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車内で勉強している若者」10年前の今日の記事

2019-06-18 | 教育
久しぶりのTX
前の座席に若者4人

英語の文献を読んでいるボーイ
数学の勉強をしているボーイ
英語の教材でよしゅうをいているガール
日本語の文献を読んでいるボーイ

びっくりしたなー
若者、携帯とゲームばかりに熱中しているとばかり
思いこんでいた
これなら、日本の未来明るい

会社が買収され降格された。転職すべきか

2019-06-18 | 教育
会社が買収され降格された。転職すべきか

相談者:IT関連企業勤務/30歳/男性

悩み@@
社会人になって8年目のデザイナーです。管理職的な立場になり、社員と経営陣の間で板ばさみ状態になることも多いですが、みんなの期待を背負って結果を残すのは昔から慣れていること。仕事もプライベートも順調な毎日でした。
しかし、会社が買収されてしまい、自分は管理職から平社員に降格。給料も激減し、プライドも激しく傷つきました。同僚は失意のまま会社を去りましたが、負けず嫌いな性格の自分は、見返してやりたい一心で会社に残ることを決めました。でも、たまに、意地だけで仕事をしている自分に嫌気がさします。キャリアを考えると今の状況に耐えるほうがいいとは思うのですが、精神的にはもう限界です。転職すべきでしょうか。
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●事態はかなり深刻
「精神的にはもう限界」との認識をお持ちだとすると、事態はかなり深刻で緊急なように見受けられます。転職先のめどさえあるなら、逡巡することはありません。思い切って転職されてはいかがでしょうか。
あるいは、めどがたっていないなら、とりあえず、慎重に転職のためのスケジュールや手立てを考えて動きだしてみてはどうでしょうか。それだけでも、厳しい現状から心理的に距離を置けるからです。気持ちも少しは楽になるはずです。

●専門職のプライドで勝負
考えてもみてください。デザインというかなり専門的な職種の仕事を意地や見返しの気持ちでやっていたら、日々の努力がもったいないと思いませんか。デザインの仕事そのものにこそ全エネルギーを注ぐべきではないでしょうか。その結果として、真の意味のキャリア形成ができるのではないでしょうか。
「キャリアを考えると今の状況に耐えるほうがいい」というあなたの思い、そしてあなたの言う「キャリア」が何を意味しているのか、私には理解できません。

●人生を変えるまたとない機会かも
8年目の降格、減給は考えようによっては、働き方、やや大げさになりますが人生を変えるまたとない機会と考えられませんか。あなたは、これまで、ポスト、給料のためにデザインの腕を磨いてきたのでしょうか。デザインの仕事力アップへの結果として外から与えられたに過ぎないものと考えられませんか。これを機会に、専門職としてのデザイナーとして自分がどれほど通用するのかを外で確認されるためにも、転職、あるいは転職活動を強くお勧めします。

●ネガティブ感情が心配
もっとも今現在の職場でも、このように仕事志向へとあなたの考えを変えることができるなら、あえて転職というリスクをとる必要はありません。意地や見返しのようなネガティブな感情に支配されたままデザインの仕事を続けることのマイナス効果が心配なのです。デザインのような感性勝負の仕事では、とりわけその点が心配です。

2000万円、一人歩き騒動

2019-06-18 | 社会
 還暦の貯蓄額、2千万円にはとても届かず。4人に1人が100万円未満―。プルデンシャルジブラルタファイナンシャル生命保険(PGF生命)は16日までに、今年60歳となる男女2千人を対象にしたアンケートの結果を公表した。例年行っている調査だが、「95歳まで生きるには夫婦で2千万円の蓄えが必要」と試算した金融庁金融審議会の報告書問題が物議を醸す中で話題となりそうだ。
(KYODOより)
@@@

怖いねー

お金も怖いが、お金の話も怖い。
もはや止めようもない。

報告書では、
たとえば、これこれの条件では、2000万円不足、
といっているに過ぎないにもかかわらず。

気になるのは、大きくは、日本人の民度。
小さくは、予測リテラシーの欠如<<教育問題といってもいいかも。

たとえば、この調査では、次の点を確認する必要がある。
①2千人は、どうやってえらんだか?
 無作為抽出が原則
②回収率は?
 50%以上あたりが一つの目安
③キー項目は、どんなものか?
 どのように尋ねたのか
④調査時点は?
 金融庁の報告書の前後
⑤経年変化はどうなっている?<<必須ではないがあれば、結果の信頼度があがる




