三流読書人

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ドングリ小屋住人 

亀田興毅君「どんなもんじゃい」とは

2006年08月07日 05時05分28秒 | スポーツ
 
 昨夜はすかっとしました。
 金本8回満塁HR、ここでは「どんなもんじゃい」と言いたい。が金本はそんなことは言わない。彼の人格がそう言わしめない。だから彼はアニキと言われる。ファンも言わない。
 日本中が判定に仰天し、変にしらけた中で「どんなもんじゃい」と吠えた興起君。君はもう何も言うな。知識や教養や言葉が蓄積されるまで何も言うな。パフォーマンスはいらない。
 そして、もう一度、勇気があるならランダエタと闘わねばならない。減量の問題があるからと微妙な発言が周りからあったような気がするが、それを言い訳にするな。
 力石徹が矢吹ジョーと闘うためにクラスを落として、どれほど過酷な減量をしたか、そして矢吹を倒すが、自身も二度と立ち上がることはなかった。もとよりマンガの世界。ではあるがファンはそういうドラマを期待する。
 成長期の興起君が無理な減量をすることには医学的に見てどうか、と言う意見もあろうが、十分なケアをしながら、ランダエタを今度は完膚無きまでにたたいてもらいたい。なにせハンバーガーを食べながらサインする余裕がある。
 ショーマンとして生きてどこが悪いねん。というならそれまで、好きにしなさい。ファンは去る。
 もう一つ言っとくと、亀田3兄弟程度の練習はアマチュアスポーツでもごく当たり前に行われている。もっと過酷かも知れない。とくに女性の美しさと技を要求される競技の練習と減量はすごい。もちろんチームゲームも。
 ショーアップされたなかでの派手なパフォーマンスはいらない。
 ごく普通の紳士の振る舞いのできる若者が、ひとたびリングに上がれば野獣となって相手を倒す。ノーサイドになっても「どんなもんじゃい」などと言わないことです。