「遊んでばかりいないで勉強しなさい」言説はあまりに
月並みではある。しかし遊びと学びとは、こうした言説を弄する保護者でも、相反するものとは実は思っていないはずである。子どもが遊びから学ぶものがどれほど大事かを知っているからである。
月並み言説が保護者の口癖になってしまうのは、それが、時間ベースの習慣づけと葛藤してしまうからである。勉強時間と遊び時間とは適度のバランスを保たなければならないのに、どうしても安易な遊びのほうに偏ってしまうからである。
この点で今一番問題になっているのは、TVゲームであろう。子どもにとって――大人でもーーこれほど面白くて、しかし、安易に楽しめる遊びは、有史以来はじめてではないだろうか。
面白いから時間を忘れて熱中する。しかも、いつでもどこでもできる。これが、たとえば、睡眠や食事やコミュニケーションがらみの生活習慣を壊す。
かくして、ことTVゲームに関しては、成績にとってプラスの習慣づけではなく、マイナス、つまりやらないようにする習慣を付けなければならない。「一日、1時間以内」
とか、「何時を過ぎたらやらない」となる。なにせ、「TVゲームの登場と一致する日本の子どもの学力低下」(桜井よし子)といわれるくらいのひどさだからである。
理香ちゃんの生活習慣はどうですか?
月並みではある。しかし遊びと学びとは、こうした言説を弄する保護者でも、相反するものとは実は思っていないはずである。子どもが遊びから学ぶものがどれほど大事かを知っているからである。
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この点で今一番問題になっているのは、TVゲームであろう。子どもにとって――大人でもーーこれほど面白くて、しかし、安易に楽しめる遊びは、有史以来はじめてではないだろうか。
面白いから時間を忘れて熱中する。しかも、いつでもどこでもできる。これが、たとえば、睡眠や食事やコミュニケーションがらみの生活習慣を壊す。
かくして、ことTVゲームに関しては、成績にとってプラスの習慣づけではなく、マイナス、つまりやらないようにする習慣を付けなければならない。「一日、1時間以内」
とか、「何時を過ぎたらやらない」となる。なにせ、「TVゲームの登場と一致する日本の子どもの学力低下」(桜井よし子)といわれるくらいのひどさだからである。
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