本格的に、腰が痛くなった

2019-06-18 | 健康・スポーツ心理学
多分、卓球がいけなかったのではないかと思う。
それにしても、やめて3週間くらいになるが、
全然、痛みが引かない。
むしろ、強まっている感じがする。

まだ一日6千歩は、クリアしているが、やや心配。
また医者通いかなー

昔から、ちょっと無理をすると腰に来るほうだった。
何度か、整形外科でレントゲンを撮られてこともある。
結局は、シップでしのいできた。

そうかー、クリニックなら、レントゲンなしでシップだけもらえるなー。

●臨床心理士(clinical psychologist)

2019-06-18 | 心理学辞典

●臨床心理士(clinical psychologist)
からだの不調や病気とおなじで、心の悩みや病気も治療が必要である。それに「医学的に」たずさわるのは精神科の医師であるが、医師とともに、あるいは単独で、患者、来談者(client)と、もっぱら「言語的、行動的に」やりとりしながら心の健康の回復を支援するのが、臨床心理士である。

1988(昭和63)年に、この臨床心理士の資格認定をするための日本臨床心理士資格認定協会が発足し審査業務を開始した。このねらいは、心理臨床という仕事の専門性を高め、社会で一定の認知をしてもらうことにより、急増する需要に対処するための、良質な人材を確保することにある。
協会によると、臨床心理士には、4種の能力が必要とされる。
(1)各種の心理テストなどを使った心理診断の技法に精通していること。
(2)心理治療的援助技法(精神分析、行動療法など)の的確な処置能力。
(3)地域精神衛生にかかわる人的援助システムの管理・運営・相談の能力。
(4)研究・調査とその発表能力。
臨床心理士の資格を取得するためには、大学院(修士課程)レベルでの心理学の専門的な学習に加えて、協会の実施する筆記試験と口述試験に合格することが必要である。

プレゼン力アップ」表現力アップ

2019-06-18 | わかりやすい表現
プレゼン力アップ

●プレゼンテーションとは
 口頭でのコミュニケーションには、たくさんの聴衆を前におこなうプレゼンテーションと、それとはいろいろの点で際立った対照をなす会話(おしゃべり)とがあります。本項ではプレゼン、次項では会話を取り上げます。
 文書によって伝えるのは間接的ですが、プレゼンも会話も、相手が目の前にいます。コミュニケーションが直接的です。
 この伝達の直接性が、プレゼンと会話のメリットでもあるのですが、時には、さまざまな面倒な問題が発生します。

●数に負ける
 余談になりますが、昔、3年間、付属高校の校長を兼任していたことがあります。年に10回くらい、朝礼台から700人余ほどの子どもたちに話をしてきました。
 これは今でも不思議に思うのですが、ただ聴衆の数が多い、というだけで、猛烈なプレッシャーを感じました。「頭真っ白、目が点」とまではいきませんが、最初は、話す時間が近づくと胃が痛くなる思いでした。回を重ねるにつれて次第に慣れてはきましたが、慣れるまでの間は、話す内容は、メモにしてそれを見ながら話すことでしのぎました。
 「聴衆はかぼちゃと思え」という忠告も思い出しましたが、あまり効果はなかったようです。
 講義でも、50人を超えると、しんどくなります。別に聴衆と戦うわけではないのですから、それほど緊張することも恐れることもないとは思うのですが、こればかりはどうにもなりません。
 準備万端でいくしかありません。
 
