ハッピー&ラッキー

コレクターズとピロウズとANATAKIKOU、その他音楽やいろいろ。

ドラフト

2008-10-30 | 野球
今日はドラフト会議がありましたねー。日ハムは去年盛り上がりすぎたので(大阪桐蔭の中田とか逆輸入ルーキー多田野とか)、それに比べると地味な指名という印象でした。でもいい選手が多いようだし大卒社会人が多くをしめているぶん即戦力として期待ですね。高卒が多い球団はやっぱ育成に力入れてるのかなー。なんと言うか現戦力に余裕があってうらやましいな。即戦力をたくさん採ってるハムは、面接や書類選考する余裕がなくて「急募! バイト募集!」「明日からでも出来る人募集してます!」みたいな状態に見える。とにかくみんな入団拒否せず入ってきてくれるといいなー。楽しみです。

あと母校の選手が(ハムじゃないけど)指名されたのも嬉しい。私が高校卒業してもうずいぶん経つので、彼らとまったく接点はないのですが、自分の通った校舎やグラウンドで育った子たちがプロに行くと思うとなんだか応援したくなります。中日ファンのかたに可愛がってもらえるいいですね。

DVD

2008-10-28 | コレクターズ
リーダーの公式ダイアリーでの連載レポの続きが気になる。幹事さんがんばれ。

東京虫BUGSレコ発ツアーとクアトロマンスリー東京ライブがDVDになるんですね。FCからのメールでお知らせがありましたがまだ公式サイトには何も書いていないので正式発表じゃないのかな。フライングして話題にしていますが緘口令もしかれていないので別にいいや。FCが申し込み先となっている通販+物販のみの発売のようですが、通販はFC会員以外も申し込めるかどうかとかちゃんと説明あったほうが親切ですね。以前も公式掲示板でその手の質問あった気がする。近いうちに公式にも載るとは思いますが。

通販ではMCをまとめた音源CDがつくという異例の特典。渋谷は行けないのでこれはありがたいです。しかしこれはバンドのDVD特典としてはほんと異質だよなあ。トークだけをCDにしたものに価値が生まれるってすごい。こういう形なら、私みたいにMC大好きな人間も音楽以外に興味のないタイプのファンも好きなほうを選べるので「通販特典」という位置づけもいいと思います。

しかし11月出費が多いぜ。ミッシングトラックスとOH MY MOD! もあるし。リリース多いこと自体はすごい嬉しいので素食で乗り切ろうと思います。

ドアラ焼き

2008-10-27 | その他
連日ドアラですみません。北海道旅行から帰ってきた姉が「おみやげ」と言ってこれをくれました。



北海道に行ってドアラって何だそれと言ったところ、中部国際空港で売っていたおみやげだそうです。商売上手…。地元の私にもおみやげになるんだからたいしたもんだ(北海道のおみやげは別にくれました)。9月にセントレア行ったときには売ってなかったと思うので新商品かも。

中身は普通の人形焼に、ドアラの背番号や似顔絵、つぶやきがプリントされたものでした。

キューブドアラ

2008-10-26 | 野球
日本シリーズに進出するセリーグのチームが決定した翌日に、ユニー・アピタ(中部地区のスーパー)でキューブドアラのクリアファイルが配られるとのことでもらいに行ってきました。ユニーのオリジナルデザインなんですねキューブドアラ。初めて知ったよ。テレビで大々的に宣伝してたわけではない(新聞とチラシとネットくらい)し雨も降っていたので、開店10分くらい前に行けば間にあうだろーとのんびり行ったらすでに行列が出来ていてドアラ先生の人気をあらためて思い知らされました。ただ単にドラゴンズ応援感謝セールを目当てに来た買い物客が多かったのかもしれませんが。それでも無事もらえてほくほくです。





裏。よく見るとシャオパオも!

