『朝日新聞』7月29日付の記事から
地球に優しく幸せに暮らす国 バヌアツ1位…日本95位、という記事が載ってます。紹介します。
《 【ロンドン=稲田信司】 世界で最も地球にやさしく幸せに暮らす国は南太平洋の島国バヌアツ共和国ーー。英国のシンクタンク、ニュー・エコノミックス財団(NEF)は国際NGO「地球の友」と協力し、独自の「幸せ地球指標(HPI)」に基づいて178カ国をランク付けした初の報告書を公表した。
主要国は軒並み下位に位置づけられ、日本95位、米国150位、最下位は独裁政権下で貧困とエイズに苦しむアフリカのジンバブエだった。
HPIは、各国の世論調査に基づく「暮らしの満足度」に「平均寿命」を掛け合わせた指数を、二酸化炭素(CO2)の排出量などを基に数値化した「環境への負荷」で割って算出。
NFPは「自然環境を害することなくどれだけ幸せに暮らしているかを示す新しい指標」と説明する。米国とドイツは満足度と平均寿命がほぼ同じでも、「環境への負荷」が少ない独が81位と上回った。
バヌアツは新潟県とほぼ同じ面積で80以上の島からなる。人口は約21万人。長寿国ではないが手つかずの海岸や豊かな熱帯雨林など、恵まれた環境で暮らす。
首都ポートビラでインターネット新聞を発行するマーク・ローウェンさん(49)は朝日新聞の電話取材に「驚く結果じゃないし、余り宣伝したくない」と語り、観光客の増加で環境に影響が出ることを心配していた。》
最後の、別にびっくりすることもない。当たり前やんか。観光なんかに来てくれんでもええで。という感じのローウェンさんの応対がいいですね。
日本の皆さん、行ってみようかなどと思わないことです。
日本がバヌアツに近づく努力をしましょう。