平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

 平和への希い2359 真鍋先生、ノーベル賞おめでとうございます 

2021-10-06 11:54:15 | 日記
58年前(1967年)に、CО2が、長期的に気候変動に影響することを、独自の計算モデルで実証した
アメリカ在住で、愛媛県出身、東大・理学部卒の真鍋淑郎さん(90歳)が、ノーベル物理学賞を受賞
することが決まりました。おめでとうございます。(ドイツ、イタリアの気象学者の皆様と共同受賞)
60年近く前に、大気中のCО2が2倍になると、地上の気温が2.3度上がると試算し、現在の異常気象を
科学的に説明していた。スゴイの一語。そのような研究者が、日本にいたとは。
気候関係者、環境関係者などは、ご存知だったのでしょうが。
昨日見ていたモーニングショーでは、ノーベル物理学賞の「候補」の「こ」の字にも上がっていなかった。
今日の、モーニングショーで、皆さん、苦笑いしていました。
温暖化の原因を科学的に立証し、現在の「脱炭素」議論の先駆者なのだが、ご本人も、マサカ、「気候学の
分野」で、ノーベル賞対象になるとは、「驚きだ」と、思っていらっしゃった、ぐらいだから、「予想や」
の評論家さんなども、思いもよらなかったのでしょう。
1958年といえば、戦後13年で、戦後の混乱から立ち直りつつあったが、日本は貧乏だった
この年、真鍋先生は、東大で博士号を取り、アメリカの気象局に招かれ渡米。
日本では到底オボツカナイ、高度のコンピュータを使うことが出来、生活費も日本の何十倍も支給され、
奥様の内助の功もあって、研究に没頭できた、という幸運を、人類のための大きな功績にむすびつけられた
真鍋先生は、日本人の誇り。元気を頂きました。
90歳の今、米プリンストン大学で、上席研究員としてご活躍中
元気で頑張れるうちは、大したことは出来ないけれど、せめて、下り坂の脳や身体に感謝しながら、
支援される側になることを遅くする努力をしなければ、と、真鍋先生に勇気づけられました。
 真鍋先生が渡米した1958年(昭和33年)は、私が高校に入学した年。
 皇太子妃、美智子さまが決まり、東京タワー完成、1万円札が発行され、「無法松の一生」がベニス
映画祭でグランプリを受賞、長嶋重雄選手が4打席三振でデビューなど、話題が多い昭和33年でした。
ウォーキング中に出会った花と雲。きんもくせいが、真鍋先生を祝福、2回目の芳香を漂わせています。

10月6日「今日は何の日カレンダー」より 国際協力の日(外務省1954)、国際ボランティア貯金の日(郵政省)
 ▲源頼朝、鎌倉に居を構える(1180)▲王室がヴェルサイユからパリへ(1789)▲学生、未成年者のカフェバー出入
りを禁止(1934)▲夕張炭鉱ガス爆発、死者・行方不明者152人(1938)▲松戸市役所に「すぐやる課」発足(1969)
▲エジプトサダト大統領をイスラム原理主義運動集団が暗殺(1981)▲有楽町マリオンオープン(1984)
▲横浜市の業者団体が特殊浴場の「トルコ」名称廃止を決定(1984)▲青函連絡船が70万航海を達成(1986)
 ▲エリザベス・テーラーが8回目の結婚式をあげる(1991) ▲柔道着に紺色も導入決定(1991)▲ベトナム戦争
のベト・ドク双子の被害者、べトさん亡くなる(2007)▲鈴木章・根岸英一両教授にノーベル化学賞(2010)
▲田中将大投手、開幕21連勝の世界新記録達成(2013)▲築地市場営業終了(2018)▲北海道胆振東部地震
厚真町M7。北海道全域が停電に(2018)▲岩手県沖で地震、青森・盛岡で震度5(2021)