気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

庭の秋を探して、長緒茶入でお稽古を

2015-09-05 09:21:03 | お稽古
のんびりと朝餉をしておりました。
前日は京都にて巻紙(茶の湯の手紙)の特別講習後にヨガ、
家にたどり着いたのは午後9時半、
講習会では多岐に亘る先生のお話に今回も”目からうろこ”。


昨日の講習会を思い返しておりますと、突然の電話です。
「今日御稽古できますか」
すみません メールを見てなくて
10時にお稽古に、来られます。
あわてて庭に出て、お花を、
虫しぐれの中、
ムラサキシキブが色づき始め、
萩が風に揺れ、吾亦紅がふらふら
ホトトギスは凛と立ち、
まだまだ槿も負けてはおりませんが、
今日は玄関に萩を入れてみました。

珍しいトンボが、止まっております。
アオイトトンボだそうです。
そういえば香合も蜻蛉でした。
 
秋の足音が聞こえておりますね。
 
昨日いただいた蕾の芙蓉が、
一晩で咲き切り写真のとおりです。
どうぞ御稽古の間萎まないように。
今日は長緒茶入の点前をさせていただきましょう。
長緒でのお濃茶は始めての方です。
お一人なので、じっくりできますよ。 
お薄器は、重陽の節句がもうそこなので
高台寺蒔絵棗としました。
お茶杓の銘が楽しみです。
  
主菓子は、いただき物が冷蔵庫に
花仙堂(奈良)の「悠水」です
栗と大納言小豆を葛でくるんだものです。
 
栗で秋を感じていただきましょう。
茶を掃き、炭を置いて、釡を掛け、
さあ、水を撒いていつでもどうぞ。