姉も欲しがっていたのですがいま北海道に行っているので並べなかったので(あと二試合中日が勝てば並べたのに! とくやしがるのはなんか間違ってる)、ちょうど今朝家に遊びに来ていた叔母を連れて姉のぶんももらってきてあげました。イラストドアラは総じてキモイですが、キューブだとちょっと可愛い感じになってます。

B☆Bとドアラのマスコット対決が見られないならせめてライナちゃんと絡むドアラが見たかったけどしょうがないかー。交流戦に期待。

まんがのこと

2008-10-25 | その他
正確な年数は分からないのですがおそらく6年以上、人に貸しっぱなしになっていたまんがを先日ようやく返却してもらえたので一安心しております。戻ってきたのは岡田あーみんと遠藤淑子のコミックス一式。別にプレミアもついていない、はたから見たらたいした価値はないと思われるものでしょうが、私にとっては世界ランク一位と三位の漫画家なので手元にないのはとても寂しかったです(世界ランク二位はますむらひろし)。特に遠藤淑子さんのコミックスは大半が絶版だったし。

久しぶりに読み返してみたらやっぱりおもしろくて、特に岡田あーみんはもうこんなまんがを描く人は二度と世の中に現れないだろうという思いとともに爆笑しながらしんみりしてしまいましたよ。遠藤さんはまだ現役で描いていらっしゃいますが、線が粗くなったのとギャグのキレは昔のほうが好きだったのでそこもちょっと寂しい(作品は相変わらず心地よい読後感なのですが)。

岡田あーみんはコミックスに入っていない未収録作品が数点あって、それが復刊ドットコムで4000以上の票を集めるほど再版を望まれているのですが、ご本人がその気がないらしく未だにかなっておりません。この未収録集が発行されることになれば、私の心残りもそうとう減るのになあ。

とにかくパワフルで勢いがあって毒々しくて面白くてディフォルメしまくりなのに妙なところがリアルで、台詞回しと動きの両方がすごくて何度見ても笑わずにいられない史上最高峰のギャグまんがだと思います。数年ぶりに読み返したのにセリフや絵を全部明確に覚えていたし、それなのに何度も見たギャグでやっぱり笑っちゃうんだもんなあ、すごいとしか言いようがないですよ。そしてキャラがどいつもこいつも愛嬌があって人間らしくて大好き。みんな好きだけどパピー、危脳丸、ルイというメインどころの変な奴らや、ふくながさん、極丸、薫子あたりのSキャラもたまんないっすよ。

ほんとにたった12冊でまんが界を去ってしまわれたのが惜しくてたまらない。復刊ドットコムの働きに期待しまくりです(難しいだろうけど)。

骨は大事に

2008-10-24 | その他
セリーグのクライマックスシリーズも面白くて目が離せません。地元近く+日ハムと二年連続日本シリーズを戦った縁+ハムがなしえなかった三位から日シリが見たい+ドアラとライナの絡み希望ということで中日応援していますが、今日の引き分けで一気に分が悪くなっちゃったなあ。憲伸を出して負けるのは厳しい。とりあえず最後の意地を見たいものです。あとノリさんの死球は大丈夫だったのかな。

死球ではないのですがうちの姉が骨折しましたよ。しかも大事な試合でもなんでもなく酔っ払って壁にぶつけて、パキ! となって見たら指が横向いてたってお前。翌日病院で見てもらったらやっぱり骨折だったそうです。なんというバ…うっかりもの。同情引ける上におもしろいネタこさえてちょっとうらやましいですが(私なら松葉杖を調達してこれ見よがしに振り回す)、骨くっつくのに一ヶ月くらいかかるそうなのでやっぱり大変みたいです。みなさんもうっかり骨折には気をつけてください。

いろいろ

2008-10-22 | その他
日ハムがクライマックス敗退してしまった…。明日の最終戦まで踏ん張れば、エースダルビッシュ様が「僕が何とかしますから」と言ってくれていただけに、くやしい終戦だけれどしょうがない。もともと三位から上がって行ったのだから失うものはないし、今季の対戦で大きく負け越している苦手西武と苦手の西武ドームでしかも最終戦以外は稲葉さんを欠いて、ストレート負けでなかっただけでも健闘したと思います。二戦目のダルさんの鬼の投球は素晴らしかったしいいもの見たよ。久しぶりに早めのオフに入れたのだからゆっくり休んで、来季に向けてみなさん英気を養っていただきたいものです。おつかれさまでした。しかし明日来るであろう戦力外通告が怖くてどきどきですよ! 悲しい季節がやってきた。

しかし悲しいこともあれば嬉しいこともあるわけで、ピロウズのロストマンツアー、名古屋ボトムラインが当選しました! ピロウズライブは9月に行けなかったのでとても久しぶり。新譜のナンバー全然ライブで聴いていないので楽しみです。レア曲も期待!

