のブログにTB(トラックバック)ったサイト切りました。
パソコンで出来る在宅ビジネス!サクセスドリーム!!ってサイトだったのですが、超ウザいです。
在宅」というキーワードで吊れたのでしょうが、「在宅」のお仕事ならすでにやってます。胡散臭いお仕事サイトは当ブログにトラバらないで下さい。迷惑です。



さて、ブランドン&ブレンダの別居の次女との会話の続き。

「父が通っているデイサービス(はっぴいでいず)の管理者の方から、つい昨日母と姉がすごく傷つくことを言われたそうなのですが…」

実は、数日前のブレンダからの相談の際、夜間不眠と不安でまいりきっているブレンダを見かねて、普段ブランドンが利用しているショートステイ施設の相談員に頼み込んで、やっと二泊三日のSSをとってもらいました。このSSのあと、ブランドンは前立腺の検査のために入院することになっています。検査入院ですから一泊ですが、この検査で主治医が「少しでも治せるものなら手術してみましょう」とおっしゃるので、もしかしたらその後もまた入院になるかもしれないのです。
この話をブレンダや同居長女から聞いた私は、当然はっぴいでいずにその旨報告しなくてはなりません。
そのときに、SSに入れるまでまだ3日の間があるので、そこを毎日デイ利用で繋げないかとはっぴい管理者に相談したのでした。
そのときの会話でも、はっぴい管理者の暴走の兆しはありました。

はっぴい「わかりました。ブレンダさん、もうお宅でブランドンさんを介護する気持ちはないんですねえ。」
おいおい、いきなりそれかよ。
私「ブレンダさんにも持病がありますし、お宅でみる気持ちがないというよりも、ブランドンの認知症の進行に家族の理解や心の準備が追いついていないということですよ。」
はっぴい「ブランドンさんは、私たちの目からみれば、充分在宅での介護で生活していけると思うんですよ。もしよければ、私がブレンダさんに介護のやりかたを教えてあげようと思うんですが、いいですか?」
人の話を全然聞いてない、こいつ。
私「…ご家族が希望されればいいのではないでしょうか」
はっぴい「だってねえ、デイのお迎えのときもすごく時間がかかってしまって、ブレンダさんはブランドンを抱え起こすこともできないと言われるし、私たちが明日お迎えのときに、ついでに起居動作の介助のしかたとかを教えてみます。」
私「…事前にご家族に了解をとって下さいね」

あとで聞くところによると、その電話の直後にはっぴいはブレンダに電話をかけて、強引に「介護者教室」をやってしまったらしいのです。
そのとき長女も、やってきたはっぴいの指導口調やおしつけがましい態度に怒りを感じながらその場に居合わせたそうなのですが、たぶん「父のことを熱心に考えて下さるのはとてもありがたいのですが、こう矢継ぎ早だと母も精神的にまいってしまいますのでもうすこし時間がほしいのですが」というようなことをはっぴいに言ったらしい。

するとはっぴいは、どんなに時間をかけても、もともと自宅で介護をするつもりがないのなら仕方ないですよねとかなんとか言ったとか。
さすがにカチンときた長女が
「母だってすごく悩んでるんです、そんなときに父のことだけを優先して介護に尽くすなんて出来ないでしょう」
と言い返したそうです。
するとはっぴいも逆ギレ気味に、そうですよね、私も介護の仕事に関わる身ですからよくわかります、お宅のお母様も少し理解力が低下しておられるようですし、と言ったというのです。

長女、たちまち顔が熱くなるほど頭に血が上ってくるのを感じた。
「…それはどういう意味ですか」

するとはっぴいは
「ご家族は気付いておられませんか?お母様も少しおかしいですよ」

実はこのログ『見かけ倒しデイサービス』のエピソードも、ブレンダ一家のことなんです。
先月言ったはずのことを今月また聞かれた、自分たちの不手際を棚に上げて、たったそれだけのことで人を認知症と判断する、その程度のサービス事業者なのです。

長女と次女は、そう言われてその夜ふたりで泣いたそうです。
私に電話でそのことを教えてくれている間も、次女は泣いていました。
「母は父のために何日も熟睡できなくて、それでも頑張っていて、なのに自宅でみる気がないと言われてまるで責められているようです。突然父が失禁したり無尿になったりして、混乱しない家族なんているでしょうか?それを『お母さんも認知症ですよ』と言われたら、今度は私たち姉妹までもうどうしていいのかわかりません。ハリケンさん、母や私たちはどこかおかしいのでしょうか?」

いいえ、どこもおかしくなんかありませんよ。
おかしいのは、はっぴいでいずのほうです。
安心して下さい、デイサービスはほかにいくらでもありますからね。

↑私は思わずこの言葉を電話口で口走ってしまいました。

ええ、ブランドンはもうはっぴいでいずを止めるでしょう。
もともと小規模デイサービスだったこのはっぴいでいず、ミョーに単位数が大きいもんだからプランに組むのがイヤだったんです。
やめてくれればこっちも助かります。
小規模デイだろうと大規模減算デイだろうと、所詮介護は「人」ですから、規模の小さいところがきめ細かいケアができるなんてのは幻想ですね。

