残念

ワールドカップ、サッカー日本代表残念ながら負けてしまいましたね。しかし0対0で延長でも決着つかず、ＰＫ戦で決まるという紙一重の試合は緊迫感あって面白かったです。大会前は一勝も出来ず敗退とも言われていたことを思うと大金星じゃないでしょうか。あとはこのワールドカップで盛り上がった勢いを消さず、新規ファンをあったかく受け入れてあげられればまたサッカーも人気が復活しそうです。私は野球のにわかファンですが、もともとのファンの人たちにおおらかに受け入れてもらえたことが幸運だったと思っているのでそんなちょっとおせっかいに過ぎる考えも持ってしまう。

まあともかくベスト16は立派な成績だと思います。代表の皆さん＆岡ちゃんお疲れさまでした！　あとはマラドーナの可愛さを堪能するモードに切り替えます。

感想文

東野圭吾「幻夜」読みました。「白夜行」と似てるなーと思って読んでいくうちに続編だと気付いたときの背筋の凍りつきは半端ない。そう考えると彼に救いがないのも、ある意味前作の桐原に対する特別な思い入れと捉えられてこれはこれで好きかも。悪女好きにはたまらないシリーズですね。

あと「ライ麦畑の迷路を抜けて」というコレクターズファン的に素通りできない本があったので読んでみたけどいろんな意味で面白かった。ライ麦畑を発表してから隠匿していて神秘のベールに包まれたカリスマ作家サリンジャーと同棲していたという女性の回想記。作者も作家であり、18歳のときに写真付きで新聞に載った自叙伝にサリンジャーがファンレターを送ったのがきっかけで二人の交流が始まるという内容が本の主題となってます。最初この説明を読んだ限りでは、無名に近い作家が大物と接触したのをいいことに暴露本的なかたちで公表された下品なものかと思ったのですが、そんなひどい内容ではなかった。むしろ作者のジョイス・メイナードは自身の愚かさや恥を包み隠さず書いているのに対し、サリンジャーには敬意を払って貶めないよう描写してました。サリンジャーとの出会いが作家ジョイスの人生に大きく影響したことを思うと、サリンジャーとの生活を大きく取り上げるのは回想記としてごく自然に思えるし、文通していた手紙も意味を伝えるにとどまって文章の引用はされていないのは誠実に感じます。しかしそれでも、自身の作品に解説やあとがきを絶対に許さなかったり、評論家や文壇を嫌って隠匿していた潔癖なサリンジャーからしたら、自分との生活を別の人間が書くということだけでもものすごい抵抗はあっただろうし、ジョイスはのちにサリンジャーからの手紙を生活費のためにと（これもすごい）競売にかけたりしています。このあたりに関しては、サリンジャーに同情する気持ちもあるのですがところが作品の終盤でサリンジャーはジョイス以外にも複数の女性に同じようにコンタクトを取っていたことが判明。それ以外にも小さな子供が好きだったり、わたしの顔写真が載っていなかったらファンレターを書いたか、というジョイスからの問いかけにも答えられなかったりと、はっきりと書かれないまでも「このロリコンが！」と突っ込みたくなる行動が散見されます。ようするにものすごく高潔な精神の、周囲になじめない才能ある作家同士の特殊なつながりであったと同時に、年をとったのちに再会したときには肝っ玉母さんとロリコンじじいにしか見えないというなんとも切なく滑稽な姿となってしまっているのでした。人生と時間の残酷さを再確認します。ところでホールデンが「背が高く社交ダンスが得意」という描写があったのですが、同じことがサリンジャーにも言えたようなのでやっぱりホールデンは作者本人なのだろうな。聡明な妹フィービーを尊敬していたというのも何か少女趣味と関係があったのでしょうか。穿ちすぎか。

ピロウズと怒髪天との対バンイベント、チケットのエントリしておきました。取れるかなー。

雑記

さわおと優香の交際報道にはちょっと夢があってわくわくしてしまいましたがこれまさかさわおソロやプレデターズのリリースに向けた宣伝じゃないよね。よくワイドショーとかで新ドラマや映画の始まる直前に待ち構えたように芸能人のスキャンダルが流れるアレでないことを祈ります。女優と浮名を流すなんてロックミュージシャンっぽくてカッコイイと思ってたのに、もし宣伝だったらげいのうじんさまみたいでみっともないことこの上ない。いくらエイベックスでもそんなことしないよねピロウズで。それにしてもこの件は違うと思いたいけど、宣伝目的で交際情報流すのってあれいくらなんでも失礼すぎるだろう。テレビ恐ろしか。

暑くてひからびてます。我慢の限界に達しついに今年初めてエアコンを出動させてしまった。カキ氷かき器買おうかなあ。焼酎かけるとおいしいんだよね。いますごい安いから（780円くらい）欲しいなーでも置き場所に困るかなー。

あんまりサッカー日本代表が弱い弱いとバカにされてるから気の毒になってなんか応援しようかという気持ちになってきています。でもルールが全然分からない。勝ち点3って何。全敗濃厚とか言われてるけどいっこでも勝てるといいねえ。

LOSTMAN GO TO BUDOKAN

交流戦のヤクルト主催のハム戦を見たくてフジテレビONEをオプション契約していたので、今日ピロウズ武道館ライブ番組を見ることが出来ました。でもDVD「LOSTMAN GO TO BUDOKAN」とそのおまけのドキュメントDVDを編集して一時間半番組にしたものだったので（たぶん）もうすでにDVD持ってる人にはあまり意味なかったかも。まあでも武道館の映像は何度見てもいいもんです。今日はなんか深夜にも怒髪天やニートビーツの出る番組があるみたいなのでそれも楽しみですね。でもいくら３チャンネルまとめてとはいえ一ヶ月で1575円は高いぜフジテレビ。ゲームセンターCXまだやってるかな？

ピロウズと怒髪天の対バンライブツアー、コレクターズとピロウズの両FCから優先予約のお知らせが。しかし先にピロウズでチケット申し込んで、当落を確認してからではコレクターズの優先には間に合わないギリギリ仕様。どちらかに絞れって事ですか。当選率からしたらコレクターズFCのほうかなあ…。こういうとき両方のFC入ってても別にメリットが二倍になるわけじゃないのでちょっと寂しい。コレFCで取れなかったら一般でも無理だろうし。がんばれ私の当選運。

読書週間

ピロウズ主催でコレクターズと怒髪天のゲスト出演するイベントライブが名古屋で行われるそうですね。なんという私のためのライブ。チケット取るの大変そうですが挑戦してみます。行けるといいな。

最近ブログ全然書いてないその時間を使って本を読みまくっています。図書館にある宮部みゆきと東野圭吾と浅田次郎を中心にいろいろ。やなせたかしのエッセイというか「アンパンマンの遺言」と銘打たれた手記は面白かった。もう91歳なんだなあ。長生きしていただきたいものです。CDも興味はあるけど聴いたことのないバンドをいろいろ聴いていますがいまひとつぐっと来るのには出会えてないかな。グリーンデイはわりと好き。ビートルズを借りたときと同じ動機で、自分で買い集めることはしなさそうなメジャーどころを見聞きしているので基本的に大外れはないのはいいことでしょうか。「有名な作品だけど読んだことない」をクリアしていきたいのでそろそろ世界名作集とかこども日本文学あたりに移行してく予定。なんか面白い「世界の名作」みたいなものがあったら教えていただきたいです。

池袋24時は、週末電車で長時間移動の予定があるのでそのときのために2週ぶん聴かずに溜めてあります。ソウくんスタイル。