今日もまだ北陸では豪雪のため車が10キロ以上も停滞しており、
五六豪雪以来37年ぶりとの報道があり、次男を富山の病院で
出産した年、降り積もる雪をベッドから眺めていただけでしたが
実は昭和51年の年末に奈良へ引っ越しの途中、同じ8号線敦賀
手前の峠越えの山中で3日3晩閉じ込められた経験があります。
地元の方々にお握りやお茶そしてトイレ等お世話になりました。
今回もそのような報道も聞き及びますが、有難いことです。
また救援中の関係者及び自衛隊の皆さまもご苦労様ですね。
北陸は雪だと奈良は晴れ渡る通り、日中でも3℃台の厳しい寒さ、
昨日から奈良で冬の恒例行事、第5回『珠光茶会』が開催中で、
今朝9時から奈良国立博物館内の「八窓庵」のお茶席、そして
春日大社・桂昌殿での薄茶に続き感謝共生の舘での点心を済ませ
巡回バスで大安寺・客殿の濃茶へと行ってまいりました。
今日は初午ですから、春日大社の薄茶席
待合は「梅に鶯」吉村孝敬筆、さあ本席へと
軸は『紅爐上一点雪』鵬雲斎大宗匠筆、つぼつぼ竹平棗(正玄造)
馬香合(市川銕琅)、白孤茶杓(淡々斎作)、水指朝鮮唐津?
赤:馬上盃(八代目吉向十三造)蓋置は三鳥居に。
棚は珠光茶会は宗派の垣根を越えて催す意味から、表千家では
四代江岑好みで「江岑(こうしん)棚」と呼ばれる棚で、
裏千家では和歌山の三木町から由来する「三木町棚」といい、
特徴は、杉の天板と地板、柱はヒノキを四本、そして薄茶器や
花入袋を入れるため、樅を使った引き出しがあり、引き手は
竹でつくられています。
菓子は「稲穂」と名付け、初午の五穀豊穣を祈られていますね。
そして点心席では、六角二段弁当(吉座傳右衛門)
奈良の地物野菜をふんだんに使われており、
上段は卵焼き、味間芋田楽、宇陀金牛蒡、稲穂付筍旨煮、
金時芋甘煮、茂呂子南蛮漬、菜の花つみれ、市松絹田巻
海老芋手まり、大和まな塩浸胡麻和え
下段は碓井ご飯、奈良漬
巡回バスに乗って、癌封じで有名な「大安寺」へ
第三回の珠光茶会の様子の冊子がありました。
武者小路千家・奈良官休会さんの濃茶席。
覚えている限りでは・・・
床の軸は「松無古今色」、脇に寿で長谷太郎画の大安寺図
花は白玉、太神楽、白梅を竹一重切「蓬莱」の花入れに
香合は宗入 赤四方
菓子は「福寿草」千寿庵吉宗さん
素晴らしいお道具立てに見とれて・・・忘れてしまいますね。
お茶の楽しさが味わえる「珠光茶会」もう少し時間があれば
春日大社の国宝展、あの最古の名刀が見られたかも?そして
奈良国立博物館で開催中の「薬師寺の名画」展や
「お水取り」展もこのチケットで見られたのですが・・・。
五六豪雪以来37年ぶりとの報道があり、次男を富山の病院で
出産した年、降り積もる雪をベッドから眺めていただけでしたが
実は昭和51年の年末に奈良へ引っ越しの途中、同じ8号線敦賀
手前の峠越えの山中で3日3晩閉じ込められた経験があります。
地元の方々にお握りやお茶そしてトイレ等お世話になりました。
今回もそのような報道も聞き及びますが、有難いことです。
また救援中の関係者及び自衛隊の皆さまもご苦労様ですね。
北陸は雪だと奈良は晴れ渡る通り、日中でも3℃台の厳しい寒さ、
昨日から奈良で冬の恒例行事、第5回『珠光茶会』が開催中で、
今朝9時から奈良国立博物館内の「八窓庵」のお茶席、そして
春日大社・桂昌殿での薄茶に続き感謝共生の舘での点心を済ませ
巡回バスで大安寺・客殿の濃茶へと行ってまいりました。
今日は初午ですから、春日大社の薄茶席
待合は「梅に鶯」吉村孝敬筆、さあ本席へと
軸は『紅爐上一点雪』鵬雲斎大宗匠筆、つぼつぼ竹平棗(正玄造)
馬香合(市川銕琅)、白孤茶杓(淡々斎作)、水指朝鮮唐津?
赤:馬上盃(八代目吉向十三造)蓋置は三鳥居に。
棚は珠光茶会は宗派の垣根を越えて催す意味から、表千家では
四代江岑好みで「江岑(こうしん)棚」と呼ばれる棚で、
裏千家では和歌山の三木町から由来する「三木町棚」といい、
特徴は、杉の天板と地板、柱はヒノキを四本、そして薄茶器や
花入袋を入れるため、樅を使った引き出しがあり、引き手は
竹でつくられています。
菓子は「稲穂」と名付け、初午の五穀豊穣を祈られていますね。
そして点心席では、六角二段弁当(吉座傳右衛門)
奈良の地物野菜をふんだんに使われており、
上段は卵焼き、味間芋田楽、宇陀金牛蒡、稲穂付筍旨煮、
金時芋甘煮、茂呂子南蛮漬、菜の花つみれ、市松絹田巻
海老芋手まり、大和まな塩浸胡麻和え
下段は碓井ご飯、奈良漬
巡回バスに乗って、癌封じで有名な「大安寺」へ
第三回の珠光茶会の様子の冊子がありました。
武者小路千家・奈良官休会さんの濃茶席。
覚えている限りでは・・・
床の軸は「松無古今色」、脇に寿で長谷太郎画の大安寺図
花は白玉、太神楽、白梅を竹一重切「蓬莱」の花入れに
香合は宗入 赤四方
菓子は「福寿草」千寿庵吉宗さん
素晴らしいお道具立てに見とれて・・・忘れてしまいますね。
お茶の楽しさが味わえる「珠光茶会」もう少し時間があれば
春日大社の国宝展、あの最古の名刀が見られたかも?そして
奈良国立博物館で開催中の「薬師寺の名画」展や
「お水取り」展もこのチケットで見られたのですが・・・。