気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

「王様の食べる野菜」モロヘイヤを

2015-10-05 11:18:41 | 季節の花々
5月の下旬にモロヘイヤの小さな黒い種を、
面倒くさがり屋さんが、ぱらぱらと蒔いておりました。
土をかけることなく、そのままでした。でも
夏を迎える頃には1メートル弱度の若木に。
ほとんど手入れがいらないらしく、
風にも、無論虫にも、・・・無農薬です。
必要時に葉っぱを採り、使っておりましたが、
大きくなり過ぎたので、8月下旬には腰上で、
切り落としておくと、また横から伸び始めて、
お彼岸前には花が咲きはじめました。
一部にはさや状の実が、でき始めております。
(なお実には毒があり、食用禁止!!)
 
開花には日照時間が関係しており、
12時間以下だそうです。本当だ!
季節は秋、
植え替えの時期になり、抜かれてしまいました。

仕方なく、葉のみせっせと採ると
ボール一杯に。
軽く茹でて、刻むと、特有の粘りがでてきますよね。
冷蔵と冷凍に小分けして保存しました。
おしたし、卵焼き、スープに大活躍します。

「モロヘイヤ」は、エジプト生まれで、
アラビア語で、「王様の食べる野菜」の意味になります。
病気の王様が、「モロヘイヤ」入りスープを飲んだら、
特効薬?たちまち、回復されたことに由来します。
しかし庶民も日ごろから食べられているそうです。
日本では、健康志向の高まりにつれ、注目の野菜に。
食物繊維、カロチン、ビタミンB1、B2、C、
カリウム、カルシウム、鉄が豊富、
そして抗酸化作用のあるクエルセチンも。
このように栄養価が非常に高く、納得の命名ですね。

このモロヘイヤの後に、面倒くさがり屋さんは、
月末に、玉ねぎを100本程度植えるらしく、
もう耕し始め、土作りに、珍らしい。
どんな風が吹いてきたのかな。
風といえば、週末の大型台風、気になります。