平尾バプテスト教会の礼拝説教

福岡市南区平和にあるキリスト教の平尾バプテスト教会での、日曜日の礼拝説教を載せています。

2018年4月8日 復活の約束に生きる

2018-04-20 22:38:47 | 2018年
 キリスト教信徒は、イエス・キリストの復活を信じているところが他の宗教の信徒たちと違うところです。しかし、イエス・キリストと同じように、人は死んで三日目に復活するわけではありません。死んだ人が生き返ることを願っても、私たちの見ている目の前で、生き返ることはありません。キリスト者であってもなくても、病気で死んでいく人がいます。キリスト者であっても、事故で死んでいく人がいます。キリスト者であっても、自然災害で死んでいく人がいます。キリスト者であっても、耐えられてないことがあって、死んで行く人がいます。それは、キリスト者の場合、ありえないということは一つもありません。そして、死んだ人が、私たちの目の前で、生き返ることもありません。もし、信じても信じなくてもそこらは何ら変わることがないというのなら、イエス・キリストを信じることに何の得があるというのでしょうか。イエス様を信じたら病気にならない、イエス様を信じたら、事故に遭わない、自然災害にも遭わない、仕事もうまくいき、人間関係もうまくいく、そうであれば、多くの人々が、イエス様を信じることでしょう。キリスト者であってもなくても、人は災害や事故に遭い、病気になり、人間関係につまずくことがあり、間違いを犯すことがあります。死というものは、必ず誰にでも訪れるものです。これだけは、時間的な差はあるにしても、必ず誰にも平等にやってきます。死から免れる者は、誰一人としていません。しかし、「キリストは死者の中から復活し、眠りについた人たちの初穂となられました」とコリントの信徒への手紙一の15章の20節にありますように、まず、イエス様が、すべての人間を絶望のうちに支配している死から復活されたことで、人もまた死から解放され、復活させられて永遠の命に生きるものとなることを約束されたのです。私たちは、まさにこの約束に生きているのです。死んで約束は履行されます。 . . . 本文を読む