昨日のライブレポ、思い出したのを少し追加。麻布のお祭りではスペアリブとチンタオビールをいただいたそうです。あとノーベル賞を取った人(おそらく南部さん)を初めて見たときにリーダーは、拉致被害者のジェンキンスさんに似ている! と思ったそうです。みんな思わなかった? 俺だけ? と同意を求めていました。

昨日の記事にやたらとアクセスが多い。「リア・ディゾンの結婚」あたりの単語が引っかかった気がします。目当てで来たかたどうもすみません。リア・ディゾンの何が素晴らしいかって「グラビア界の黒船」というキャッチコピーだと思う。口に出したい日本語。

10/19Giant step to from QUATTRO at 心斎橋クアトロ

2008-10-21 | コレクターズ
心斎橋クアトロのライブレポートです。心斎橋のパルコは御堂筋線地下鉄6番出口から左に行くとすぐですよ(未来の私へ)。例によって改行+文字を隠すので見たくない人は気をつけてください。今回は固有名詞がたくさん出てくるので覚え間違いもいっぱいあると思いますがご容赦を。





5時ぴったりに登場したメンバー。まず演奏の三人だけが出てきてインストを決めます。コータローさんが白の長袖Tに、グレンチェックのショールをマフラー風に巻いてました。Qちゃんは物販のボーダーT(ベージュ)、小里さんは花柄シャツ、イントロのラストに出てきたリーダーはサイクルブランド「CASTELLI」のジャージでみんな可愛い感じです。そしていきなり一曲目に「愛ある世界」。この難しいであろう曲をしょっぱなに持ってくるあたりなんとも自信にあふれたメニューですね。というか心斎橋クアトロこんなに音響よかったっけ? 天井の低いハコは音が悪いと思っていた私には衝撃でした。まあコレクターズが特別なだけかもしれませんが!

続いて「Brand New heaven」、「スタールースター」ときて「東京虫BUGS」。フロアの盛り上がりにリーダーも嬉しそうでにこにこです。「こんばんは、コレクターズです」とごあいさつすると、「この心斎橋クアトロでやるのも久しぶり。前はレディオキャロラインとかといっしょにやった、トライアドナイトってイベントでやったのが二年前くらいだからそれ以来になるね」と続けます。「もうこういうライブばっかりやってると、この場所でいつやったかとか覚えてなくて、コータローくんのブログで確認しちゃった」とのことです。大事な資料としても役立っていますね。「渋谷のクアトロは今年20周年なんだけど、心斎橋は…?」と客席に聞くのですがお客さんは反応がなく、「え?」と無反応なフロアに不審のご様子。「知らないよね」と納得してどんどん行きます。「渋谷クアトロは20周年でコレクターズよりちょっと年下なんだよね。コレクターズはもうすぐ22周年を迎えます」と言うと、客席から大拍手が。「もういいだろって思うかもしれないけど、もうちょっとだけやらせてください」と妙に気弱な発言(笑)。いやずっと続けてくださいよ。そして「コレクターズよりも先輩で、もうすぐ来日する僕の一番好きなバンドのカバーをやります」と始まったのはthe whoの「SO SAD ABOUT US」でした。これミッシングトラックスに入るんだよね? すごいかっこいいので楽しみです。

