日本ヨーガ学会

ヨーガ的生活

愛せる脳 愛せない脳

2018年01月30日 00時50分02秒 | 思うがままに
今、脳に関する本に夢中です。

2月には東方学院の新春研究発表会があり、浅野高雄先生の「脳と心:心についてのブッダの教えと現代脳科学」の研究発表があります。
このタイミングでこの内容。まさに引き寄せの法則です。楽しみです。

さて、脳には「愛せる脳」「愛せない脳」があるようです。浮気しがちな人(人に対しても物事に対しても)は、愛する時に深く関わっている物質の数が少ないとか。

人に愛着や共感や痛みを共有できない人は、愛せない脳だと言えますが、そういう人は、もうずっと人を愛せないのかと言えば、トレーニング次第だそうです。

それは、脳内の「愛情ホルモン」を意図的に増やすこと。

具体的には、愛したい人と同じ空間にできるだけ長くいること。

人に共感を持ったり人の痛みを共有したりすると、愛情ホルモンの分泌が促され、ひいては人の役に立つ行動につながるそうです。

自分の子どもでなくても、愛情をもって誰かを育てることで同様の効果もあるそうです。

その結果、「幸福感」「癒し」「安心感」がもたらされ、直接的に身心を活性化させる…ということが、脳科学の分野で明らかにされているようです。

田原豊道先生のお元気とパワーはまさにこれではないでしょうか?

もともと「愛せる脳」の量が多いうえ、愛情ホルモンの分泌が旺盛な田原先生は、他者の幸せや組織全体の幸せ、つまりポジティブな願いをいつも抱いているので幸せ物質が大いに分泌され、身体に良くない悪玉物質の分泌が抑制されているに違いありません。

人の痛みがわかる人は、同時にすべての人の喜びを我がこととして受け止める。まさに宇宙意識ですね。(荻山貴美子)
コメント (1)
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