気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

ブルガリア国立歌劇場のトゥーランドットを京都で

2015-10-13 12:10:01 | 音楽
夕方から北山の京都コンサートホールへ伺いました。
京都北山の駅前の雰囲気は、
銀杏もやや黄ばみ、秋の暮れなずむ感じが・・・

京都府立植物園の秋はこれからのようです。

金木犀は満開で、
   
植物園側からは屋根つきの道がホールへと続いており、
雨が降っても、あまり濡れずすみます。
陶板名画の庭を少しですが眺めながら進むと

3分ほどで、京都コンサートホルに。

ブルガリア国立歌劇場による『トゥーランドット』の公演
コンサートホールですが、オケ・ピットもないのに
どうされるのでしょうか。
このオペラをセミ・ステージ形式でされるそうで、
さて3つの謎とともに・・・どうなるのでしょうか?
演出の見せ所で、期待を胸に客席へと。

向かって右側4割にオーケストラが密集しており、
残り左側6割に傾斜した舞台が3段という設定。
はじまってから分かったのですが、
P席には合唱団と従者等、そして
パイプオルガンの左横の上席に王様という配置でした。

指揮者バリカロフの登場ではじまりました。
北京の設定なのに、忍者風の衣装もあり、面白いです。
この狭い舞台を有効に使い、なかなかの好演。
指揮のバリカロフとの息もぴったりで、
カラフ役のアンドレエフは、良く響く声
リュー役のバンダロフスカと
トゥーランドット役のダシュニャムのソプラノに
ややキレがなかったのを補うように、
ピンポンパンの3人の、ユーモラスさもあり、
終演後もなかなか拍手が鳴りやみません。

10月15日に西宮の県立芸術文化センターでの
イーゴリ公の公演も鑑賞したくなりました。