「たよれる男」「プラモデル」と来てふたたびMC。会話の出だしを忘れてしまいましたが(突然リーダーが言い出したかも)、コータローくんっていろんなこと覚えてるよね」と言い出します。「どうしてそんなに覚えてられるの?」と聞くと、「容量に空きがあるんだよ」とすごい答えが返ってきました。「(加藤くんは)数学の方程式とか覚えてるんでしょ? そういうのがないからまだ脳に空きがあるんだよ。まだ10ギガくらい空いてるよ」との言葉に「10ギガ…多いのか少ないのかわかんないな」とつぶやくリーダーでした。すると「もう物忘れが激しくなってるから、頭にクラゲ置くといいかも」と刑事に話しかけます。「え?」と困った顔のコータローさん。「頭にさ、クラゲ置くとボケてる場所が光るらしいじゃない。ノーベル賞の」と説明をするのですがしばらく分からない様子の刑事。ようやく「ああ! ノーベル賞のね」と合点がいった直後に「それもう古いよ」と一言で斬り捨ててしまいます。「もう古いの?」とショックを受ける加藤さんに「今はリア・ディゾンの結婚だよ」とまた極端な対象を持ってくる刑事。「リア・ディゾンの結婚により、ノーベル賞の話題は古くなったんだ?」と聞かれて、「そう」と断言するコータローさんでした。「でもすごいよねリア・ディゾン…」とリーダーが話し始めると、「バカだよね!」とまたものすごい斬り捨てっぷり。「自分の芸能界での立ち位置を分かってないよ!」との刑事発言にリーダーもリズム隊も大爆笑です。「俺ね、ちょっと好きだったのリア・ディゾン。でも今のコータローくんの一言で目が覚めたよ」と加藤さんまた流されています。刑事は「俺は事務所が気の毒でたまんないよ」と、ファン視点のリーダーとは違う周囲の大人目線でこの話題を見ているのが印象的でした。話題のネタが続いたことに「そういうホットなネタはどこで仕入れてくるの?」とリーダーが聞いたところ、刑事の「さっき『アッコにおまかせ』見てたんだよね」との意外な返事にフロアもステージも爆笑。「俺の話題の出どころは大体『アッコにおまかせ』か週刊女性だから」と畳みかけられてもうたまりません。「意外に浅いところから来てるんだ」とリーダーも大喜びでした。「でも、コータローくんの追ってる事件がひとつ解決したね」と言うと、刑事は何か分からず首をひねります。「三浦社長の」と言われ、ああ、と納得した様子。「ロス疑惑、三億円事件、帝銀事件」と刑事の追っている事件を羅列する加藤さんに、「三億円事件はミュージシャンの中でもけっこう話題になってるからね」と返す刑事。意外なブームに驚きます。「この間BSフジイって番組に出たんだけど、見た人いる? そのレコーディングのさなか、松たか子の旦那で有名な佐橋佳幸さんが大爆笑してるシーンが映ってるんだけど、あれコータローくんが三億円事件のことを喋ってるときなんだよね」とリーダーが教えてくれたのにも笑いました。「俺のおすすめの、松本清張が書いた三億円事件の本があるんだけど、みんなそのタイトルメモしてたからね」と刑事もご満悦。「Kyonはもう読んだって言ってたよ」とQちゃんからも報告がありました。さらにBSフジイから、「BSフジイは…あれ…フミヤ君って、なんて呼べばいいのか困るよね」と加藤さん。「フミヤ君って俺よりちょっと年下なんだよ。で、コータローくんより上なんだよね。他(リズム隊)はみんなフミヤさんって呼んでたけど、さん、ってキャラでもないじゃない」と言うと、「俺はフミヤ君って呼んだよ」とコータローさん。「フミヤさんって気持ち悪いじゃない。だからフミヤ君って呼んでもいいですか、って聞いて、フミヤ君って呼んでた」と報告します。「聞いたの?」と驚くリーダーに「だってフミヤさんって気持ち悪いじゃない」と、気持ち悪意を連呼する刑事が面白い。リーダーから「フミヤ君って呼んでいいですかって聞いて、いいって言われたの?」と聞かれ、「ああ、って」と軽く返事を再現する刑事でした。「さんって気持ち悪いじゃない」と何度も言う刑事に「でも俺には加藤…」とリーダーが言いかけると「加藤くん、でしょ?」と念を押す刑事。「ああそうか。さんってキャラは…」と見回し、二人で「小里さん!」と納得しています。「それでお前はコータロー、で呼び捨てで、Qちゃん。くん、さん、呼び捨て、ちゃん、で全部そろってるな!」と妙な部分に嬉しそうなリーダーでした。

