気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

茶通箱点前の後、茶通箱付花月を

2015-09-18 10:51:53 | お稽古

昨日は、秋雨の中
着物を着て、お茶の御稽古へ
前回、茶通箱の点前を2回させていただき、完璧
と思いましたが、客のやり取りなどあやしいところが・・・

今回は、茶通箱点前(棚使用)で、正客をさせていただき
家に帰ってすぐに復習しました。
というのも
裏千家では相伝課目になっており教科書がありません。

茶通箱は、二種の濃茶を客にもてなす時のお点前です。
亭主が用意したお茶とお客様から頂いたお茶の両方を点て、
お客様のお気持ちにお答えします。
到来のお茶には敬意を表し茶入に入れ、
亭主用意のお茶は棗に入れ大津袋、なければ使い帛紗に包み
それを茶通箱に入れて、濃茶を二服点てます。

到来のお茶の入った茶入は、濃茶平点前と同様に
飾り、清め、点てます。
問答が普通と異なり、正客は茶通箱が点前座にあれば、
一服目をいただいた後、今一服のお茶を所望いたします。

二服目に入る前に茶巾を絞りたたみ直す。
水を釡にささない
茶通箱の扱い(指のかけかた、箱の回し方)
二服目の帛紗さばきに省略の印に
パチンと塵除けをして草に捌く。
同じ茶碗で濃茶を二服点てるため、
一回目の茶碗が戻った後のすすぎは二回。
拝見の出し方(一服目、二服目、引き方)

道理にはかなっていますが、
続き薄+大津袋+・・・

午後からは、
皆さんと茶通箱付花月を楽しみました
先生は苦しみだったように思われます。

茶通箱付花月は
2種の濃茶の後、3服薄茶

点前の意味を理解していることと
点前の知識も必要です。
日々精進ですよね。