パーキンソン病を発症して、もう9年程になる母。
時折、認知障害を疑いたくなる様子が観られるようになりました。
「この辺の痛かとん。病院行かんでもよかろかい?」と毎日のように言ったり、
汗だくになって探し物をしていたり、
定時に薬が飲めなかったりしています。
調べてみると、一般の人に比べて認知症になりやすいとのことです。
母は、次の10項目のうち6項目に該当しています。
◆ 軽度認知機能障害・・・「パーキンソン病における認知障害」より抜粋。
1)新しいことを覚えていられない
2)論理的な思考力がなくなる
3)目標に対してプランを立てたり、スケジュールを考えることができなくなる
4)家事や仕事の段取りがうまくできなくなる
5)好きなことでも関心がなくなる
6)日課をしなくなる
7)元気がなく憂鬱な感じになる
8)あちこち身体の不調を訴える
9)お金や物品を盗まれたというようになる
10)しまった場所を忘れて、他人のせいにする
この段階で対策をうまくすれば認知症への移行を阻止できる可能性もあるとのこと。
多かれ少なかれ、歳をとると表れて来る症状だとは思いますが…。
◆ パーキンソン病患者が認知症を発症すると…
1)患者自身の障害度が増す
2)認知障害がひどくなるにつれ運動症状や自律神経症状も悪化する。
3)転倒、誤嚥の可能性
4)精神症状出現の危険性が高まる
5)QOLが低下する
6)死亡率が高まる
7)介護負担が増加
8)介護施設入所の危険性がたかくなる
9)経済的な負担も高まる
病気の進行を遅らせればいいのですが。
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