喋りすぎたとでも思ったのかそろそろ曲に、とうながすコータローさん。「俺この間渋谷クアトロで、プロデューサーの(吉田)仁さんに、『フォークじゃないんだから~』って言われちゃったもん」と言ってまたしても受けまくり。もちろん仁さんのセリフはモノマネっぽく(笑)。笑いながらも「じゃあ、すてきなラブソングを」(だったかな?)と次の曲に移行するリーダーでした。

その次の曲というのがまさかの「LUNA」のイントロでびっくり。これライブで聴くの初めてだ。公式掲示板で「9年ぶりにやる曲がある」と盛り上がっていたのはこれのことだったのでしょうか。CDでの美しいSEはなかったものの、リーダーの声がきれいで若々しくて素晴らしい出来でした。そしてさらにもっとまさかの「ネイビーブルー」。リーダーの魂こもったボーカルに震えました。CDでの印象よりもずっと迫力あってすごかったです。どう聴いてもホモの歌なのに。ちなみにネイビーとマリーンの違いは、海軍(ネイビー)と海兵隊(マリーン)で、通常マリーンはネイビーの支配下組織で揚陸部隊になりますが、アメリカでは上下のない別組織です。どうでもいい知識。

そのあと刑事がギターでイントロを弾き始め、それに添ってリーダーが歌い始めるという今までとアレンジの変わった「マイアミ・ビーチ」。名古屋で「いつも間違える」とおっしゃっていたことを思うと、歌いやすいように変えてみたのでしょうか。刑事がステップ踏みながらギターを弾いてリズムを合わせたり、リーダーがギターを見ながら指を振っているのは、確認しながらのようにも見えて可愛かったです。この日はほとんど間違えずに歌いきっていました。

曲が終わってギターをかけながら、「でもやっぱりコータローくんにはいっぱい喋ってもらいたいと思うんだよ」と話し出すリーダー。「今歌いながらずっとそのこと考えてた」とすごい発言です(笑)。「だってさ、すごい記憶力いいし…この人87年の8月に何があったとか覚えてるんだよ?」と後半はファンに自慢。「87年の8月ってちょうどデビューアルバムのレコーディングしてたころでさ、もう初めて自分のレコードが出るんだ、ってときだから、緊張するじゃない。この人家の風呂が壊れてるからって、レコーディング中に銭湯行っちゃってたからね」と、昔からやっぱりの大物ぶりです。「麻布のスタジオで、近くにあった麻布の湯だっけ。そこでおじいさんが入ってたんだっけ?」と話の先をうながすと、「まず真っ黒なお湯でさ。そこにおじいさんが…」と話し始めるコータローさん。しかし「こんな喋っていいのかな」と自問しだすと、「いいよ、今日は仁さんいないから」と肯定するリーダーです。「最初はおじいさんが座って入ってるもんだと思ったんだよね?」と加藤さんが続けるとそれに刑事の話再開。「お風呂に入ろうとしたら、どこまで行っても足が届かないんだよ。おじいさん立って入ってたの」との衝撃的な銭湯の話です。「俺でもこの辺までお湯が来たからね」と胸に水平に手を当てる刑事。それ小柄な女性とかではおぼれるのでは。「肩まで暖まろうと思ったら中腰にならないと」と言ってひざを折る仕草をすると、Qちゃんも笑って一緒になって中腰になったのが可愛い。さらにリーダーが「お祭り行ったの覚えてる?」と別の話題を振ります。「ちょうどそのレコーディングのときにお祭りがあったんだよね、麻布十番商店街で、そこで出てたマーキークラブバンドってバンドが、はっぴ着て『アウトサイダ~』って歌ってたんだよね」と、リーダーもそうとう細かいこと覚えているネタを振ります。「麻布であの辺お金持ち多いのにさ、『アウトサイダー』って。しかもコータローくんに言わせるとそれがサビじゃなかったんだよね。アウトサイダーの部分はBメロで、サビは『keep'on moving keep'on moving』だったんだって」と、ものすごくどうでもいい情報を伝えられて爆笑しきり。しかしリーダーのその疑問を「アウトサイダーに向けて歌ってるんだよ」と結論付けるコータローさん。「そうか! 麻布にいる数少ないアウトサイダーに、keep'on movingと! ムーブし続けろと訴えてるわけか~」とと納得するリーダーでした。

