日本ヨーガ学会

ヨーガ的生活

経典や聖書は素晴らしい!真に生きる活力になる

2016年03月01日 22時20分05秒 | 思うがままに

こんばんは。

『ヨーガ・スートラへのいざない』の入稿を終え、(とは言え、実はこれからも大変なのですが…)サンライズの木村健一郎さんに編集作業を委ね、今日は、紀伊国屋書店に行って気分転換しました。

このところ、Amazonで購入することが多くなり、ほとんど毎日、本が届きますが…。(笑)

でも、今日は本当にぶらっと出かけてきました。

作家のなかにし礼さんの『闘う力』を買い、カフェで、一気に読みました。

彼が、闘病中、心の拠り所になったのは、般若心経と旧約聖書だそうです。特に、信仰心に目覚めたというわけではないけれど、常に死について語っているから耳を傾けるに値する…と。

もしかしたら、解釈に誤りがあるかもしれないけれど…と書かれていました。

しかし、自分の感性で、経典をどうとらえようと、拠り所となるならば、その書は大いに価値あるものとなると私は信じています。

彼は、もともと、敬愛する鈴木大拙老師言うところの、「日本的霊性」の「いのち」の原理に従い、創造の神秘と歓びに導かれて生きることを好む…そうです。

具体的に、真に生きる活力となったことは「小説を書く」ことだったそうです。

抗がん剤治療を受けながら、苦しみの中で、「もう一人の自分」という応援者を立てることにつながった…とか。とにかくガンは消えたそうですが、執拗な病気であるがゆえ、もはや贅沢は言わない!

これからは「自分とは何か」を知るために作品を書く…と締めくくっておられました。

今、元気な人も、今治療中の人もご一読の価値はある一冊です。(荻山貴美子)

 

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1 コメント

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Unknown (春爛漫)
2016-03-03 11:49:50
先日、お元気な姿で、テレビに出ていたなかにし礼さん。大変な闘病生活のお陰で今があるのですね。
早速買って読み始めました。
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