気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

七種の蓋置で

2015-07-21 00:46:54 | しつらえ

関西も梅雨明けです。
蜘蛛の巣も、朝早くから強い太陽を浴びています。
稽古場 玄関
昨日は、朝からお一人が稽古に見えられ、
伊予松山銘菓の一つの、薄墨羊羹をいただきました。
有難く、稽古に使わせてもらいますので、
その折に、ご紹介いたします。
お床は前日の『三友之式』のしつらえの名残で、
お濃茶点前を。
ガラスの置水指、栄螺(さざえ)の蓋置で、涼を・・・。
 
この栄螺の蓋置は、七種の蓋置の一つです。
蓋置は、台子皆具に一つで、唐銅(からかね)から始まり
陶磁器、竹(利休居士の発案とされ、引切とも)等、
趣向により楽しみのあるお道具になっていますね。(点前道具 下 淡交社より)

①火舎香炉(ほやこうろ)
②一閑人(いつかんにん)
③五徳(ごとく)
④三つ人形
⑤三つ葉
⑥栄螺(さざえ)
⑦蟹(かに)
『三友之式』稽古時に