さらに22年前の話題は尽きません。「そのときレコーディングに参加してくれていた人に、ピチカートファイヴの高浪さんって人と、アレンジャーの長谷川さんっていう著名なかたがいたんだよ。長谷川さんはヒアトゥデイの最初のインストを作ってくれた人で、申し訳ないけど背が低いのね。それでみんなでお祭りに行ったんだけど、もう帰らなきゃいけないってときになって長谷川さんとはぐれちゃったの。もう花火大会みたいなすごい人ごみの中だからどうしようと思って、『長谷川ちゃーん! 長谷川ちゃーん!』って呼んだら、(すぐ下の方から)『ここにおるで~』って!」とリーダーの話にまたも爆笑。「長谷川ちゃん87年話はこれで、まだ97年版もあるんだよね」と合いの手を入れる刑事。「ヒアトゥデイのオープニング(オーケストラ)の指揮をするっていう前日にさ、(台座が低くて)これじゃ長谷川ちゃん見えないって言われちゃうんじゃないの? って言ってたら、翌日ほんとうに見えないって言われたらしいね」とリーダーに言うと、「俺その日行ってた」とリーダーの証言が始まりました。「もう頭の悪い小学六年生みたいな言い方でさ、(オケから)『見えませーん』って言われちゃって。『長谷川ちゃんこれの上に乗りなよ』って俺ビールケース運んだもん。長谷川ちゃんこんな高いところから指揮してたよ」と再現するのとか面白すぎて爆笑でした。

さんざん長谷川ちゃん話で盛り上がったところでリーダーが「じゃあその記憶力抜群のコータローくんに」と振りますが、「ちょっと待ってよ、もう少しお客さん暖まってからじゃないと」と嫌がる刑事。「これ以上どうやってあっためればいいのかわかんないんだけど」と返すリーダーですが、なんかこのやり取りお約束のような気がしてきたぞ。刑事の焦らしプレイ。リーダーがコール&レスポンスで盛り上げると、客席もわざとらしいまでの歓声や口笛で盛り上がってノリノリ。刑事が苦笑いしながら「青春ノークレーム・ノーリターン」が始まりました。

いつもは刑事ボーカル曲の直後にリーダーはそのままお色直しに向かうのですが、今回はすぐ「センチメンタル・スウィート・ハートエイク」が始まりました。しかしその途中で間奏のギターソロのところからリーダー退出、そのままいつものインストコーナーに入るという今までにない演出。これはちょっと面白くていいですね。

その後「モールズオンザヒルズ」に乗って再登場したリーダーは、ワイン色のフレッドペリーのジャケットで秋らしく。続いて始まった「百億のキッスと千億の誓い」によく似合う美しいたたずまいです。この曲Qちゃんが泣いたと言ってた歌詞ですよね。演奏中もQちゃんが口ずさんでいたのが印象深いです。

そして終盤は「Nick! Nick! Nick!」「メイビートゥモロウ」「ツイスター」とものすごい盛り上がりに。このあたりはリーダーもすごく楽しそうでフロアも盛り上がっていて、すごくいい雰囲気でした。ツイスターでいったんメンバーがはけるとすぐさまアンコール。ふたたび登場したリーダーはブルーのフレッドペリージャージでこれも可愛い。なんかこの日のリーダーはどれもいい感じでした。数年前の柄シャツ+原色パンツのひさし内ブームが去ったのだとしたら喜ばしいことです。

アンコール一曲目は「TOUGH」。やっぱりかっこいいし盛り上がるし大好きな曲です。その後ちょっと変則的にここでリグレイ。もりもりガムが飛びまくってリーダーに当たりまくっていたのですが、ブレイクのところで傘をたたみ投げ捨て、逆に「ロックなんだからもっと強く当ててこいよ!」とケンカ腰になる加藤さん面白すぎ。案の定ものすごい勢いでガムを当てられるのですが、その隙にリーダーの閉じた傘を拾って差し、自分だけ傘を肩で支えながらギターを弾くコータローさんにまた爆笑でした。なんて要領のいい。