介護疲れで自殺したりする不幸な人たちの中には、もしかしたら日々の介護の辛さよりもこんな無責任なひとことがきっかけだったという人もいるかもしれない。
人間は希望がなくなったとき、もう死んでもいいやとあきらめてしまうような気がするのです。はっぴい管理者の言葉は、誰にも希望なんて与えていないと思います。悲しい、悲しいことです。


もうどうしてくれよう。
もちろん、はっぴい管理者には直接このことを抗議しますが、それ以外に何か…国保連に正式に苦情として報告するとか、何かいい方法を教えて下さい。
実は私の利用者で、まだふたりほどこのデイを利用している方がいます(しかもそのうちひとりは来月から毎日利用を組みます)。はっぴい管理者が2度とこんなバカなことをしないように、きっちりお灸をすえる方法を誰か教えて下さい。


コメント (5)

切れてないッスよ 前編

2006年10月04日 | 担当者会議
毎月5日は 介護予防ケアマネジメント委託料請求の日!

同じ3千円なら認定調査のほうがまだマシです。
ちなみにハリケンの10月の認定調査(更新)7人です。


昨日、ブランドン&ブレンダの別居次女(長女は同居)から電話をもらいました。
必死で老健を探している私に何の相談もなく、知り合いの福祉用具レンタル事業者に電話をかけて「ベット1丁!」と先走った依頼をしたのはこの次女でした。

医療保険給付と介護保険給付は同時に受給できない。
在宅給付と施設給付は同時に受給できない。
介護支援に携わる人種にとってはトーゼンのことでも、利用者や家族にとってはゼンゼンです。私は親切丁寧に「老健入所を希望されているブランドンは(中略)今介護ベッドを入れてくれる事業者さんはないと思います」と説明しました。
次女はすぐに納得。無知ですみません、と恐縮してしまわれました。

この次女はブランドン家の隣区に住んでいます。ある事情で介護にも詳しい。
ブランドンのこともブレンダのことも大好きです。
しかし所詮は別居の身、同居している長女への遠慮や、そうそう積極的に介護に関わることもできない引け目があるようです。
「だけど、何かできることがあればと思って、せめてと知り合いのレンタル業者に相談してみたんです。お手数をかけてしまって本当にすみません」
いえいえ、お手数なんてとんでもない。
私にもこの次女の気持ちはよーくわかります。

「これから父はどうなっていくんでしょうか」
「私たち家族はどうしたらいいんでしょうか」
このような質問に答えるのが私はとっても怖いです。
家族はケアマネにすがってきます。
そのテンションに引きずり込まれてしまいそうになるのを自制するのは私にとってひと苦労なんです。
当然ですが、私だったらこう思います、私の家族だったらこうしますなんてことは決して言わないようにしています。
現時点で利用者や家族が選択できるサービスを、在宅も施設も含めて情報提供します。
「それはどういう施設ですか?」
「それはどのくらい効果がありますか?」
と聞かれたら、自分が勧めたい方向に誘導しないように慎重に利点や難点を説明します。これも私にとってはひと苦労です。

現状では、ブランドンはいい施設を見つけてそこに入所するのがいいと私は思います。妻のブレンダも持病があって、認知症のケアはかなり負担と思われますし、このまいけばヘタすりゃ共倒れです。同居の長女だって両親は大切にしてますが、自分のダンナや子供もいますし仕事にだってしていかなきゃなりません。
幸いブランドンはもう、そこが自宅なんだか施設なんだか、今横にいるのがヨメなんだかムスメなんだか全然わからず、ただニコニコしているだけで、施設にとってもたいして面倒な入所者ではありません(夜中にベッド上に立ち、転倒したことはありますが)。だったら自宅でみれそうじゃん、とも思うのですが、そこはそれ、各家庭の事情というヤツです。

私の話を聞いて次女は、
「わかりました。お話を聞いていると、入所申し込みをして、それまではショートステイを利用して、受診やそういうことには私たちがやってあげて、家に帰っているときにはデイサービスにも行ってもらう、という方法が一番いいかなと思いました。それだとベッドも借りられるし、父が布団から立ち上がれなくて夜中に何度も母や姉が起こされてしまうことも少なくなると思います。」
と言いました。
うんうん、家族が今はそれがベストだと思えばそれがいい。
イッキに入所してしまうよりも、家族ができることをやる機会があったほうがいい。
とりあえず(数日後にまたショートに入るブランドンなので)退所後に伺いますからと言いました。それまではデイサービスの利用日をちょっと増やして日中だけでも家族が休めるようにしてありますしね。
するとそこで、次女が思い出したように言ったのです。

「ハリケンさん、父の通ってるデイサービス(はっぴいでいず)の管理者の方から、つい昨日母と姉がすごく傷つくことを言われたそうなのですが…」


へっ!?


.........................衝撃の次号へづづく






コメント (3)