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迷歩録 隔靴掻痒

2019-01-31 11:46:53 | 日記
  最終日  陽射や隠れ  下り坂  明日は如月  春遠からず


                                ひのひら  ろくべえ



      曇り空の朝、空は雲が垂れ込め、雨粒が落ち始め、本格的な冬の雨となった肝属地方

     寒さはそれほどでもないが、冬の雨は冷たい。春に向かって動き始めた禽獣草木の活動を

     抑制するがごとく、雨はしとしとと降り注ぐ。

      天気も下り坂だが、日本の厚生労働省、国会は土砂降りの傾向となってきている。厚生

     労働省の統計不正問題、国民からすれば隔靴掻痒の感じである。

      隔靴掻痒とは、物事が思うように進まなかったり、肝心なところに触れられなかったり

     して、もどかしいこと(広辞苑)とある。

      国会での議論を聞いていると、この言葉が浮かぶのも無理のない話ではないだろうか。

     日本の官僚の優秀さはことあるごとに、強調されてきたが、その優秀さも時の政権によっ

     って変わるという事を、知らなければならないのではないだろうか。

      国民の感情とはかけ離れた所で、統計不正があたかも正しいがごとく基本となり、様々

     な国民が払うべきもの、受け取るものの金額が決定づけられていたことに驚きを感じづに

     はいられない。今回の問題だけでなく、様々な省庁における統計データーも信頼性を失った

     ということではないだろうか。信頼が失われた国家は、破滅の方向に向かうのは必定ではな

     いだろうか、私利私欲を優先させ、友達人事を行ってきた、現政権には、大きな責任が存在す

     るのではないだろうか。消費税値上げの根拠も怪しいものである。

      国民の隔靴掻痒を取り除く努力をしてほしいものである。

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