平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い449 支離滅裂、めちゃくちゃな『新しい判断』の安倍総理 

2016-06-08 09:27:33 | 日記
平和への希い449  戦後71年 
支離滅裂、めちゃくちゃな『新しい判断』の安倍総理  2016.6.8.

サミットを利用して、消費税増税延期を打ち出し、参議院選を勝って、憲法改悪へ弾み
を付けようとの思惑が、英独などの首相や世界のマスコミの冷笑で水泡の危機。
ところが、1年半ほど前に「再延期はしないことをはっきりと言明します」とのたまわって
いた安倍総理、『新しい判断』と言って再延期を発表。
1年半前は「アベノミクス」の成功を
確信していたのでしょう。

71年前の1945年6月8日、ご前会議で、『本土決戦方針』を打ち出した。
すでにナチスドイツが崩壊し、沖縄戦の戦局が絶望的となった情勢を、「世界情勢判断」「国力
の現状」に関する報告書であまさず指摘していたにも拘らず、「飽く迄戦争を完遂し以って国体
を護持し皇土を確保す」「速やかに皇土戦場態勢を強化し皇軍の主戦力をこれに集中す」と、
現状分析と矛盾する本土決戦方針となった。

この1週間前の1945年6月1日には、米国は「日本に無警告で原爆を投下すべし」との結論
を出していたのです。6月8日に冷静に終戦を打ち出していたら・・・。

支離めちゃくちゃな軍部と、安倍総理。
自己中に目がくらみ、客観情勢を無視しても、闇雲に突っ走り国民を一層の不幸に追い込んだ
軍部独裁の『新しい判断』。

憲法改悪のためには、国民に耳触りのよい「消費税延期」で参議院選勝利を確実にするという
『新しい判断』は、福祉財源を、超借金国家財政を、など本来尽力するべき重大案件を先延ばし、
憲法改悪で「戦争放棄」の平和憲法を捨て、国民を戦争やテロ禍に巻き込む方向に舵を切ること
を優先しますとの意思表示なのです。


参議院選で、自公が三分の二の議席確保することだけは避けなければ、平和憲法が危ない。
ウォーキング中に出会った花々です。


6月8日は。「今日は何の日??カレンダー」より。
成層圏発見の日、鳴門大橋開通記念日、米の日(毎月)
▲マホメット、没(632)▲仏のド・ポールが観測用風船で成層圏を発見(1896)

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