迷歩録 考えた援助を

　　　　　　　　　　梅咲いて　　待ち遠しは　　鶯や


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひのひら　　ろくべえ



　　　　　　年明けて二週間、ざわつく日本となってしまった、その余韻はまだまだ続く、気温も下がり、避難所生活に

　　　　　苦痛が追い打ちをかける。日本全国援助ということに注目している。しかしその援助も、心なしか期限切れの

　　　　　食品などが送られてくると聞く、その物が援助現場で混乱を起こしたり、人手を必要とすることになっていると

　　　　　報道で聞く、援助とは援助を必要としている人がファースト、援助する側の心を満たす物ではない、援助する側の

　　　　　自己満足の援助は、援助される側には迷惑となる事も考えた援助をしたいものである。情緒のみに駆られた援助で

　　　　　なく、援助を必要とする人に負担とならない、援助を心がけたいものである。援助を考えた援助を。