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横浜から北海道の山村に移り住んだ、我が家のつぶやき

北海道追分に移り住み5年。今度は追分から恵庭へ。毎日が新鮮で愉しい事だらけ。そんな生活を気まぐれにおしゃべりしています。

気分がいいこと

2013年11月23日 21時15分30秒 | 家族

朝“モコおはよう!”って戸を開けると、ぴょんぴょん飛び跳ねて足元に寄ってくる。

人間のようなわかり易い表情はないけど、きっとにこにこ笑っている、

“よ~いどん!”

いつものようにいつもの道を走る。

秋蒔きの麦がちょっとだけ伸び、青く染まった畑を左右に、真っ直ぐ伸びる300mほどの農道を最近走っているんだ。

まあ~走るというよりは歩いてはいないよって感じかな。

60を過ぎてから変に健康を気にしている自分がいるんだ。

車移動ばかりだし、運動も特にやっていないから、何かやんなくちゃって思っちゃんだ。

歩くより走ったほうが効き目があるかな~って・・

でも効き目というより、以前は出来なかった事が出来た事がいいんだなあ~

もうダメだ~

って止めちゃうのは簡単。

すぐ出来ちゃう。

あそこまで行ったらもう止めよう。

そこに着いて、まだ行けそう。

またそこに着いて、まだいける。

あれ?着いちゃった。

メロンの時もそうだった。

30度を超える暑~い80mのトンネルハウスの中で、四つんばいになりながら作業をしていく。

もう少し、もう少し、もう少し

 

そんな時、自然に口から出るのはザードの「負けないで」。

 ♪負けないで、ほらそこに♪

♪ゴールは近づいている♪

頑張らなくちゃって感じじゃないんだ。

伸びたメロンのつるをきれいにして風通しよくしてあげる。

風通しよくなったメロンは風を感じ、陽射しを感じ、またすくすくと成長する。

それを見るのが楽しいんだなあ~

職場も家庭も風通しがいいと気分がいい。

だから今まで走るのを途中で止めちゃった自分じゃない自分に、“やったね!イエ~!”っていい気分なんだ。

でも、

だからって、“毎日走んなくちゃ”なんて思っていない。

ゆっくり歩くこともいい気分だから。

薪ストーブの揺れる炎を見ながら過ごしている今もいい気分。

足元が寒いからと薪ストーブの部屋に炬燵を置いたら、

炬燵の中では風太が、ストーブの前ではおと~さんが、座布団の上ではさくらがすやすやすやすやお休みタイム。

そんなみんなを眺める私。

あ~いい気分。