
至高体験(peak experience)〔1992年版 心理学〕
恍惚感、神聖感、自己拡充感、絶頂感、至福感、自己忘却感、滅私感などを伴った体験のこと。宗教家や神秘家(特殊な予知能力や感受性を持った人)が体験する特殊なものとされてきた。しかし、A・H・マスローは、こうした至高体験を特殊な体験とは見なさずに、普通の人間でも、自己実現の過程の節々で体験できる重要な体験として位置づけた。至高体験のなかで、種々の対立する二分法(たとえば、物と心、客観と主観、刺激と反応、自然と人間、個人と社会など)を超克し、より高次の包括的な自己の統一をはかるとされる。
恍惚感、神聖感、自己拡充感、絶頂感、至福感、自己忘却感、滅私感などを伴った体験のこと。宗教家や神秘家(特殊な予知能力や感受性を持った人)が体験する特殊なものとされてきた。しかし、A・H・マスローは、こうした至高体験を特殊な体験とは見なさずに、普通の人間でも、自己実現の過程の節々で体験できる重要な体験として位置づけた。至高体験のなかで、種々の対立する二分法(たとえば、物と心、客観と主観、刺激と反応、自然と人間、個人と社会など)を超克し、より高次の包括的な自己の統一をはかるとされる。
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