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●知が力なりの時代に

2010-10-16 | Weblog
●知が力なりの時代に  

A.トフラーの名著「パワーシフト」(徳山二郎訳;扶桑社)に、こんな話がある。  
天照大神の時代の三種の神器とは、剣と勾玉と鏡であった。それぞれが権力(パワー)の源と対応している。すなわち、
剣は筋力と、
勾玉は金力と、そして、
鏡は(自分自身について知るための)知力
と対応している。
そして、その権力の源泉が、筋から金へ、そして今、金から知へとシフトしてきていると。

 この知力を支えるのは、外部では、データであり、情報であり、知識である。そして、人の側では、認知機能の性能である。  
知力を機械として具現化したのが、コンピュータである。1938年のABCコンピュータの出現は、金から知へのパワーシフトを強力に押し進め、そして、社会の知の世界も、人のそれをも一変させた。  
時を同じくして、心理学も大きくパラダイム・シフトした。外部の力との関係でのみ人の行動を考えるべしとする行動主義から、内部の知(心)こそ心理学の研究対象とすべしとする認知主義へと、研究パラダイムを大きく転換させた。

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2 コメント

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Unknown (桜香)
2010-10-16 07:27:27
神話→聖(ひじり)
日を知り
火を知る賢者が語源と……習ったきよく

せんせい
!(b^ー°)
こんにちの心理学のステージにに降り立たたれた聖でいらっしゃいます



わたしも
地上に舞い降りた
天…………………………




ガンバリマス
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d=(^o^)=b (green)
2010-10-16 22:35:46
良いことですね(^-^)v

時代とともに、変わってゆくものもある*
良い方向へ発進し続ける事を、願います(^^)v
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