日本ヨーガ学会

ヨーガ的生活

足が短い?

2019年09月11日 14時38分47秒 | 思うがままに
昨日は通信講座の資料作りと録音。
今日は月曜日の「ヨーガまんだら」講座のプリント作りです。土日は熊本になりますので手際よくしなければなりません。でも気分転換にカフェで一服しています。

田原豊道先生の嫌いな言葉は「勉強」と「頑張る」と「努力」。

たしかにイヤイヤ強いられてする勉強ほど嫌なものはありません。

私も勉強は嫌いです。それに対して学習とはいい言葉ですね。

でも、私はこの30年がんばってきました。努力もしてきました。そうしないとこなせなかったのです。

夫にも寂しい思いをさせたに違いありません。

「寂しくない?」と聞くと「ぜーんぜん。俺は俺の楽しみかたがあるから…」と言い続けました。

でもやっぱり違うと思います。

家にいる時は、私はいつもパソコンの前か台所。
特にヨーガの四季の編集の時期は朝から夜まで集中していました。

気がつくと食事をする時間も忘れていました。

ハッと気がつき、「お腹空いたでしょう?」と聞くと、力なく「ちょっとね」と言ったことも2度や3度ではありませんでした。

それでも何とか時間を作って、2人で行く旅行は楽しかった。

来週は映画に行こうね。と約束すればどんなに忙しくてもウキウキしました。

2人の好きな寄席にお芝居。
よく行きました。

私にとっては何よりのご褒美でした。今、そのご褒美がなくなり、風穴が空いたまま2ヶ月が過ぎました。

こんなに長い間、ずっと大好きでい続けることができるなんて珍しいかもしれません。

お互いがお互いの一部になっていました。

事故か何かで一緒に死ねたらいいね。といつも話していたんです。

夫は尊厳を保てて本当に幸せだったと思います。ちょっとカッコ良過ぎたくらい。

でも私を残していくことは悲しかったでしょうね。

いつかは来る別れですが、こんなに辛く悲しいことはありませんでした。

でも神さまを恨んだことはありませんでした。すべて神さまのお計らい。宿命だったと思います。

今でも実は癒えてはいません。

ケンカもしたけれど、楽しかったことしか思い出せません。

こんなことがありました。

考えることが似ていて、お互いにデパートでお刺身を買ってきたことがあります。

そうしたら夫が言ったのです。

「刺身は足が短いから今日中に食べないとね」

「えっ、足が短い?それ自分のこと?それを言うなら足がはやいじゃないの?」

「あっ、そうだ!ハッハッハ」

お茶目でした。


コメント
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