横浜から北海道の山村に移り住んだ、我が家のつぶやき

北海道追分に移り住み5年。今度は追分から恵庭へ。毎日が新鮮で愉しい事だらけ。そんな生活を気まぐれにおしゃべりしています。

高級旅館

2018年11月28日 21時03分28秒 | 

息子からのプレゼントで初めて泊ってから5年、

“よかったね、また行きたいね。”

と話しながらも、一人30000円を超す宿泊料金はおいそれと出せない。

今回20000円の「ふっこう割クーポン」をゲットし、2回目の訪問となった。

最初の感動が良く過ぎたのか、

値段が安かったのか、

う~~~~

こんなだっけ?

夕食までのひと時、まずは部屋でビールをぐぃっと。

は温泉に。

部屋着は音がするほどにバリバリと糊がきいている。

う~~~

ききすぎ?

個室夕食。

チョッピリ紅葉が残る木々の間より岩肌を流れ落ちる滝を目にしながら、ゆっくり会席料理を頂く。

う?

こんなだっけ?

素敵な器に盛りつけられ、美味しいには美味しいのだけど・・・

最後のデザートを食べ終えた頃には、お腹がパンパン。

部屋に戻った夫は、“苦しい~”と布団に倒れこむ。

いつものなら夕食後に部屋でチビチビする私だが、苦しい~

好きなお酒も飲まず、飲めず、温泉に入り横になる。

夜中、暑くて眠れない。

部屋の暖房は止めてあるが、暑い!

何度も寝返りを打ち、汗はかく、掛物は剥ぐ。

夫も“暑い!”と眠れない様子。

1時、2時、3時、4時、まんじりせずまま空がしらばみ始め、寝るのをあきらめ温泉へ。

誰もいない。

至福の朝湯。

部屋に戻り、よく冷えたスパークリングワインを開ける。

寝不足の五臓六腑に染み渡り、グイグイ吸い込まれていく。

ホテルオークラの朝食に真似て持参したスパークリングワインは正解だった。

誠至福なり。

食前酒がよく効き、さぞや朝食を美味しくいただけるだろうと思いきや・・・

う~~

テーブルを埋め尽くすほどの料理の数々。

毎日食パン一枚と牛乳一杯だけの私たち夫婦。

残してはとまたお腹に入れてしまった。

またしても

う~~~~~


夕に朝に、お腹いっぱい美味しい食事を頂き、

築50年を超える隙間だらけの我が家とは程遠い、暖かい部屋。

幸せ~~~!のはずなのに、

落ち着いた広く素敵な部屋で、夫婦水入らずゆっくりおしゃべりもせず、

苦しい~

暑い~

お互い心中は口にせず、静かに帰途に着いた今回の旅。

しかしながら、

温泉でも食事でも誰と遭遇することなく、

仲居さんの対応、館内随所にさりげなく挿された生け花などなど、

心地よい空間は見事だった。






 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