ハッピー&ラッキー

コレクターズとピロウズとANATAKIKOU、その他音楽やいろいろ。

MY FOOT

2006-01-20 | ピロウズ
発売日に手に入れたのになかなか聴けなくて、旅行から帰ってきてからようやく耳にしたピロウズの新譜「MY FOOT」ですが、イイですね! かなり好き。久しぶりに全曲感想行ってみようかな。

MY FOOT
これ大好き。ピロウズの曲にしては珍しく、ライブで初めて聴いたときからいい曲だと思いましたよ。歌詞も、さわおの後ろ向きさ加減と前向きなところと見事に調和してて素晴らしい。Bメロからサビへの部分なんてすごくわくわくするし、「踵を鳴らして」のあとのドラムとか超カッコイイ。メロディもギターもとにかく大好き、ピロウズすごい!

ROCK'N'ROLL SINNERS
珍しく英詞がこんなところに。なんかシングルのカップリングに入ってそうな、軽くてテンポのいい曲ですね。歌詞が意味不明だけど、ライブでやったら盛り上がりそう。サビのメロディなんてすごくピロウズっぽさがあって楽しいな。

空中レジスター
MY FOOTとはまったく逆に、ライブで聴いたときには全然印象に残らなかったこの曲ですが、あらためて聴くとすごくいいな。「指差されるような色使いの羽で飛んで」「狙うライフルには宙返りのサービスを」の歌詞がすごく好き。非力な「僕(鳥)」の小さなレジスタンスという意味であってるのかな、それなのにすごい強さがあって好きな歌詞です。

サード アイ
通常シングル曲がアルバムに入ると、飽きやすい私は損したような気になるのですが、これは全然そんな気にならないのは何故だろう。よりいい曲だなと思えてしまう。ギターもかっこいいし、やっぱり大好きな曲です。

Mighty lovers
あーこの曲面白いね、ちょっと今までないタイプな気がする。歌い方とかも。曲調凝ってて面白いのに音数少なくてすごいな。メロディも歌詞もいい。こういう「奔放な女の子に振り回される」系の曲はわりとあったけど、「僕」がちょっと今までより真面目っぽいのは珍しいかも。「ネクタイ締めたまま眠る」「本からすべてを学ぶ」とか、真面目な「僕」を表現するのにこういう言葉を持ってくるさわおってすごいよ。

ノンフィクション
こうやって聴くと、これがシングルになったのってちょっと意外なほどまったりした曲だなあ。好きだけど。緊張感や攻撃性がないさわおも興味深い。猫との可愛い日常の曲だと思うと微笑ましくなりますね。

Degeneration
ノンフィクションのあとに置いたのはわざとかな、こっちはさわおらしい荒さと言うか強さがむき出しで、これもまた好きです。それでも、そんなテーマの中にも余裕の感じられるかっこよさ満載。太いギターがすてき。

MARCH OF THE GOD
イエスモアライト! これインストだけどスッゴイ好き。ギターのフレーズがただごとではなくかっこいい。ドラムもいいな、ライブで早く聴きたいな。タイトルはマーチオブザモッズにかけてるのかな? 

My girl
シングルのアコースティックっぽいバージョンよりこっちのほうが好きだなー。このバージョンをライブで聴いたときにはちょっと違和感がありましたが、もうすっかりこっちで慣れちゃった。サビ部分が特に好きかな。

さよならユニバース
どうしても事前情報のせいで、「ロケットマン」を思い出してしまう(笑)。それを抜きにしてもいい曲だと思いますが。今でもさわおがこういう孤独を感じているのかどうかは分かりませんが、ロケットマン聴いて泣いてたときを思い出して作った歌というからには、やっぱりこの気持ちになったことがあったんだろうな。間奏のギターが美しいです。

Gazelle city
2曲目に来たのかと思いきや、やっぱりここにもありましたか英詞。これもギターのフレーズのかっこよさにやられた。最後にカモンサンシャイン、なんて明るいアッパーなサビを連呼する曲持ってきて、いい気分で終わるかと思いきや、(でもたぶん僕はまだ眠っているのさ)ってさわおらしさもいい。

