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4日連続、600台をキープ アクセス数解析

2010-01-29 | Weblog
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2010.01.26(火) 2604 PV 628 IP 932 位 / 1357390ブログ
2010.01.25(月) 2728 PV 675 IP 820 位

一気に底が600台になったか
まだ安定はしていない
ツイッター効果かも

まずは、こういうブログがあることを知ってもらうこと
つぎは、リピーターになってもらうこと
これって、普通のお店の宣伝と同じ

がんばります
こうなれば、なりふりかわまず といいたいところですが
これが危ない

ゆっくり
マイペースでいきます

愛読感謝です


使命感ってなにもの?

2010-01-29 | ポジティブ心理学
使命感ってなにもの?

 使命感にかられた行動には社会性があります。それをすることが、世の中のためになっているという感覚ですね。
 類語辞典で、使命感の類語を拾ってみますと、
  「任務、職責、職務、責任、務め、献身、義務、課題」
となります。ここからも、社会性の意味がぼんやりとみえてきます。
 ただ、それだけではありません。使命感には個人的な嗜好も入り込んでいます。
社会からの要請と個人的な嗜好とがコラボレーションしたところに使命感が発生します。
 大事なのは、コラボレーションですね。
 社会からの圧力が強すぎると、命令になってしまいます。
 個人的嗜好が強すぎると、信念になってしまいます。たんなる人助けになってしまいます。
 社会と個人とが微妙なバランスをとれているところが使命感の大きな特徴です。というより、バランスがとれているときに、使命感は心の元気にします。

頭の中の小人 メタ認知

2010-01-29 | 健康・スポーツ心理学
02/10/23海保 2-11))


頭の中の小人 ----頭の働きを自分で監視しコントロールする

******ポイント
1)頭の中にいるもう一人の自分を鍛える
2)内省したり、心の動きを文章にしてみることで、メタ認知力がつく
3)メタ認知を過度に働かせると、認知活動が貧弱になってしまったり、挑戦心を削ぐこともある
********************

●頭の中にもう一人の自分がいる  
自分の頭の中にもう一人の自分がいるという感覚は、誰しもが持っているはずである。たとえば、  
・少し注意が散漫になっている(今現在の自分の頭の働きについ  てのモニタリング)
・この問題は自分では解けそうもない(自分の能力についての認  知)  
・この人の電話番号は知らない(自分の持っている知識について  の認知)  
・こうすればうまくいくはずだ(頭の働かせ方のコントロール)  

いずれも、自分の頭の働きについてもう一人の自分(ホムンクルス;頭の中の小人)が監視しているからこその感覚である。これを、認知(頭の働き)についての認知ということでメタ認知という。  
なお、メタ(meta)とは、「あとから」「越えて」を意味する接頭語である。

●メタ認知はこのよう働いている  
メタ認知は、頭が順調に働いているときにはほとんど働かない。というより、メタ認知の働きを意識しない。認知に過剰な負荷がかかりそうなときや、認知活動がうまくいかなくなると、メタ認知の出番となる。  
たとえば、車の運転。
「狭い道なので危ないから速度を落とそう」も「疲れてきたから休もう」も、メタ認知が働いた結果起こった自己コントロールである。  
あるいは、問題を解くとき。
「やや難しい問題だが、時間をかけて頑張れば自分だけで解けそう」という見通しをつけられるのもメタ認知のおかげである。  
メタ認知が必要なときに機能しない/させないと、エラーが発生したり、無駄な試みをしてしまうことになる。

●メタ認知力をつける  
メタ認知力は、心の成熟とともに自然に身についてくる。子供でもその萌芽はあるが、未熟である。5歳くらいの子供に、「数をいくつ覚えられるか」と聞くと10個くらいと言う。実際に記憶させてみると、3個くらいしか覚えられない。これが、高校生になると、かなり正確に、自分の覚えられる数は7個くらいと言える。  
したがって、メタ認知力をあえて訓練してまで身につけるほどのことはないとも言える。ただ、せっかく持っているはずのその力を発揮しないままになっていることが多い。そこで、次のようなことを心がけることをすすめたい。  
一つは、内省する習慣を作ること。  
仕事に没頭していたり、順調に頭が働いているときこそ、ちょっと一服、あるいは就寝前などに自分の心を覗いてみるように心がける。いわば、ホムンクルスに語りかけてみるのである。  
二つは、心の動きを文章にしてみること。  
それも日々の出来事の記録ではなく、そのときの自分の心がどうであったのかに焦点を当てて書いてみる。  
三つは、心理学の知識を増やすこと。  
内省するにしても、文章化するにしても、言葉が必要となる。その言葉を豊富にするには、心理学が一番よい。やさしい心理学の解説書を折に触れて読むとよい。もっと楽しく心の語彙を豊かにするには、小説もよい。心の描写に注意しながら読むのである。

●メタ認知のマイナス面にも配慮が必要   
ただ、メタ認知を過度に働かせると、認知活動のほうに使うべき注意の資源がそちらのほうにとられてしまい、認知活動がおろそかになってしまうこともあるので、要注意ではある。  「危なそうだから----」と考えているうちに、運転そのものがおろそかになってしまっては、もっと危ない。  
さらに、メタ認知は、やる前からできそうもない、と思わせてしまうようなところもある。やってみなければわからない、あるいは、やってみてはじめて自分の力を知ったということもある。メタ認知が挑戦心を削ぐようなことになってしまうのはまずい。メタ認知は実はそれほど完璧ではないのである。  
こうしたマイナス面にも配慮しながら、メタ認知を活用することになる。


*******本文66行 ****************************** 図解「メタ認知の領域」***************************************** 「解説」   ******************* チェック 「自分をより良く知るために」************************* 次の点線の部分に自分の気持ちを入れてみて欲しい。 図は別添 「解説」  (1)の条件のところに、たとえば、「部下を叱責するとき」「新規事業を計画するとき」などなどを想定して、そのときの自分の心と行動を内省してみるためにチェック項目である。セルフ・サイエンス(自分を科学する)と呼ばれる自己訓練システムである。  「内省したからどうなる」と言われると困るところもあるが、メタ認知力は確実に高まる。結果として、ミスを避けたり、妥当な見通しも立てることができるようになる。 ************************** 事例「「認知的体験」記でメタ認知を鍛える」**************** 別添 「解説」  筆者はすでに二十年間にわたり、「NEWSLETTER ON COGNITION」という1枚もののミニコミ誌を発行している。最近はホーム頁でも公開している。その中心になっているのが、この認知的体験である。  日々の思いを気楽に綴ったものである。研究のネタを見つけるという職業的なねらいと、少しでもメタ認知力をつけたいというねらいがある。  公開するのは、公開によって、単なる私的日誌ではなく、自分の心を客観的に眺めたいとの意図もある。