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子どもの遊び

2008-04-22 | 教育
「遊んでばかりいないで勉強しなさい」言説はあまりに
月並みではある。しかし遊びと学びとは、こうした言説を弄する保護者でも、相反するものとは実は思っていないはずである。子どもが遊びから学ぶものがどれほど大事かを知っているからである。
 月並み言説が保護者の口癖になってしまうのは、それが、時間ベースの習慣づけと葛藤してしまうからである。勉強時間と遊び時間とは適度のバランスを保たなければならないのに、どうしても安易な遊びのほうに偏ってしまうからである。
 この点で今一番問題になっているのは、TVゲームであろう。子どもにとって――大人でもーーこれほど面白くて、しかし、安易に楽しめる遊びは、有史以来はじめてではないだろうか。
 面白いから時間を忘れて熱中する。しかも、いつでもどこでもできる。これが、たとえば、睡眠や食事やコミュニケーションがらみの生活習慣を壊す。
 かくして、ことTVゲームに関しては、成績にとってプラスの習慣づけではなく、マイナス、つまりやらないようにする習慣を付けなければならない。「一日、1時間以内」
とか、「何時を過ぎたらやらない」となる。なにせ、「TVゲームの登場と一致する日本の子どもの学力低下」(桜井よし子)といわれるくらいのひどさだからである。


理香ちゃんの生活習慣はどうですか?


たちっぱなしの授業

2008-04-22 | 教育
90分授業
だいたいたちっぱなし
1コマはどうということはないが、
連続2コマ、たちっぱなしは結構つらくなってきた
そりゃーそうだ
電車で3時間たちっぱなしを考えれば当然
それに加齢による体力低下もある
それでも椅子に座ってしまうと
ただでさえ迫力がないのでまずい
がんばってはいるが、さて、いつまでできるか


感情は注意の調節弁

2008-04-22 | 認知心理学
感情は注意の調節弁

 知的活動は、適度の注意が配分されているときに、最も最適な状態になる。感情は、この注意資源の量をコントロールする役割を果たしていると考えられる。

 となると、知の働きを最適なものにするからめ手からの方策として、感情をコントロールすればよさそうに見えるが、事はそれほど簡単ではない。

 というのは、感情は、今目の前にある状況に即応する機構なため、自己コントロールが非常に難しいのである。へたにコントロールすると、自分の生存が危なくなる。

 うれしい気持ちになるのは、状況の中に生き残りのための材料が豊富にあることを意味している。逆に、悲しい気持ちになるのは、状況の中に生き残ることを危うくする危険な材料があることを意味しているのである。だからこそ、深く細かく分析するのである。

 したがって、その時その場での生き残り戦略としては、感情に従った温かい認知活動をするのが最適ということになるが、より長期的な戦略にかかわる重要な決定や判断は、一時の感情に影響を受けないように、感情の波が治まってからにするのが賢明というものである。


写真 レッドロウスターで
本物のレッドロブスタを食す

歩行者優先信号 

2008-04-22 | 心の体験的日記
認知的体験05/2/16海保
「歩行者優先志向の信号」
スーパーへの遊歩道に信号がついた話しはした。子供以外はほとんで信号無視の状態が続いていた。それが半月前頃からほとんどの人がボタンを押して青を待つようになった。なぜか。押すとすぐに青に変わるからである。
こういうのを、歩行者優先志向のシステムという。以前は、ボタンを押してから一分もーー本当はもっと短いであろうーーたっておもむろに信号が変わるシステムだった。車もこないままずっとまっているのはしんどい。こういうのを、システム志向、というより、歩行者無視志向という。
国民、消費者、ユーザ、歩行者などなど呼び方はいろいろではあるが、ここを重視しない、あるいは見ていない組織、それも大組織ーーNHKや朝日や三菱や警察やデパートなど。そろそろ自衛隊あたりかーーが今、一斉にがたがきている。
大学も仲間入りをしそうだったが、どくほう化されて、これをうまく生かせば、期待できるが、事務官僚組織が癌になってしまい、元戻りの危険性はある。