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迷歩録 いつわり

2018-11-23 08:06:32 | 日記
  青空に  寒さ襲いて  夜明けかな  日向を探す  猫の姉弟


                                ひのひら  ろくべえ



      朝から晴れ渡り、良き天気を思い浮かべるが、放射冷却現象なのか、寒さは半端ない

     南の大隅半島でもその寒さは、厳しい時期となったことを感じる。

      寒さと言えば、福祉特に介護現場の話題、消費税の話題、国会の大臣答弁など、寒さを

     感じる話題は盛りだくさん、その話のどれをとっても、偽り表裏の話ばかりである。

      偽り表裏とは、言葉の表と裏が一致しないこと(広辞苑)とある。言葉の表とは何であ

     ろうか、言葉の裏とは何であろうか。この言葉の表裏を感じ取りながらコミュニケーショ

     ンは進行する。マスコミのような一方的なコミュニケーションの場合、視聴者はこの表と

     裏を融合させながら、自分の経験と知識によって、その人となりを感じ取っていく、その

     感じとったものを、さらに、融合統一させて、自分というものを表す。つまりインプット

     したものを統合させてアウトプットするということである。その多くの情報が記者会見な

     どの印象で評価されるのである。

      言葉のいつわりの表と裏は、言葉だけではなく、その時に現れる非言語的な現象を裏と

     評される、態度、目つき、言葉使い、など非言語的なことを捉え言葉の「いつわり」を見

     定めているのである。

      政治家の消費税答弁、方針がコロコロ変わるのも、「いつわり」を訂正しようとして、

     また「いつわり」を行ってしまう。そんな繰り返しで、国民を迷わせているのではないだ

     ろうか。

      「いつわり」の表裏、とても大切な事だが、そのことを無視しての態度をとる有識者は

     多いのではないだろうか。

      少なくとも医療や福祉の関係者が、人間観を持ってない事にも今更ながら驚きである。

     いずれにしても、「いつわり」の表裏を、感じさせない記者会見を視聴してみたいもので

     ある。

迷歩録 不足

2018-11-22 13:58:55 | 日記
  雨の朝  陽射し戻りて  暖かく  庭いっぱいの  洗濯物や

                                ひのひら ろくべえ



     未明まで大雨であったが、夜明け以降は青空が現れ、天気が回復、山積みされた

    洗濯物が、所狭しと干され洗濯物が、喜んで乾こうと風になびいている。

     初冬の風景である。介護施設がまたまた話題となっている。事実はこれから明ら

    かになるのだろうが、それにしても何かあったら、言いわけのように「人手不足」

    という言葉を並び立てる。「人材不足」という問題は、介護保険が始まった時から

    問題となっていた。厚生労働省の怠慢は逃れないだろうが、それだけではなく、

     介護に携わろうとしてきた経営者の皆さん、自浄作用は働いているのですかと、

    問いたい。他の業種も同じだが。基本マンパワーの現場である、福祉、医療という

    場では、援助という行為に意識の高いスタッフが多い、つまり向上心を持っいてい

    るその向上心をないがしろにする、経営者、あるいは管理職という存在が向上心を

    なくすような、経営、あるいは方針を持っていると、上手く行かないことが多い。

     つまり、何でもかんでも社会に責任を押し付け、人手不足と理由を持ち出すの

    ではなく、人材を確保するためにどのような事を行い、向上心を持っているのかが

    大切なのではないだろうか。

     人気の職場には、人材は自然と集まる。そこにな何らかの働く者にとってのメリ

    ッがあるのではないだろうか。

     賃金だけでhない、働く者の身になったシステムを創り出さなければ、人材不足は

    続くのではないだろうか。、

迷歩録 破邪顕正

2018-11-21 11:55:36 | 日記
  忍び寄る  垂れこめる雲  下り坂  寒さに耐える  猫団子かな


                                  ひのひら  ろくべえ



    今日は昨日の天気が嘘のような、曇天で、寒むさもあって、家の猫三匹団子のように

   重なりて、時を過ごしている。初冬の寒さになれない生き物といった感じである。

    テレビでは日産の話題が盛り沢山、日産の「破邪顕正」姿勢が今回の問題を表面化さ

   せたとの報道もある。