ライブで聴くとまた印象変わったりするので、今の時点での感想でしかないですが、全体的に思うのが、とにかく音数少なくしてあるのにかっこよさが全然損なわれてなくてそこに感動。もう17年もやってたら、バンドって大御所になっちゃうと言うか大作を作りがちになっていくと思うんですよ。収録時間が意味もなく長くなったりダラダラしたバラード入れたり。そういう、ベテランの悪いところが全然ない、ほんとに軽く聴ける、でもすごくかっこよくて飽きないアルバムだと思います。平均年齢40越えのバンドとは思えないほど、テンポと勢いのいい作品で、もう手放しで好きだと言える。音もほんと気持ちいいよ、吉田仁とpeeちゃんに敬礼。

カスタネットちゃん

2006-01-19 | コレクターズ
14日の日記にも書きましたが、コレクターズのライブでカスタネットのフライヤーもらったんですよ。そこに書かれていたテリーのプロフィールや「気にってる」の文章に激しく心動かされ、ホテルで「テリーのキャラクターグッズとか作られないかな?」「カスタネットちゃんとバスター君のコラボTシャツみたいに、タフベアとテリーのコラボってやらないのかな?」と妄想科学ロケット旅行な会話をしていた私と友人Sさん。最近ライジングサン公式のコレクターズスレでも同じことが書かれていて、ファンなんてみんな考えること同じだなあとなごんだものです。それはともかく、テリーやカスタネットちゃんのデザインが好きだと言うSさんが、カスタネットのショップに行かないかと提案したことにより、われわれ16日に行ってきたんですよカスタネット。猛吹雪の中行ったそこは、小さな一軒構えの雑貨屋と言ったお店でした。とても可愛くセンスのいい店内に入ると、いきなり怒髪天のポスターと増子さんのサインがお出迎えしてくれるというギャップもすてき。そこに入って驚いたのですが、私もともとキャラクターグッズとか全然興味無いタチで、カスタネットちゃんもバスター君とのコラボの時点ではまったく可愛いと思っていなかったのです。ところがもう店内に並ぶカスタネットちゃんが可愛くて驚きましたよ。何これ、レイアウトの問題? アイテムの差? とにかくこれは手ぶらでは帰れないと思って、買ったのがこの巾着風バッグ。他にもいろいろ可愛いグッズたくさんあって目移りしました。中でもあみぐるみと帽子が可愛かった…。と思っていたら、公式の日記で加藤さんがかぶっていてひっくり返りました。それキッズコーナーにありましたよ兄貴! もうあまりの可愛さに、Sさんと二人で「可愛いね…」「可愛すぎて買えないけどね」「子供用だしね」と言っていたのを思い出します。とうは立っているとはいえ一応女の我々が、試着すら躊躇したあの帽子を加藤さんかぶって写真撮ったのですね45歳。何の勝負か分かりませんがすごい敗北感です。娘さんへのおみやげだと思いたい。思い込ませてください。

ちなみにテリーはターゲットマークTシャツ、黒のリッケンバッカー、英国出身、北海道を気にってる、フライヤーにトライアドのロゴ、加藤さんが携帯日記でテリーのラジオの宣伝(どういう形かはともかく、意外な声が聞けるかも? とネタふりがあった)、カスタネットの店内で写真を撮っている、などの状況証拠から、フライヤーにはコレクターズとはまったく書かれていないにもかかわらず、このラジオに関わっていることは明白。完全にクロです。2/3に北海道で22:00~23:00ノースウェーヴ聴ける人は要チェック! ここまで読み取れたのに私は聴けない…。

ヒートフォニックスFeaturing ANATAKIKOU

2006-01-18 | ANATAKIKOU
「ヒートフォニックス、麻耶さんのお時間をちょっと拝借して僕たちアナタキコウがお送りさせていただきます」と礼儀正しい藤井さんの挨拶から始まりました。久しぶりの今夜の絶品は、その藤井さんのお奨めCDを紹介するそうです。「僕の好きな音楽に興味ある?」とメンバーに恥ずかしそうに聞く藤井さん面白いんですが、「あるよー」と即答した北條さんに対し「……まあ、(コーナーが)今年一発目なんで、興味持っていけたらいいですね」と大御所っぽい松浦さんです。

