気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

天地の墨書で

2015-09-11 09:25:59 | 日記
大変な水害が・・・
玄関を”天地”二大字
(通称:小天地、根津美術館)の色紙にて
良寛(1758〜1831)さんの書で、
「天地」の二文字が
広くとられた余白との調和がいいですね。
良寛さんの枯れた味わいのある遺墨です。

この色紙を見ると
自然の前では、人間とは
なんとちっぽけな存在であると・・・
小さな色紙に細い筆でなめらかに
書かれた天地二文字ですが
銀河に広がる大きさを感じます。


『音もなく香もなく常に天地(あめつち)は 
        書かざる経をくりかえしつつ』

二宮尊徳さんも、
全ての人が安穏に暮らせるようにと
願いをこめておられます。

さあ、三人をお迎えしないと
久しぶりの点茶盤です。