庭には、夏の花『木槿』と秋から春の花『椿』が。
風炉(夏)の木槿に対して、
椿は、炉の季節の代表花として
11月の炉開きから4月の透き釡まで、
長い間、床を飾る主役ですね。
椿の開花はだいたいこの花で始まるといわれる
『西王母』が三輪、咲きだしました。
その名の通り桃のような淡い色に、薄紅のぼかしが入り、
先端のふくらみが、艶やかさを醸し出しております。
「西王母」は、
西の方角の女神で、三千年の齢を保つといわれる
桃の実を持っており、長生きを願う漢の武帝に仙桃7個
与えたと伝えられる神様だそうです。
ちなみに反対側の神様は「東王父」といわれる
男の神様で、花の名前はつけられておりません。
この中国の故事に基づき
お能の演目に取り上げられたり、
和菓子としても、いただく機会がありますね。
この花は、9月~4月まで非常に長く咲いておりますが、
本当は咲き始めが良いですね。
でも お茶室にはまだ早いですね。
庭でゆっくりたのしみましょう。
鋏を入れるのは、炉開きまで、御預けです。
風炉(夏)の木槿に対して、
椿は、炉の季節の代表花として
11月の炉開きから4月の透き釡まで、
長い間、床を飾る主役ですね。
椿の開花はだいたいこの花で始まるといわれる
『西王母』が三輪、咲きだしました。
その名の通り桃のような淡い色に、薄紅のぼかしが入り、
先端のふくらみが、艶やかさを醸し出しております。
「西王母」は、
西の方角の女神で、三千年の齢を保つといわれる
桃の実を持っており、長生きを願う漢の武帝に仙桃7個
与えたと伝えられる神様だそうです。
ちなみに反対側の神様は「東王父」といわれる
男の神様で、花の名前はつけられておりません。
この中国の故事に基づき
お能の演目に取り上げられたり、
和菓子としても、いただく機会がありますね。
この花は、9月~4月まで非常に長く咲いておりますが、
本当は咲き始めが良いですね。
でも お茶室にはまだ早いですね。
庭でゆっくりたのしみましょう。
鋏を入れるのは、炉開きまで、御預けです。