●聴衆を分析する
 というわけで、聴衆の数がどれくらいかもあらかじめ知っておいたほうが無難です。さらに、どんな人が聴衆なのかの分析も大事です。視点は2つです。
 一つは、関連知識の有無です。
受け手が、これから話す内容についてどれくらい知識を持っているかです。学校なら子どもの知識レベルや内容はだいたいわかりますから、この点は有利です。
もう一つは、聴衆があなたのプレゼンを聞きたいと思っているかどうかです。
 一番楽なのは、プレゼンの場に自分から望んで来てくれている動機づけの高い聴衆の場合です。
 こういう時は、内容勝負のプレゼンでよいのですから、気持ちよいプレゼンができます。
 プレゼンとは違いますが、寄席のお客さん。みずからお金を払って笑いにきてくれています。
一番困るのは、大学で言うなら必修の授業の受講生。単位取りだけがねらいの聴衆相手のプレゼン(授業)はとても疲れるし、うまくいかなかった後のストレス(PTSDならぬPPSD;post-presentation stress disorder)に悩まされます。
しかし、動機づけが低く、関連知識の少ない聴衆相手のプレゼンこそ、プレゼンの醍醐味かもしれません。いくつかの工夫を紹介してみます。

●聴衆の注意を管理する
 人の話を一方的に聞く時の注意の持続は、大人でも高々90分程度です。その間にも、注意は絶えず変動します。集中度が変わります。会場全体の注意レベルには、絶えず、意を配る必要があります。
 まずは、注意を引きつける工夫です。
付属高校で「校長先生の話」をする時には、模造紙にへたなイラストを描いて見せたり、ちょっとした実演をしてみせたり、クイズを出したりと、大学ではあまりしたことのないことをやってみたりしました。それなりに効果があった(と思っています)。
 次に考えるべきことは、プレゼン全体を通しての注意レベルです。これを一定レベル以上に保っておかないとたちまち聴衆は寝てしまったり、飽きてしまいます。
 このためには、一つは、マルチメディア提示を心がけることです。
口頭だけに頼るプレゼンではなく、スライド(パワーポイント)と文書、さらには演台でのジェスチャーをフルに使うことです。
 最近、パワーポイントによるプレゼンが普及してきて、演者が脇に置かれた演台のうしろに隠れてしまう形が一般化してきました。でも、これは、おかしいと思います。演者あってのプレゼンです。
 注意レベルを保つために有効なのは、聴衆とのやりとりを入れるのです。お説拝聴モードばかりが続くと注意レベルがどんどん低下します。そこで、対話モードにして注意レベルを上げるのです。随所でこれをやるとよいのですが、聴衆のほうからすると、迷惑。せっかく良い気持ち? で聴いていたのに、なんでそんなことするの、というようなところもあります。対話モードよりやや弱い、回答は期待しない問いかけモードを随所に入れるくらいのほうがよいこともあります。
 あとは、一時休憩です。90分を超えるようなプレゼンでは必須である。休憩すればまた注意のレベルは確実に上がります。
 90分の授業でも、私は、最近は、3分割授業をしています。
最初の15分くらいは「目で見る視覚心理学」、ついで本題に入り、途中で5分間、リラクセーション訓練、そして、また本題に戻るのです。

●わかりやすくする
①概要を配布する
 A4一枚くらいの概要を配布することは必須です。これによって、全体像がつかめるし、どこまで話が進んできたか、今の話は全体とどのように関係するかがわかるからです。

②スライドや資料は配付しない
 これを配布してしまうと、プレゼン会場が講義調になってしまいます。聴衆の顔が資料に向いてしまい、資料を逐一読むようなプレゼンになってしまいます。
最近は、パワーポイントを使うためか、特にこうしたプレゼンが多くなってきています。
しかし、せっかくお互いの顔が見えるプレゼンの醍醐味が味わえないのはもったいないと思います。場合によっては、事後配布という手もあります。

③相手の知識に配慮する
 聴衆分析のところで出てきた視点です。
これを具体的に実現するには、相手がよく知っている知識世界をうまく使うことである。
「たとえる」
「実例を使う」
といった工夫です。

●熱意も大事
 熱意と内容と方法とが三位一体になったとき、素晴らしいプレゼンになります。内容と方法にばかり意を配るだけでは十分ではありません。伝えたい、訴えたいという熱意を生で見せることも大事です。
 明るく、堂々と、はっきりした声で楽しそうに話すのです。
 それが内容と方法のまずさを補ってくれることさえあります。