奈良の朝は霜も降り、氷点下近くの0.5℃まで冷え込むも、
日の出の6時半過ぎからぐんぐん寒暖計も上りました。
相方との手違いからお寺様の月参りがあり、四畳半のお稽古場
での台子の薄茶をさせて頂くことに。
床には、朝早くからメジロに吸蜜されている薄紅色の有楽椿と
山茱萸の黄色い蕾を活け、
この陽気で故郷富山の雪も融け出し、顔を出す『ふきのとう』
に思いを寄せて、『蕗の薹香合』を飾りました。
『莟(つぼみ)とは汝(なれ)も知らずよ蕗の薹』
与謝蕪村
何とも言えぬ苦味が好きだった母、一緒に雪解けのあぜ道へと
採りに出かけた事が・・・。
『天上の声を聴かむと蕗の薹』
鷹羽狩行
待ち遠しかった春の陽、障子から射し込む光を浴びながらの
お稽古、嬉しいものですね。
まだ片付けていない大炉・・・、
明後日からは弥生月、二月堂お水取り本行が始まりますから
釣り釜の準備もしなくては。
日の出の6時半過ぎからぐんぐん寒暖計も上りました。
相方との手違いからお寺様の月参りがあり、四畳半のお稽古場
での台子の薄茶をさせて頂くことに。
床には、朝早くからメジロに吸蜜されている薄紅色の有楽椿と
山茱萸の黄色い蕾を活け、
この陽気で故郷富山の雪も融け出し、顔を出す『ふきのとう』
に思いを寄せて、『蕗の薹香合』を飾りました。
『莟(つぼみ)とは汝(なれ)も知らずよ蕗の薹』
与謝蕪村
何とも言えぬ苦味が好きだった母、一緒に雪解けのあぜ道へと
採りに出かけた事が・・・。
『天上の声を聴かむと蕗の薹』
鷹羽狩行
待ち遠しかった春の陽、障子から射し込む光を浴びながらの
お稽古、嬉しいものですね。
まだ片付けていない大炉・・・、
明後日からは弥生月、二月堂お水取り本行が始まりますから
釣り釜の準備もしなくては。