さてその絶品で紹介したのは、「日本で屈指の仕事量を誇る、ドラマー林 立夫さんの叩いた曲をまとめたCD」で、ユーミンの「優しさに包まれたなら」など、有名な曲がたくさん入っているアルバムだそうです。「日本のドラマーで有名な人だと、村上ポンタ秀一さんとかいますが、ああいう体格のいい、派手なタイプのドラマーではなくて、黙々と…それなのに何故こんなに面白いドラムを叩くのだろう? という…この二人はすごく対照的でありながら仲のいい」と、解説をしている藤井さんの言葉に「仲ええんや」と感心したかのような松浦さんの合いの手が。「うん、仲良く、お互い影響されあっていると言ってましたよ。一緒にイベントとかしてはりました」と答える藤井さんはさすがドラマー、この手の話題にはとても熱意を感じられますね。すると松浦さんも「僕もね、この人好きでね、神戸のチキンジョージに…」と言いかけたのですが、それを「見に行ったんやな、俺見に行ってないねんな、ティンパン(アレー)」と悔しそうな藤井さんにさえぎられます。松浦さんの言葉がさえぎられるって珍しいな(笑)。でも本人は別に気にした様子もなく「ティンパンアレーの再結成見に行ったんですけど、すごく良かったですよ」と続けていました。「僕実は生で見に行ったことなくて、出し抜かれてるんですよ松浦さんに」と恨めしそうな藤井さん面白いです。ファンにとってそういうのってけっこう悔しいよね…。しかし「井上陽水さんとか、松田聖子さんとか、レコード会社の枠を超えて、ただドラムが林立夫さんという共通点のアルバムで、こういうアルバムが出せるってことがすごいですよね。藤井ちゃんこういう風になりたいんですよ」との藤井さん発言にメンバー大慌て。「藤井ちゃんこうなりたいの!?」と驚くと「だってこれ、藤井ちゃん叩いてよ、って誘われてこういう風になっていったんでしょ? ミュージシャン冥利に尽きるじゃないですか」と藤井さんはあっさり言ってますが、それはバンドとしての成功前提ですよね? と確認を取りたくなるドリーム発言です。ソロ疑惑。

「アナタキコウのあなたに聞こう」、「ヨダレたれてますよ北條さん」といきなり突っ込まれてましたが寝てたの?(笑)先週に続いての小ネタ集です。「さっそく行きますよ」と藤井さんが出した質問は

「サスペンスとミステリーの違いって知ってますか?」でした。そこで「サスとミスでしょ」と松浦さんが言った答えがすでにミステリーです。「そしてペンスとテリーですよ。つまりサスとミスを対称に考えて、ペンスとテリーを対称に考えるわけですよ。すると見えてくるでしょ?」と電波飛ばしているところに「マジで?」と乗ってきてしまったのは北條さん。騙されてる! これの答えは「サスペンスは最初から犯人が分かっている、ミステリーは最後に犯人が分かる」とのことでした。古畑やコロンボはサスペンスで土曜ワイド劇場はミステリーと違いを述べていました。何故土曜ワイド劇場…。松浦さんが「どっちが好き?」と話を振ったところによると、アナタキコウのメンバーは全員ミステリーが好きだそうです。

続いては北條さんの読み上げた「ファスナーとチャックとジッパーの違い」ですが、松浦さんが自信満々に「ファスナーは業務な感じでチャックはお母さんが使う言葉でジッパーは男らしい。リーバイスとか」とカテゴリ分けしてました。藤井さんの意見は「ファスナーはチャックやジッパーの総称」という意見でしたが、北條さんの答えは以下の通り。「ファスナーは正式にはスライドファスナー、イギリス式の呼び方で、ネジなど、締め付けるものを指します。ジッパーはもともとアメリカ式の呼び方です。基本的に通用するのはこのジッパー。語源はファスナーを締めるときのジーって音ありますよね、この擬音から来ていて、これにerを付けてジッパーとなったそうです。ではチャックは、というとこれ英語でもなんでもなく日本で生まれた言葉で、巾着をもじって出来た日本の一般名詞です。きんちゃっく、みたいな感じでございます」。解説が終わると「にゃるほど!」と納得した様子の松浦さん。「これまあきちょっと知ってたんちゃう?」と藤井さんに聞かれ「僕ねえ、チャック知ってました」と答える松浦さんですがそれはさっきの発言と矛盾してませんか。「でも僕の予想ちょっと合ってたじゃないですか。ジッパーはアメリカって。リーバイス。ばっちりやな!」とご機嫌です。「ファスナーはちょっと違ったけど、イギリス発祥ってことやから、ほぼ正解です」と謎の理論の展開に、メンバーは「ありがとうございます」「ありがとうございます」と何故かお礼を言うしかありませんでした。