「恋はLet's Go」に続き、ラストは「僕はコレクター」。ダーリダリリ~の部分を客席に歌わせようとしたとき「長淵に負けるな! B'zに負けるな!」と煽っていたのにも笑った。うまく一体となったときには「ビューチフル!」と喜んでいたリーダーも可愛かったです。「ありがとう、楽しい夜だった!」とにこにこで手を振り、追い出しの「たよれる男」のリフにあわせて踊るメンバーを後ろに従えたまま客席にタッチ、最後はみんなで肩を組んでごあいさつを終え、ライブは終了しました。

なんだかMCが異様に盛り上がったのでそれメインのレポになってしまいましたがもちろん演奏も素晴らしかったです。その圧倒的に迫力のあるすごいステージとMCの落差がまた面白くて大好きなのですが。話の端々からも渋谷のMCもそうとう長くて面白かったようなのでうらやましい。コレクターズのライブはとにかく楽しくていつ行っても大満足の楽しさを与えてくれるのがほんとに素晴らしいな。次回は12月の心斎橋に行く予定です。楽しみ。


セットリスト

愛ある世界
Brand New heaven
スタールースター
東京虫BUGS
SO SAD ABOUT US
たよれる男
プラモデル
LUNA
ネイビー・ブルー
マイアミビーチ
青春ノークレームノーリターン
センチメンタルスゥイートハートエイク
インスト
モールズオンザヒルズ
百億のキッスと千億の誓い
Nick! Nick! Nick!
メイビートゥモロウ
ツイスター

アンコール
TOUGH
CHEWING GUM
恋はLet's Go
僕はコレクター

コレクターズ大頭鑑

2008-10-20 | コレクターズ
部屋のライトがいきなり消えてもう空襲におびえる戦時下の様相を呈しています。超暗闇でパソコンは、モニタの明かりがあるので大丈夫かと思いきやけっこう使いづらいですね。ほんとにそっと控えめに電球が切れやがった。ちょっと珍しい型の電球なのでコンビニで調達というわけにもいかず困ります。しょうがない今日は早く寝よう。

そんなわけで今日、地元の本屋にてコレクターズ大頭鑑買ってきました! まだ全部は読んでいないのですが、岡村詩野さんのコレクターズに対する愛情がこれでもかというほど感じられていい内容ですね。さわおに対するインタビューでは途中から、コレクターズファン同士のリーダーの褒めあいになっていてものすごく可愛かった。あとラストにあったいろんなミュージシャンからのコレクターズへのコメントが、それぞれ愛にあふれていてよかったです。ヒロトとマーシーのコメントが好き。フラカンの鈴木圭介さんの言葉には一言一句同意。さすがにみんな短い言葉にいろんな思いが込められていて、素晴らしいコーナーでしたね。これだけでもお金払う価値のあるものでした。

詩野さんの何が好きかって、長年コレクターズと仕事をしているライターさんなのに、根底にコレクターズの音楽を好きでたまらないファン丸出しになっているところです。だからさわおとの「いちコレファン同士の対談」みたいな文章がファンとしてものすごく共感できるし面白い。ラストの執筆者プロフィールの「コレクターズっぽいよと薦められたバンドを好きになったためしがありません」と、文中の「短大に行っていたけど友達がいなかった筆者はコレクターズの音楽だけが友達だった」の言葉でますます勝手に親近感を覚えて好きになりました。

もっと資料集的なものかと思っていたので、意外に熱い内容にびっくりでした。でも面白かった、いい内容の本でした。

帰宅途中

2008-10-19 | その他
心斎橋クアトロのライブ行ってきました!すごい盛り上がってMCも大爆笑で最高に楽しいライブでしたよ。しかも5時開演なので現在(20時過ぎ)すでに帰路についているという親切設定。さっきセットリストのメモが完成したのでまた近いうちにライブレポをアップします。ああ圏外に!