平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い2371 セイタカアワダチソウとウィルス  

2021-10-18 11:05:27 | 日記
2~30年前、荒れ地や休耕田などは、黄色い花の「セイタカアワダチソウ」に占領されていた記憶がある。
ところが、最近、あまり見なくなった。
「セイタカアワダチソウ」は、北アメリカ原産で、切り花用や観賞植物として輸入した帰化植物(外来種)。
第二次世界大戦後、米国からの輸入物資についてきたタネが繁殖、昭和40年代には大繁殖し、外来生物法で
要注意外来生物に指定され、また、日本生態学会は、「日本の侵略的外来種ワースト100」に選ぶほど。
「セイタカアワダチソウ」は、競争相手のススキなどの生長を抑える物質を出して、自分の繁殖地を拡げた
ことで、「要注意外来生物」として駆逐対象になってしまった。
と同時に、競争相手の生長を抑える物質が、自分のタネの発芽を抑えることもあって、自滅までは行かなく
ても、派手な繁殖が出来なくなった。
3~4年で休耕田などに繁殖する「セイタカアワダチソウ」は、3年後に、ススキに負けてしまうとのこと。

今日の日経朝刊コラム「春秋」によると、半世紀前、ノーベル賞学者が、
「ウィルスは、ワクチンなどに対抗して変異を急ぎ過ぎると、勢いで自滅する」
という理論を展開していた。(破滅を意味する「カタストロフ」理論)
新型コロナウィルスの、第5派感染拡大が、ここに来て、急減している理由の1つに、この自滅論もある
のでは、と、巷に流布されつつあるとのこと。
本当に、そうかどうかは、これから、科学者の皆さんが解明してくれるでしょう。
ヒトラーのナチスや日本の軍国主義などの急膨張が自滅の道を歩んだこと、米中の覇権争いでの軍拡競争
の行き着く先の自滅が見えて、人間も自然界の生き物、自滅の道を歩むのだろうか。
ウォーキング中に出会った「セイタカアワダチソウ」や雲。

10月18日、「今日は何の日カレンダー」より
統計の日(1973)、冷凍食品の日(日本冷凍食品協会1986)、フラフープ記念日、頭髪の日(毎月)
▲初の全国的政党・自由党結成(1881)▲大隈重信、条約改正実現ならず(1889)▲発明王エジソン没84歳(1931)
▲東条英機内閣成立(1941)▲フラフープ発売、大ブームに(1958)▲旧ソ連、金星4号の軟着陸に成功(1967)
 ▲ミニの女王、ツィッギー来日(1967)▲アメリカの木星探査機「ガリレオ」発射成功(1989) ▲パキスタン
元首相遊説中に自爆テロによる暗殺未遂(2007)▲チリで、地下鉄料金値上げ反対デモが暴動化、地下鉄駅
に放火(2019)