最後の疑問は松浦さん。「バレーボールのアタックとスパイクの違いは」と読み上げたところ「右手と左手!」と元気のいい予想が藤井さんから上がりました。「バカですね!」と即座に切り捨てる松浦さん。「ジャンプするとかせえへんとかじゃないの?」とつぶやいた北條さんには「なるほどね」と話を聞いていたのですが「これ、手がグーかパーかちゃう?」と更に藤井さんが意見を言うと「バカ発言二発目出ましたね」とボロクソでした。答えは「スパイクとはセッターがトスをしたボールを相手コートに強く打ち込むことです。アタックとは、フェイントなども含め、相手コートにボールを返して攻撃すること全般を言います」とのことでした。「つまり、攻撃は全部アタックなんですよ」とまとめた松浦さんに「なるほど! 気持ちがアタックや!」と謎の納得をした藤井さん。「……ハイ」と冷たく間を空けて返されてしまいました。「これ意外と知らんと違う?」と盛り上がったメンバー、「これいいよね、コンパとかしてるときに」と藤井さんの発言ですが最近コンパってよく言うな。はまってるんでしょうか。「じゃあ、コンパでアタック決めてください」と返した松浦さんに「上手いこと決められました」とちょっと恥ずかしそうな藤井さんでした。

最後の告知で、倉橋ヨエコさんのアルバム「ただいま」にアナタキコウがプロデュースで参加したことを話していました。そこで「いっぱい売れれば僕たちにもお金が入るんでしょうか?」と直球で聞く藤井さん、さすがゼニミツ面白すぎる。普通お金のこととか気にする人って品がないとされがちですが、もう藤井さんくらいキャラ立ってると全然気にならないと言うか、嬉しくなっちゃいますね。アナタキコウはフロント二人が、ミュージシャンとしては優れていますがそういうソロバンをはじくのは得意ではなさそうと言うか浮世離れしてそうなので、藤井さんに頑張っていただきたいものです。

1/13 THIS IS TIME FOR ACTION IN 札幌KRAPS HALL

2006-01-17 | コレクターズ
雪でつるつるの地面を歩いてたどり着いたクラップスホール、開場待ちのフロアが屋内にあってありがたいです。加藤さんもMCで言ってましたが、冬の北海道、外はともかく屋内の暖房入ってるところは他の土地より断然あったかい。

さて本年初ライブに登場したメンバー、加藤さんあのラメのユニオンジャックジャケット着てらっしゃいます。ライジングではかっこいいスーツだったので、あの場所で初めてコレを好きになってワンマンに訪れた人は驚いたかもしれません。「BIFF BANG POW!」に「虹色サーカス団」と、去年からの同ツアーと同じメニューで始まりましたが、「GOOD BYE」が「GLORY DAYS」になってました! 伸びやかないい声にうっとり。「待たせたね! (ワンマン)7年ぶり!」と加藤さんが言うと、客席から大きな拍手と歓声が。イベントやライジングがあったとはいえ、ワンマンはそんなに久しぶりになるんですね。地元のファンの嬉しそうな反応がいい感じです。しかし「ライジングサンが8月だから…来たばっかりじゃん!」と加藤さんのいじわる発言(笑)。「以前はキャンペーンとかでもよく来てたから慣れてたけど、久しぶりに来ると(雪道が滑りそうで)こんな」と言いながら内股になって「エルビス・コステロのファーストみたいになっちゃうよ~」との発言に客席大ウケ。「ねえ?」とコータローさんにも振りますが、「いや、俺はプロ級だからさ」とわけのわからない返事(笑)。「こういう形で?」と加藤さんが聞くと「コステロスタイルじゃないんだけど、オリジナルで」とのコータローさん、相変わらず面白い人です。「外は寒いけど、ホテルとか建物の中は暑いよね」と加藤さんがつぶやくと「北の人の知恵なんですよ」とコータローさん。その発言に妙に受けてしまったQちゃんが「知恵袋なんだ」と笑っています。すると「おばあちゃんのね」とコータローさん。この二人の会話、小学生みたいで可愛いなあ。

虹色サーカス団にてQちゃんが、持ってるスティックを上にほうり投げたときがあったのですが、そのまま頭に落ちてきて(と言うか頭で受けたのか?)びっくり。何かスティックに問題があって捨てたのかと思いきや、それを両方ともやっていたのであれはご機嫌だったのかな? もちろんすぐに交換していて、音にはまったく支障が無かったのも素晴らしい。

