大阪にいます。
次号の『ヨーガの四季』もきっと喜んでいただけそうです。
特集は今、3分の2くらいの進捗度です。
これが終われば、全国大会、ザ・ニュースペーパーの舞台、そしてインド旅行…と楽しみが続きます。
インド旅行と言えば大陸旅遊の谷奥徹男氏とマルカス氏。
マルカスさんは、立川談志さんのお弟子さんで、立川談デリーの異名を持ったかた。
談志師匠はインド人のマルカスさんが大好きだったのです。
まだご病気をする前からインドに憧れを抱いていた師匠は、マルカスさんに出会い、益々インドが好きになったようでした。
その昔、こんなエピソードがあったようです。
まだ携帯電話が普及していないころのテレフォンカードの時代です。
その頃は偽造カードがかなり出回っていたようです。
路上でテレカを売っていたパキスタン人にお説教をしていた談志師匠…
何やら「通報してやる!」という声を聞いていたお弟子さんは、その後、驚くべき光景を見たそうです。
それは、千円で数センチもあるテレカを手にしていた師匠の姿。しかも、それだけではすまなかった。
師匠は、そのパキスタン人と電話ボックスに入り、一枚一枚度数を確認させたそうです。
すべてのカードは100度数あることがわかった師匠のセリフが笑えます。
「偉い、お前は偉い。パキスタン人にしておくのは惜しい!俺の力でインド人にしてやる!」と。
そのパキスタン人はとっても迷惑そうな顔をしていたそうです。
談志師匠のハチャメチャな一面でした。(荻山貴美子)