イエローキャブというアイドルグループだかなんだか、タレントのグループがあって、そこに属する女性タレントがどうなったとか、社長がどんな人物でどうだとかということが最近話題になった。
日本人女性のことをアメリカ人が「イエローキャブ」と呼ぶと言うことをずいぶん前から聞く。
イエローキャブとはニューヨークではタクシーのことである。黄色く塗ってある。ニューヨークには行ったことはないけれどそれくらいは知っている。それで、日本女性のことも「イエローキャブ」と呼ぶのだそうだ。なぜそう呼ぶかと言うと「すぐ乗れる」「すぐ乗せる」という意味からだそうである。どういう意味かわかりますね。すべての日本女性がそんなことをするわけではないのだが日本女性と見るとそう呼ぶのだそうだ。家田荘子『YELLOW CAB』(恒友出版)に詳しい。1991年初版出版だから10年以上前の本だけどアメリカでは今でもそう呼ぶのだろうか。
あえて「イエローキャブ」と名乗る理由が知りたい。
もう一つ今日のニュースで「ザ・イエローモンキー」という音楽グループがすでに解散してるんだけどこの年末にコンサートのようなことをして大人気であったと報じられた。
イエローモンキーという言い方は、主として米軍兵士によって、アジア系の黄色人種を蔑称する時に使われた。人間とは認めないという意味で。特に、戦時下においてアジア人との戦いの中で憎しみを込めて使われた。
ここでも、あえてグループの名前として「ザ・イエローモンキー」と名乗る理由を知りたい。
どなたかそのいわれをご存じないだろうか。
私は「君が代」などは死ぬまで歌うことは絶対無い。しかし、日本を愛する。
わからない。この国辱的蔑称を超人気グループが平気で、差別されてる側が平気で、名乗ることに、また、それを許している日本人とはなんなんだろう。
日本人女性のことをアメリカ人が「イエローキャブ」と呼ぶと言うことをずいぶん前から聞く。
イエローキャブとはニューヨークではタクシーのことである。黄色く塗ってある。ニューヨークには行ったことはないけれどそれくらいは知っている。それで、日本女性のことも「イエローキャブ」と呼ぶのだそうだ。なぜそう呼ぶかと言うと「すぐ乗れる」「すぐ乗せる」という意味からだそうである。どういう意味かわかりますね。すべての日本女性がそんなことをするわけではないのだが日本女性と見るとそう呼ぶのだそうだ。家田荘子『YELLOW CAB』(恒友出版)に詳しい。1991年初版出版だから10年以上前の本だけどアメリカでは今でもそう呼ぶのだろうか。
あえて「イエローキャブ」と名乗る理由が知りたい。
もう一つ今日のニュースで「ザ・イエローモンキー」という音楽グループがすでに解散してるんだけどこの年末にコンサートのようなことをして大人気であったと報じられた。
イエローモンキーという言い方は、主として米軍兵士によって、アジア系の黄色人種を蔑称する時に使われた。人間とは認めないという意味で。特に、戦時下においてアジア人との戦いの中で憎しみを込めて使われた。
ここでも、あえてグループの名前として「ザ・イエローモンキー」と名乗る理由を知りたい。
どなたかそのいわれをご存じないだろうか。
私は「君が代」などは死ぬまで歌うことは絶対無い。しかし、日本を愛する。
わからない。この国辱的蔑称を超人気グループが平気で、差別されてる側が平気で、名乗ることに、また、それを許している日本人とはなんなんだろう。
結成時このバンドのボーカルがバンド名をどうしようかと悩んでいて、英和辞典を手に取っていたとき、自分の名前の頭文字「Y」から、「Y」近辺を見ていて、たまたま目に付いた「yellowmonkey」をバンド名にしたというのを本人達は言ってました。が、これはこのバンドにありがちなジョークです
(図書館で調べても、yellowmonkeyという項目が乗っている辞書はだいぶ古いのを含めてありませんでした。ようするにyellowmonkeyは辞書には無かったはずです。)
本当の所は、彼が目指す音楽の方向性。それはロックといわれる音楽ですが、その当時、しっかりとした日本流ロックと言えるような物は日本に無かった。あったのは巷で売れている甘い歌詞ばかりのいわゆる商業音楽。彼らは幼少時より海外、イギリスやアメリカの音楽に影響を受けていた。それはジャンルで言うとロックです。海外の国の文化である、ロック。これをなんとか日本流、自分流の音にして、昔は敵国だった国の文化だったロックを、東洋のまだ商業音楽ばかりが鳴り響いている日本から、世界に通用するような形で自分達の音楽・ロックを放つ。そういった視点から命名されたというのは彼らの言動などわかります。
この名前は皮肉と挑戦。つまり、若者の音楽でありながらも程度の進んでいない日本の音楽業界への強烈な皮肉と、海外へのリスペクト、そして、その海外の音楽であっても自分達が日本から世界に通用するものにしたいという姿勢が「YELLOW MONKEY」という名にしたわけです。
「ロックに合わないとされる日本語使って、敵国様の文化で、おれ達が世界に挑戦するよ」
歌詞などを見ても日本を意識した歌詞が多いです。また、性的な意識、他者と自分の境界、独特な美意識、日本語の言葉回しの美味さ、などここ最近の日本の音楽業界ではなかなか異端でした。
外国で飛行機が落ちました。
ニュースキャスターは嬉しそうに
乗客は日本人は居ませんでした居ませんでした居ませんでした
僕は何を思えばいいんだろう、僕はなんて言えばいいんだろう
こんな夜は君に会いたくて会いたくて会いたくて
また明日を待っている
という歌詞は一度は聞いた事はあるかもしれません
このグループのアイデンティティというか感性が。
なにしろときどき強烈なナショナリストになったりするいまどきの音楽にうとい人間です。
もっと若い感性にふれなければいけませんね。
どうもありがとうございました。