「今年20周年に突入しました!」の加藤さんの報告に、大きな拍手が。「20年だぜ~? すごいよ、だって男とだって20年付き合えないだろ?」と客席を指差して「それが男4人で20年…地獄だぜ? ケンカしたって『ゴメンねコータローくん、チュッ!』じゃ済まないからね」と加藤さん。すごい笑ったのですが、ご本人は「何か微妙な空気になっちゃったね。喋ってばかりじゃなんだから歌に行こうか」と後ろを向いてしまいました。するとコータローさんから「久しぶりだからもっと喋ってていいですよ」とお許しが。それを受けてQちゃんも、立ち上がって腕を組んでMCを聞く体勢になったのですが、何か少し話して(覚えてない)曲に行ってしまいました。何か感じ悪い文章になってしまいましたが、別に空気が悪くなったとかじゃないです。盛り上がってました。

曲の合間に「スパンコールがぼろぼろ落ちてるのが気になるけど…」と、衣装を気にする加藤さん。「ロックバンドのボーカルが着る物じゃないよね。こういうのはさ」と言いながら、マイクを正面に握ってゆっくりお辞儀をします。演歌的ということでしょうか(笑)「美川憲一とか、エルトン・ジョンとかだよね」と言ったときに自分のMCから思い出したのか「エルトン・ジョン結婚したね! 男と!」と話し始めます。「あれショックだったよ~ユア・ソングとか俺大好きだったからさ、好きな女の子に、カセットテープに録ってあげてたくらいだったから。ホモだったとはー! 当時は思いもしなかったよ。そういうことない?」と刑事のほうを向いたのですが、いまいち乗り気でなさそうだった模様。なので今度はQちゃんに向かって「Qちゃんはあるでしょ?」と聞くリーダーです。「Qちゃんコレクターズの中で一番もてるからね。ホモに! 昨日も一人だけ別の店に呼び込まれてたからね、いつでもやっていけるよ!」それは客引きされたのではなく、そういう主旨の店で働くように勧誘されたということですか。

20周年のMCのときだったかもしれませんが、野音の正確な日付が発表になりました。10月22日だそうです。日曜日! 加藤さん「みんな、お母さんの財布から4万円くらい抜き出して来てくれよ」と犯罪を推奨しています。「一泊くらいだったら俺が何とかしてやるからさ」と言っていました(笑)

何かご機嫌だったのか、加藤さんのMCいっぱいありました。「札幌といえばみそラーメン、味の時計台って店に行ったんだよね。あのB級な感じが好きなんだよ」と始まった話が面白かった。「食べに行ったら休みでさ、あのロビンソンから大通りに行ったところの…たまにはローカルな話もしたいじゃない。そこに行ったんだけど、やってなかったんだよね。近くにあった店も休みでさ、夕方コータローくんがもう一度偵察に行ってくれたんだけど。リッケン刑事だから。やっぱりやってなかったんだよね。関東モノはお断りってことなのかな?」2件連続で振られたことがショックだったのか、変なことを言い出す加藤さん。すると「いや、そんなことないよ」と刑事が言ったのですが、その言い方がすごく自然だったため「オマエは店員かよ!」と突っ込まれてました。味の時計台はチェーン店なので、そのMCを聞いたフロアから「ポールタウン店は?」「札幌駅の前にもあるよ」などといろいろ親切な声があったのですが、「え、何? どこにあるの?」とよく聞こえなかったらしい加藤さん。すると「新橋!」という身も蓋もない声がかかりました(笑)「新橋? 新橋って東京の?」と驚く加藤さんに「新宿にもあるよ」とコータローさんまでダメ押し(笑)というか偵察に行く時点で教えてあげればいいのに。更にMCは続きます。「そこで、他のラーメン屋探してたら、さすが札幌、親切なおじさんがいてね、こっちですよって連れて行ってくれたの。そしたらそこが風俗店でさ、『ラーメン屋探してるんだよ』って言ったら『ラーメンよりおいしいよ』だって!」との話にフロアも爆笑でした。客引きを親切なおじさんだと思って着いて行っちゃう加藤さん、45にもなって無防備すぎますよ! らしいけど。しかしそこで「結局山岡屋でラーメン食べた」のオチには、札幌ファンが衝撃受けてました。山岡屋って関東のチェーン店ですよね。北海道在住の友人も「それならせめて同じチェーン店でも、札幌ラーメンである味の時計台で食べて欲しいよ~」と、あとで嘆いてました(笑)

