心の風景 認知的体験

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閉じる幸せ

2017-10-23 | 癌闘病記
セレンディピティとはこのことか。
癌発覚したら、
こんな本が書棚にあることを発見。
目に飛び込んでくるから不思議。

「私の考える’閉じる’は、いったい締めくくり、自分にケリをつけるということ。
ーーーー
これからの自分には何が必要で、何が不要なのか。
何を捨てて、何を残すか。
閉じることを通じて、自分の価値観もはっきりと浮かび上がってくるはずです。」
(残間里江子)


閉じる幸せ (岩波新書)
クリエーター情報なし
岩波書店




シリーズ「頭を柔らかくするポイント;会話

2017-10-23 | 認知心理学
会話ーーー人から知をもらう

ポイント**************
1)会話を情報収集、触発、知識の転移に使う
  会話には、豊富な知的資源が隠されている。
  話した、笑った、楽しかっただけでは、もったいない。

2)知的共感性、傾聴も大事
  会話には、むしろ、積極的に聞くほうが有益。

3)知的会話のできる人を数人用意する
  いつも同じ仲良し3人の会話では、知的水準が低下する。
  誰とでも会話できる/するくらいの気持ちが大事

◆メタ認知(meta-cognition)

2017-10-23 | 心理学辞典


◆メタ認知(meta-cognition)

人は、自分で自分のことを知りたがる存在である。特に青年期になると、この気持ちが強くなる。これがメタ認知である。あたかも頭の中に小人(homonculus)がいて、頭の中で起こっていることを監視しているかのごとくである。メタ認知は、主に次のような仕事をする。(1)自分の能力がどれくらいかを予測できる。(2)自分が何をすべきかを知っている。(3)何をすれば最適な結果に至るかがわかる。(4)問題解決の実行過程を目標との関連で点検し、調節する。しかし、このメタ認知は、だれでもいつも完璧に働かせることができるわけではない。子どもや、大人でも知識不足の領域や認知パニック(頭の中の大混乱)時などでは、うまくメタ認知が働かない。その結果として、認知機能が不調に陥ってしまう。