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迷歩録 あまがえる

2019-04-24 14:09:00 | 日記
  雨に濡れ  華美に佇む  石楠花や  新緑薫る  大隅の郷


                               ひのひら  ろくべえ




     昨夜から続いた雨は、朝方まで続き、昼前にようやく止んだが、空は曇り空、濡れた樹木は

    乾く間もなく、今夜にはまた雨となる予報、新芽を出して活発な時期、樹木にとっては喜びの

    雨であろう。

     この雨を呼ぶように、近くの林からは、あまがえるが、鳴く声が響き渡る。雨蛙の声を聴く

    たび、幼少の時代育った故郷や、通った通学路を思い出す。

     雨蛙が泣き出すと、雨が降るぞと注意を促され、林の木々には泡のような卵が沢山産み付け

    られていた。

     あまがえると共に山道の通学路を行き来していた。何とも懐かしい、今の時代では考えられ

    ない。今はスクールバスという乗り物で通っているとのこと。

     どちらがいいとか、悪いとか言うことではなく、時代の移り変わりが通学にも表れる。

     今や人工知能の時代、戦争武器も人工知能化が進む、そのことに国際機関が問題を提起した

    との報道がある。何とも恐ろしい時代がすぐそこまで来ている。このことを加速させるのも、

    雨蛙の声を聴く環境にしておくのも、人間次第、将来に渡り、どちらを選ぶか、今考える時な

    のかもしれない。

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