加藤さんがアコギを抱えての「ロケットマン」、イントロが流れた途端客席から歓声が上がります。すごく久しぶりに聴く人が多いんだろうなあと思うと、とても感動的でした。クラップスホールはそんなに音がいいハコではないと思うのですが、このときのロケットマンはすごく出来が良くて美しかった…。加藤さんも何度も「素晴らしい! 最高だね、楽しい夜だ」と言っていて嬉しそう。

更に「素晴らしいね! 他のバンドじゃこうはいかないよね!」と言って、ファンが拍手で答えると、「そんなこと言って、お前らピロウズとかに浮気してるんだろ?」と絡んでいました。何故ピロウズ(笑)。札幌出身だからってことなのでしょうか。

「みんな正月からこっち、いいことあった?」とフロアに聞く加藤さん。しかし反応がないのを見て「コレクターズに会えてよかったって言えよ! まだまだだな~」とダメ出ししてました。そこで「じゃあこの人でハッピーになりましょう」と「ハッピー&ラッキー」へ。この曲のとき、コータローさんもかっこいいけど、楽しそうにコーラス入れる加藤さんもいいなあ。

メンバーがとても楽しそうなこの日のライブでしたが、コータローさんが特にご機嫌に見えました。何度もステージの前のほうに出てきて、客席の近くでソロを弾いていてとてもかっこよかったです。

「素晴らしい、最高の夜だね! でも悪い、ラストナンバーだ…」と「未来のカタチ」へ。途中の合唱とコーラスが、小さなハコなのにすごく大きくてじんとしました。曲を終えてメンバーは退場したのですが、アンコールで再び登場、加藤さんは原色を幾何学な感じに組み合わせたカラフルなシャツを着ています。カラーテスターみたいな。「もっとロマンチックな夜にしよう!」と「TOO MUCH ROMANTIC!」へ。そのあとだったかな、「パンクオブハーツ」をやったのですが、この曲はいつも出来がよくて楽しいのですが、この日はまた格別でした。スッゴイ盛り上がって素晴らしかった! 

「アニメのトリビュートが出ます」とお知らせ。「2月に出ると言ってたのですが、遅れに遅れて4月に発売になります。そこでローリーとキャンディキャンディをやってしまった…」と反省するように顔を伏せる加藤さん。「普通、キャンディキャンディの『笑ってー笑ってー』ってマイナーだよね?」とコータローさんに聞きますが「いや知らない」とあっさり言われてしまいました。そこで「俺のギター持ってきて」とスタッフの方に指示、ロケットマンで使ったアコギを弾きながら「笑ってー笑ってー笑ってキャンディースカトロなんてサヨナラ~」と歌う加藤さんが見れたのは貴重でした。その部分は主旋律に対して、ハモる感じで半音下げてたみたいです。ギターを外しながら「…で、コレクターズはカッコイイ、多分リーダーくらいしか知らない曲を」と言って、「マッハ!」と客席に続きをうながします。「GO!」「GO!」とレスポンスしている途中「誰だ今ヒロミって言ったの!」と突っ込んでいました(笑)。もちろんそこでやったのは「マッハGO!GO!GO!」。この曲イントロのQちゃんのドラムが神だな。リーダーもとても楽しそうで、大好きな曲です。

「小里くんがね、すごい風邪ひいてるんだよ」と加藤さんが言うと、ええー! と心配そうに驚く客席。それに対し「そんなにすごくないよ」とあっさり返す小里さん面白い。加藤さんなんでも大げさに言っちゃうからね。

リグレイが始まると予想される流れのとき、加藤さんがそでに向かって傘を開くジェスチャーをしますが、スタッフの方が首を横に振っていました。「今日は傘を忘れたから…」と言いながら、何か避けるものを探している様子のリーダー、ステージにあるライトに色付けをするセロファンを引きずり出そうとします。すると「ダメ? …今スタッフに怒られた」とそれを戻しました。そしたらQちゃんが、ドラムセットのシンバルのネジをくるくる回し始めます。それで避ける気!? と驚いたのですが「持つべきものはメンバーだね」と、加藤さんは嬉しそう。しかし手に持った途端「重い…」と困っていました。当たり前だ。それで身を守りながらのリグレイ、ちょっとイレギュラーで面白かったです。

