平和への希い3225 地震は地球の営み

今日３月１１日は、１2年前に起きた「東日本大震災」の日。

テレビ各局は、いろいろ特集を組んで、地震に備える必要を、訴えています。

朝日放送のモーニングショーで、これから起きると予測されている地震の見通し、備える心がけについて

放映されていました。

中で、南海トラフ地震が、「水増し確率」で、地震発生予測は「おかしい」のでは、と議論されていました。

予測が、「オオカミ少年」のようになって、地震に備える心構えに気の緩みが出るのでは、と心配されている

方もいました。

地震の予測研究にご苦労されている気象庁や大学の皆様には、尊敬し、感謝しています。

高校時代、あまり理数系に強くなかったので、理科系の選択科目で「地学」を選び、地震の発生メカニズムの初歩を、聞きかじった事を思い出し、地震発生予測の難しさは、今も、変わらないんだなあ、と複雑な思いです。

なんて言っても、地球は４５億歳。地震は、地球の「営み」の一つです。

太陽から飛び散った火の玉だった地球が、現在に至るまで、４５億年かかって、変化を遂げてきたのです。

地球の真中は、火の玉（マグマ？）、マグマを覆う層（マントル）が幾重にもなっていて、マントルを覆うようにプレートがある。私たちが生活しているのは、地球の地表であるプレートの上。

このプレートは、下の、ブヨブヨしているマントルやマグマの動きに左右されて、微妙に動いているのです。

しかもプレートは一枚ではなく、プレート同士が、マントルやマグマのブヨブヨ度合いで、押し合いへし合い

ぶつかっているのです。（ひとつのプレートが、他のプレートに潜り込んで、押し合いへし合いのようです）

押し合いへし合いの、時間が、４５億歳の地球だけに、人間社会の時間とは違い、何十年、何百年、何千年、

かかっているのです。

ぶつかり合って、ぐーっとこらえていた力が、こらえきれず、どちらかが跳ね飛ばされるのです。

跳ね飛ばされた時、プレートが壊れ、地震になるようです。このときに、地層のあちこちで地層のずれ（断層）が起きます。このずれも、ずれ同士で押し合いへし合いで、地震のもとになるようです。

だから地震は、過去の起きた地震が、どのプレートとプレートの押し合いへし合いで起きたか、を知ることで

何十年ぶりに起きるか、何百年ぶりに起きる地震か、何千年ぶりに起きる地震かを知ることでしか、今のところは、人間は地震発生予測が出来ないのです。

プレートとプレートの押し合いへし合いが、マントルとの関係で、どういう状態の時に、跳ね飛ばされるのかを、なんとか予測できないか、と、研究者の皆様が頑張っていただいていますが。

発生確率が、どうのこうの、と、言っていることを、地球は笑っているでしょう。

人類が、地球上に住まわせてもらってから、５０万年としても、４５億歳の地球から見れば、時間の単位が違うのです。

地球の営みのことです。まだまだ、わかりきるには時間が必要なのです。

地震発生予測が、１００年以内に、とか、何十年以内とか、もう来てもおかしくない周期に入ったとか、が、

まともな予測のように思います。

私の勝手な、思い込みかも知れません。地球内部のことも、私なりの大雑把な理解で、研究者の皆様から見たら、

「噴飯もの」かも知れません。ぼけ防止のタワゴトと笑って許してください。

３月１１日、「今日は何の日カレンダー」より　パンダ発見の日、コラムの日
▲源頼朝が平治の乱の罪で伊豆に流される(1160)▲武田勝頼、信長との戦いに敗れ死す(1582)▲田畑永代売買

禁止令、発布(1643)▲世界初のコラムがイギリスの新聞で掲載(1751)▲世界最大の客船グレート・イースタン号、

進水(1857)▲日本人の手による初めてのキリスト教会、横浜に設立(1872)▲琉球藩主に、廃藩置県令(1879)
▲フランス人神父ダヴィトが中国奥地の民家で白と黒の熊の毛皮を見せられ、世界中にパンダが知られる

きっかけになる(1896)▲日本最初の旅客飛行。岐阜県・各務原～東京・代々木(1922)▲東京六大学野球リーグ

再開(1946)▲ゴルバチョフ、ペレストロイカ開始(1985)▲ＪＲ、20年ぶりに最高速度をアップ(1989)
▲外国人初の相撲部屋から、関取第１号。ハワイ出身の曙太郎。本名チャド・ローエン、20歳（1990）

▲東日本大震災、震災関連死も含め、死者不明２万人超。福島原発事故を引き起こす。（2011）▲中国、国家主席

と副主席の任期（１期５年、再再任は認めない）を撤廃する憲法改正。習近平主席に再選（2018）▲世界保健

機関（ＷＨＯ）新型コロナの世界的なパンデミックを宣言（2020）▲第９２回選抜高校野球新型コロナのため

中止を決定（2020）