    「破邪顕正」とは、不正や誤った考えを打ち破り、正しい考えや正義を明らかにする

   こと(広辞苑)とある。つまり外圧的ではなく内圧的に自助能力を高め内部の問題を明

   らかにすることで、自らの姿勢を正す。この行為は内部告発などの方法で行われること

   が多い。つまり企業や組織の内部診断を行い、自ら企業や組織の健康的運営に貢献しよ

   うとする姿勢である。

    昔の日本であればそのような人物は、裏切り者などとレッテルを貼られ、排除される

   社会であっただ、徐々にその傾向は薄れ、賞賛される社会となりつつあるようである。

    つまり、企業や組織が、独裁的運営では上手く行かないことを、多くの国民が知るこ

   とができているということではないだろうか。

    いずれにしても、国際的になればなるほど、その運営方法は民主的なければ、世界か

   ら非難を受けるということではないだろうか。

    民主的運営を基礎から学び、方針を明らかにして、正々堂々と生きることが大切なの

   かもしれない。

迷歩録 驕り

2018-11-20 13:25:05 | 日記
  青空や  大きく伸びる  大根かな  陽射を受けて  歓喜の野菜


                                   ひのひら  ろくべえ




     昨日の雨が嘘のような快晴、青空は広がり、地球の隅々まで陽射しが届いているような

    そんな感じさえしてしまう。日中は小春日の暖かさ、穏やかな日となった。

     しかし、自動車業界では、日産自動車の「驕り」が、表面化して、世界の株価にまで、

    影響を与えているというニュースで持ち切りである。

     「驕れる」もの久しからずや、世界の自動車業界二位の日産グループ、そのグループ、

    を代表する人が、逮捕されるということになってしまった。日産の「驕り」高ぶりは度を

    超えていたのであろう。何事も謙虚に真摯的に物事を進めることを見失ってしまうと。自

    分は気がつかないが、「驕り」の意識は無意識に拡大をしてしまう。そのことが他者には

    「驕り」という、印象だけを与えてしまう。そのことが続くと、大衆の堪忍袋の緒が切れ

    るということになってしまう。

     時の政権与党にも同じことが起きるのではないだろうか。日産の代表もお気に入り人事

    を行っていたとの報道もある。

     政権与党の総裁と同じだ、偶然ではないような気がする。つまり「驕り」という精神が

    そのような行動を起こすことになっていくのではないだろうか。

    「驕れるもの久からずや」平家物語の冒頭の言葉である。驕りというものは、いつかは滅

    ぶという事に繋がっていく、謙虚に真摯に立ち向かう心を失ってはならない。

     明日という日は必ず平等に誰にもやってくる。そのために、今日という日を充実させた

    いものである。

迷歩録 ひさめ

2018-11-19 13:57:57 | 日記
  雨の朝  黄金の柚子や  ぽとりきて  寒さに耐えて  土へとかえる



                                     ひのひら  ろくべえ


      今日は朝から、冷たい雨が落ちている。冬の寒い雨は「ひさめ」とも呼ぶ。

     この雨に打たれてしまうと、その寒さでたちまち風邪をひいてしまうことにも

     なる。何とも厳しい雨である。

      「ひさめ」とは、雹、霰、霙、またそれに近い極めて冷たい雨のことを言う

     らしい、この「ひさめ」の反対が、春雨である。暖かい雨ということになる。

      「ひさめ」になるか、春雨になるかは大きな違いではないだろうか。どちら

     を目指して、日常的に行動するのかそのことが日常の態度や言葉使いを決定づ

     ける。

      ひさめを意識している人の行動や言葉は、その中に愛情はなく冷淡さえも感

     じることになる。

      反対に春雨的人間を目標としてる人の態度や言葉は、愛情にあふれ細やかで

     温かみを感じるという事になる。

      どちらを場面によって使い分けることができれば、効果的であろうが、そう

     もできない、ついつい本音が出てしまう。人間は意識を高めての行動は、一日

     何パーセントぐらいできるであろうか?ほとんどは無意識の行動ではないだろ

     うか。この無意識の中にこそ、「ひさめ」や春雨が隠れていることを知ってお

     くことが大事である。

      他人は無意識こそを評価しているからである。無意識から意識へ格上げでき

     ることが、大切である。そのことで、意味のない悩みから意味のある悩みへと

     なっていく。それが成長というプロセスなのだから。