”残り二週間しかないけれど、香雪美術館はどうですか”
と友達からお話が、
『桂籠』でふれさせておりましたが、
機会があればと・・・
思いが通じたのか、有難くいただきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/01/58/c610705367f69c8ba766ecc509d94bc1_s.jpg)
阪神御影の駅から10分程テクテクと住宅街を
弓弦羽神社の横に出ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/55/05/3480b7e41e4528eb91ef0e3cb170c999_s.jpg)
奥には震災でお亡くなりになられたお名前も
参道
神社
住宅街に突然、石垣の塀が続く小道に突き当り、
塀の向こうには林が。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4b/f6/aa74f206202dfa0d81643f048ed4e11c_s.jpg)
なんとも瀟洒な、品のある小道に案内板がそっと
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3b/75/a5cebe0c6d5895848587319a0456834e_s.jpg)
えっー、ここが入り口
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/21/d8/5ee14a433e6effb94d434116dea42a56_s.jpg)
数段の階段を登ると美術館へ誘われました。
(震災で、建物も塀の石垣も新たに、道理で)
『筑前黒田家が伝えた名宝~福岡市美術館のコレクション』
昨年の大河ドラマ『軍師 官兵衛』の黒田如水像と
唐物大海茶入れ「横雲」が迎えてくれました。
「横雲」は思ったより大振りですが、景色がなんとも。
本来、大名道具や中国書画もあり、盛り沢山ですが、
「塩竃松島図屏風」8曲1双が部屋の片面一面に。
部屋の暗さに負けない、海の色の鮮やかさとともに、
描かれた人の数が1900人、詳細に描かれていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/77/17/052b352a48685469130d157b626ea6c7_s.jpg)
圧倒されながら二階の茶道具に、なんといっても、
「博多文琳」ですね。りんご?(はじめの写真)
仕覆が2袋 牙蓋が5枚添っておりました。
「日本の半分となら交換しましょう」と
秀吉に返答した由、
当時の茶道具に掛ける価値観が半端ではないですね。
古瀬戸肩付茶入銘「夏山」
瀬戸後窯茶入 銘「道味」形の面白さに○
薩摩肩付茶入 銘「九重」薩摩焼の重々しさ
瀬戸肩付茶入 銘「辰市」ほれぼれとさせますよ。
なんと柿本人麻呂の歌から銘がとられております。
「なきなのみ たつのいちとは さわけとも
いさまたひとを うるよしもなし」
狩野探幽の獺(カワウソ)図も是非見てください。
繊細に描かれた毛並みに反して、
背景は簡素に描かれるその差に驚きますよ!
満足感とともに、辞して中庭に、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/76/31/b56d56197f54105dc0bc8fc4bd5001c8_s.jpg)
秋を求めて
珍しい「老鴉柿」が二種類、実をつけておりました。
雌雄の木がないと、実をつけないとも言われており、
捜しましたが、なくても良いそうです?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5e/ee/fdb24446d379db85e676da933b89894b_s.jpg)
このロウヤガキは、熟すと、真っ黒になり、
鴉(カラス)のようだというので
この文字が当てられたそうです。
奈良から90分も掛けて寄せていただきましたが、
それに見合う良い美術館でした。
次回は、「桂籠」を是非。
と友達からお話が、
『桂籠』でふれさせておりましたが、
機会があればと・・・
思いが通じたのか、有難くいただきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/01/58/c610705367f69c8ba766ecc509d94bc1_s.jpg)
阪神御影の駅から10分程テクテクと住宅街を
弓弦羽神社の横に出ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/55/05/3480b7e41e4528eb91ef0e3cb170c999_s.jpg)
奥には震災でお亡くなりになられたお名前も
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/29/b4/7202c0e8b1f7086d26c1f6b7a3bfa343_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6d/b6/19c691fe632d05fc9d0c712f4a85e194_s.jpg)
住宅街に突然、石垣の塀が続く小道に突き当り、
塀の向こうには林が。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4b/f6/aa74f206202dfa0d81643f048ed4e11c_s.jpg)
なんとも瀟洒な、品のある小道に案内板がそっと
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3b/75/a5cebe0c6d5895848587319a0456834e_s.jpg)
えっー、ここが入り口
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/21/d8/5ee14a433e6effb94d434116dea42a56_s.jpg)
数段の階段を登ると美術館へ誘われました。
(震災で、建物も塀の石垣も新たに、道理で)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/28/ca/d9d36b1bd77ca9179fdd2814efaaa6d7_s.jpg)
『筑前黒田家が伝えた名宝~福岡市美術館のコレクション』
昨年の大河ドラマ『軍師 官兵衛』の黒田如水像と
唐物大海茶入れ「横雲」が迎えてくれました。
「横雲」は思ったより大振りですが、景色がなんとも。
本来、大名道具や中国書画もあり、盛り沢山ですが、
「塩竃松島図屏風」8曲1双が部屋の片面一面に。
部屋の暗さに負けない、海の色の鮮やかさとともに、
描かれた人の数が1900人、詳細に描かれていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/77/17/052b352a48685469130d157b626ea6c7_s.jpg)
圧倒されながら二階の茶道具に、なんといっても、
「博多文琳」ですね。りんご?(はじめの写真)
仕覆が2袋 牙蓋が5枚添っておりました。
「日本の半分となら交換しましょう」と
秀吉に返答した由、
当時の茶道具に掛ける価値観が半端ではないですね。
古瀬戸肩付茶入銘「夏山」
瀬戸後窯茶入 銘「道味」形の面白さに○
薩摩肩付茶入 銘「九重」薩摩焼の重々しさ
瀬戸肩付茶入 銘「辰市」ほれぼれとさせますよ。
なんと柿本人麻呂の歌から銘がとられております。
「なきなのみ たつのいちとは さわけとも
いさまたひとを うるよしもなし」
狩野探幽の獺(カワウソ)図も是非見てください。
繊細に描かれた毛並みに反して、
背景は簡素に描かれるその差に驚きますよ!
満足感とともに、辞して中庭に、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0b/34/2e89e0cfd7471a42691f1ac0bc6e12bb_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/76/31/b56d56197f54105dc0bc8fc4bd5001c8_s.jpg)
秋を求めて
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/41/ba/112882f664f1e2ce7e901e6ca23d6366_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1f/e5/c3af299da9be45acd2dce4e660de5508_s.jpg)
珍しい「老鴉柿」が二種類、実をつけておりました。
雌雄の木がないと、実をつけないとも言われており、
捜しましたが、なくても良いそうです?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/44/ab/5f6e9228f67f1771f6862f4899b801cf_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5e/ee/fdb24446d379db85e676da933b89894b_s.jpg)
このロウヤガキは、熟すと、真っ黒になり、
鴉(カラス)のようだというので
この文字が当てられたそうです。
奈良から90分も掛けて寄せていただきましたが、
それに見合う良い美術館でした。
次回は、「桂籠」を是非。