最後はもちろんコレクターで締められました。刑事のギターソロのあたり、曲に合わせてジタバタ足踏みしていた加藤さんがすごく楽しそうで、見ているほうも嬉しくなりましたよ。いっぱい客席にもタッチして、4人が肩を組んでお辞儀をしたのをたくさんの拍手と歓声で見送って、ライブは終了しました。

20周年一発目のライブが、7年ぶりの札幌ワンマンというのも象徴的と言うか感動的ですね。しかもお客さんもたくさん入ってて、すごく盛り上がったいいライブでした。ライジングで初めて北海道のコレライブを見た私は、あの感動が忘れられず思い切って遠出してしまったのですが、本当に行ってよかった、素晴らしいライブでした! 大成功に終わったことで、さいさきもいい! ツアーファイナル(…なのか? 仙台はどうなったんだろう)である27日の渋谷クアトロも、きっといいライブになるでしょう。とても楽しみです!

とりあえず

2006-01-16 | コレクターズ
飛行機無事に着きました。何故鉄のかたまりが空を飛ぶのか未だに分かりませんがちゃんと着陸して一安心。意外に今日くらいになると札幌の寒さにも慣れたような気になるのが不思議。楽しい旅でした!


札幌満喫中

2006-01-15 | コレクターズ
狼スープでラーメン、Sでスープカレー、だるまでジンギスカンと北海道名物のおいしいもの食べまくってます。居酒屋やお寿司もおいしかった!狼スープに浅田信一のサイン見付けてちょっと盛り上がりましたよ。去年の夏来たときにはカウンター席だったから気付かなかった。明日はいくらと雪印パーラーのロイヤルスペシャルバニラアイスクリーム食べて帰る予定。順調に肥えてきてます…。

MOD犬

2006-01-14 | コレクターズ
コレクターズのライブでもらったフライヤーだけど分かるかな。ターゲットマークTシャツにリッケンバッカー、ポークハイハットのこの彼の名はテレンス・アレックス、通称テリーだそうです。以前バスター君とコラボしたこともあるカスタネットちゃんの親友で、2月3日から始まるラジオのDJを務めるとのこと。これはコレクターズを意識したキャラクターっぽい!と喜んでいたら、解説文に「北海道を気にってる」の文字が!しかも提供にトライアドのロゴも見えますよ。コレクターズ、ライジングに続き北海道での足掛かりになりそうで楽しみです!

札幌ライブ!

2006-01-13 | コレクターズ
コレクターズの今年初ライブ札幌、すごい盛り上がりでした!楽しかった~!グローリーデイズ聴けましたよ感動。20周年の野音は10月22日に決定したそうです。今から有休申請しときましょう!

go! north

2006-01-12 | その他
12日の朝から、札幌のコレクターズライブ見に行くため機上の人になります! 気丈じゃないよ! もうラーメンもりもり食べてきてやる。ジンギスカンも魚卵も食べてやる! それはもう太ってくる! そんなわけでまた15日か16日まで携帯更新になります。よろしく。16日が微妙なのは、その日の深夜に家に着く予定なので、24時までに更新できるか分からないからです。多分17日から通常更新。

ピロウズの新譜「MY FOOT」をフラゲした人も多いであろうさなか、私は札幌で買うので16日深夜まで聴けないんですよチクショー。評判いいみたいなのでとても楽しみ。

それと、今回のライブで投げるガムのパッケージ作ろうと思ってたら、家にリグレイガムがありませんでしたよ。12月に投げまくったからなあ、補充するの忘れてた。年末上野あたりに行って買ってこようか友達と話していたのに、そんな話をしたことごと今の今まで忘れてました。脳細胞ヤバイ。明日札幌で仕入れられるかしら。ライジング以来久しぶりの北海道、最高気温がマイナス4度とかいう天気予報は見ないことにして楽しんできたいと思います。そうそうライジングといえば、さっきやってたトリビアの特番で、ガチャピンのネタが再放送されてましたが、そのとき斉藤和義の「歩いて帰ろう」が流れていてヤバかった。不意打ちだったのでまた泣きそうでした。あーまた思い出すとぐっとくる。いい加減慣れるべきだな。

では行って来ます!