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記憶は知識の関数

2006-12-21 | 認知心理学
海保 インタビュー原稿の一部


二 記憶は既有の知識の関数



日本史にせよ、世界史にせよ、歴史は長大なストーリーだ。歴史の世界に浸るためには、まず物語として全体像を把握し、味わうほうがいい。そうすることにより、頭のなかに歴史に関わる「知識の関数」が蓄積される。

「知識の関数」とは聞きなれない言葉かもしれない。筑波大学元教授の海保博之先生は著書『学力トレーニング』のなかで、記憶力全般にとってきわめて大事なこととして次のように紹介している。

「記憶力はあなたの頭の中にある知識の関数だということです。知識のないことを暗記しようとしても無理です。逆に知識が豊富なら、たやすく暗記できますし、忘れることもないし、さらに、楽に思い出せます」

 日本の歴史の大きな流れを知っていれば、弥生時代がどういう意味をもっていたのか、平安時代になって何が変わったのかがわかりやすい。そして、平安時代がどういう時代であったのかが大局的にわかれば、藤原道長が何をしたのか、また、なぜそういうことをする必要があったのかが理解しやすい。その後、どのような流れで貴族政治が衰退し、武士階級が台頭していくのかについても、自然と興味が湧いてくる。

 要するに「知識の関数」とは、物事を理解し、記憶するための「きっかけ」や「とっかかり」のようなものである。



老眼

2006-12-21 | 心の体験的日記
免許更新で0.7?をやっとクリアした。
車の運転は、従って、眼鏡あり。
本を読むときはめがねなし。
パソコン画面で仕事をするときは、めがねあり。
TVを見るときは、めがねなし。

というような具合で、一貫性があまりない。
まぎれもなく老眼になっているとは思うが
どれが老眼ゆえなのかがわからない。