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横浜から北海道の山村に移り住んだ、我が家のつぶやき

北海道追分に移り住み5年。今度は追分から恵庭へ。毎日が新鮮で愉しい事だらけ。そんな生活を気まぐれにおしゃべりしています。

笑顔の裏には・・・・

2012年02月14日 02時11分10秒 | 

恵庭で出会った素敵な女性。

お酒の話になったら、“大~好き!”  “私も大~好き!”

ご招待をうけ、彼女の家におじゃまする。

玄関外には大きなつぼに赤い実をつけた曲線の枝が活けられ、広い玄関ロビーには柔らかい光と可愛い手作りの雛人形が出迎えてくれる。

廊下を抜け、暖かい大きな部屋と大きなテーブル。

チーズホォンテの用意と手毬寿し、わらびのおひたしなどなどとワイングラス、ビールグラスが置かれ、準備をする彼女は着物姿。

う~~素敵!

彼女はいつも素敵な笑顔と穏やかなゆったりとした空気が漂っている方だった。

きっと素敵なご主人と豊かな暮らしをされているんだろうな~って思っていた。

違っていた。

ご主人は7年前、55歳で胃癌で亡くなわれていたのだった。

そしてまた彼女も悲しみが癒えないままに4年前に悪性リンパ腫を発症。

抗癌剤治療で髪の毛は抜け落ち、大変な時期を過ごしてきた。

同席していたもう一人の方も3年前に奥様を同様に癌で亡されている。

定期的に検査をしながら経過をみている彼女。

どうぞ、再発がおきないことを心から願うばかり。

いかに生きるか、

いかに愉しく生きるか、

みな同じ想いで話が弾む。

“アトリエを見て” 通された場所は別棟の囲炉裏のある素敵な部屋だった。

そこにはご主人が焼かれた陶器の数々が置かれ、ここはご主人と彼女が一番好きな場所だった。

ここで人を迎え、焼き物を作り、お茶を点て、愉しいおしゃべりに興じる。

涙がこぼれる。

彼女のお宅は見事なまでに、隅々までバランスのとれた部屋作りをされている。

心地よい時間が流れていく。

時間はあっという間に過ぎ、お別れの時間。

またいつかおしゃべりできる日を楽しみに。

どうぞ彼女をお守り下さい。

 

 

 

 

 


我が家の家族

2012年02月14日 01時29分51秒 | 動物

どんなに寒くても、どんなに雪が降っていても、外を駆け巡るアイリッシュセッター2歳のチャチャと、まだへその緒がついたまま小雪の降る中に置かれていた1歳のふ~た。

元気いっぱいに広大な雪原を走りまわる。

全く疲れを知らない子供達。

それとは対象的な13歳のさくら。

“おいで”と外に誘っても動かない。

抱っこをして外に出しても、そくそくと戻ってしまう。

寒いのが苦手。もうおばあちゃんだからかな。

さくらの子供のモコは外遊びが大好き。柔らかい髪なので顔にも脚にも雪玉がくっつく。

今日は珍しいところで寝ている。

まだ小さかった頃、よく洗濯かごに入って寝ていたっけ。

久しぶりにみた、洗濯かごのさくらとモコ。

眠そうだね。

ふ~たはコタツの中ですやすや。

みんなあったかいところが落ち着くんだね。